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12月29日(土)

今週の餓狼伝感想

 アッパーズ今号グラビアの小池栄子、確実に胸の体積が減ってきているようです。スケジュールが過密になってきてるのでしょうか。休ませてあげて下さい。このフタコブラクダにもっと水を与えて下さい。

 んで、餓狼本編なんですが、鞍馬乱入。梶原をリング内に放り投げ、踏み歩いての乱入です。梶原、目がイってます。死体同然です。鞍馬が船村に「ボケッとすンなァッッ」とビンタを張って今号は終了。ようやくスタートです。最後のアオリ文、

無礼!傲慢!前代未聞!でも巽的にはオールOK!!

ってのがホットリミットを彷佛させます。

 船村に言った鞍馬のセリフ「アンタが勝ちを譲るように言われた相手は そこへ転がってる梶原だ」「真剣でいいぜ」から、この試合は八百長が仕組まれていた様子です。社長(巽)の作ってたシナリオを、鞍馬が上回ったというコトで、鞍馬は演出面でも天才なのが描かれました。

 それにしても以前「台本通りにゃできないぜ」と文七にプロレスのあり様をつっ突かれて挑発され、ムっとしていたあの巽が台本作ってたってコトでしょうか。


12月27日(木)

今週のバキ感想

 花山、バキに喧嘩を売っています。その喧嘩の売り方が、その場に同伴している梢江を言葉で汚すというやり方。バキの泣きどころというか弱味というか、その辺分かってますね。色ボケしてるバキの性根を叩き直すつもりか、今回の死刑囚との闘いに迷い(闘いの果てに絆も何も生まれない)を感じてるバキにふっきりの機会を与えようとしてるのか。

 何か、幽遊白書で刃霧要との闘いを終えた幽介の前に現れてバチバキ闘い始めた飛影みたいな意図でやってそうです。例えが古いですね。

 花山、言葉の額面通りバキにオンナを紹介しようとしていたら愉快ですが。

 後半は昂昇VSドイルの場面へ。ドイルが立ち上がる度に喉を狙い、何度も倒す昂昇。もう起き上がる体力はないと判断し、傍らにしゃがみこんでドイルを覗き込む昂昇。この時点でヤバい空気がページから漂ってきます。そこでドイルが息を荒げながら、左手をゆっくりと掲げます。薬指がカチリと鳴って何かが昂昇の顔面にヒット。昂昇、顎が外れています。

 何を叩き込んだのかが気になります。空気の固まりじゃないかと思うんですが。烈の見えない目つぶし同様、溜めた空気を一気に放つ感じの技。中国4000年の賜物も手術で楽々会得。もしくは柳の空道のボツネタ。こんなコト書いてて、次号1コマ目でドイルの左手首がビョンビョンとスプリングでびっくり箱みたいに繋がってたら愉快ですが。

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「バキ」5巻

 第40話「人間の英知」、ですか。体力測定で満点を取ったバキがテスト中ボケーっとしてて教師に注意を受けてるトコロ。

 オートバイよりも人は早く走れない。パワーボートよりも早く泳げない。ハンググライダーのように跳べない。世の中を動かしてるのは筋肉ではなく頭脳だと語ってる部分。ここで教師がカール・ルイスの跳躍力でも2階のこの教室までジャンプは出きないと、トドメのセリフを言ったトコでドイルが地上からジャンプして教室に飛び込んできます。

 このシーンは人間の身体能力そのものの限界を語る教師の言葉を、ドイルの力を見せるコトで一気にひっくり返してる印象ですが、最近の改造人間ぶりを見てると、ドイルは教師の言葉側の存在みたいですね。ここにきてまたひっくり返りました。


12月20日(木)

バキ特別編集・範馬勇次郎特集号 

 今までの「グラップラ−刃牙」から、この漫画世界において最強の地位に座する男こと範馬勇次郎に関するエピソードを抜粋した一冊。立ち読みしました。勇次郎の(ある程度ページのある)白兵戦が描かれたのは「VS刃牙」と「VS独歩」ぐらいでしょうか。ベトナム戦争版と独歩戦がこうして同じ雑誌に収録されてると、画風の変化が丸わかりです。最近のトーン使用度がはっきりと見て取れて、アシスタント大変だろうなというのがとても伝わります。

 巻末の作者の言葉に「強さについて、一応の答えが出た。強さとは、ワガママを押し通すコト」という内容のものがあります。これは「バキ」10巻の烈の言葉に反映されてます。烈がそもそも強さに対してこの考えを持っていたのか、勇次郎を知ってそう思うようになったのかは分かりませんが。

 「勇次郎は自分の考え通りにならなかったコトなどないだろう」ともあるんですが、子供の頃からずっとそうだったのでしょうか。子供だったら「世界征服」とか考えそうですが。今の状態もある意味世界征服だけど、ほら子供ならもっと分かりやすい世界征服の図で。

 あと、身近な人間(家族)に一度も殺意を抱いたコトがないのでしょうか。「餓狼伝」でのクライベイビーサクラのキャラに関して言及された、「幼少時代にのみ抱く本気の殺意」を。ていうか勇次郎の親不明。名前から言って次男っぽいんですが、実はすでに兄を殺してるとか。5才ぐらいの頃に。勇次郎に関するもっと明確な過去のエピソードが描かれる日を待ちます。

 他に編集側で勇次郎語録などのページを構成してるんですが、そのラストに「みんな、勇次郎イズムが理解できたはずだ! 今日から勇次郎に近付こうぜ!」なんてあります。こんな考えに近付いちゃダメだって。


12月19日(水)

今週の餓狼伝感想

 今号のアッパーズは買いました。出勤時、電車中吊り広告で見たアッパーズの乙葉が僕的ツボだったので。桃色水着がほとんど肌の色と等質ぐらいに映り、妄想ビジョン補正をかけるとノーブラ状態。いやホント朝っぱらから、満員電車の中で。

 んで、グラビアの方を見てみると、堪能しまくる予定だった桃色水着がロクにない。このグラビアの存在意義は近日発売の写真集の品評会もしくはその撮影写真の絞りカス分なのでしょうか。にしても乙葉は胸もイイですが、このぽっちゃりした洋梨体型がかなりキます。グラビア1ページ目のぽちゃんとしたお腹がツボ。後ろから逆ドリブルしたいです。あの今のってまたマニア発言でしょうかね。

 そして次号アッパーズは表紙&巻頭グラビアが小池栄子。今号で今年は終わりだと思っていたんですが、12月28日発売。

 餓狼伝の感想は、特になし。船村VS梶原の対決を前に、鞍馬が梶原を倒して乱入の予感、で終了です。梶原の「気は確かか......?」に対しての鞍馬のヘラヘラした返答、「イヤ...あんまり」がとても鞍馬的でした。そして巻末での夢枕獏(原作者)の言葉が衝撃的です。

「年末進行で忙しい時期だが、落ち鮎釣りには行きたいものである」

 

またかよ。


12月13日(木)

今週のバキ感想

 タイトルの「ゲハアア!!」が何が何やらです。鎬昂昇の攻撃を受けのけぞり放題のドイル。しかし、汗・吐血などがもう漫画的ピンチの記号として機能してないのが最近のバキ。こうなったのも全てドリアンのせいです。ドリアンが擬態集大成だったのでもうタヌキやっても意味がないです。いやひょっとしたら既にやめててホントにドイルピンチなのかも。

 後半はまたもやバキと梢江のデートシーンでページが消費されています。そしてその場に花山薫登場。口周りに布を捲いての登場です。スペック倒してるし、オリバと闘い方かぶってるし、もうこの死刑囚編で役目終了っぽかった花山がここにきて再登場です。


12月12日(水)

板垣恵介「バキ(少年チャンピオンコミックス)」11巻

 裏表紙の眼鏡バキは何? んで、一番の見どころはバキのバンダナの投げやりな修正でしょうか。もうぞんざいに修正液ペタッと塗って直し終了って感じ。

 この10巻ではオリバの紹介一応終了からシコルス敗北までを収録。序盤のオリバの紹介、ショットガンが通用しない肉体/胸を陥没させる程のパンチ力/常人離れした新陳代謝による回復速度/半端でない蔵書から伺える知識と教養など、普通の漫画なら軽い説明で済まされるトコロを(これで説得力が持たせられているかどうかはともかく)しっかり描いています。

 後半のシコルス敗北は早い早い。顔の描き方もコロコロ変わってるし。最凶死刑囚の一人として登場、その恐るべき身体能力の片鱗と思われていた「切り裂き一本拳」「クライミング」、この二つが結局シコルスの全てだったのでしょうか。最後までバケツを使ったりして肉体オンリーの強さが描き切れなかった感じ。しかもトドメを刺したのはオリバ。終始オリバの巻。次巻もか。

 連載時には、「超軍人ガイア編」同様、最後にシコルスが復活するとも思ったりしたのですが、改めてシコルスの心理描写を読むとそれもなさそうな感じ。(切レ......ナイ!!?)ゴク...ですから。これまで敗北を喫した死刑囚に、肉体/精神の変化が現れたのでシコルスもどうにかなりそうだったのですが、老化と幼児退行以外に変化のさせようがない気もするし。


12月6日

●今週の餓狼伝感想●

 今週発売だとは思ってませんでした。何か勘違いしてたみたいです。コンビニでアッパーズ見つけてびっくり。

 話の流れは、丹波文七VS堤城平戦、文七の勝利で終了。決め技は虎王。それによって虎王が如何なる技か衆目に晒されたので、これを隠し玉にしようとしていた長田と藤巻十三にやや動揺が走る(ていうか動揺していたのは藤巻だけっぽいですが)。そして次の試合を控えた梶原の前に鞍馬登場。「代わってくれませんか?」と気軽にへらへら問題発言。

 取り敢えず、虎王の使い手多過ぎ。竹宮流奥義・秘中の秘なのにどいつもこいつもマスターし過ぎ。

 鞍馬もこっちの大会に乱入、なのでしょうか。残りの参加者、グレート巽以外パッとしないのでそのまま乱入してくれ。初戦で堤という大物を倒した文七にもっと試練を。

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●今週のバキ感想●

 ドイルが刃物を隠してるのは肘以外にも踵やら手の甲やら色々あるコトが判明。思いっきり相手をぶっ飛ばすストレートパンチにも仕掛けがあるみたいです。

 脱獄時に看守に向かって、

「拳銃を抜きたまえ 人と猛獣は銃というハンデがあって初めて対等と言われるが 君と俺の戦力の差はそれ以上だ」

などと言い放ったドイル。その時はドイルの身体能力の凄さを感じたのですが、何だかてめえも相当武器に依存しまくりです。看守をぶっ飛ばした右ストレートも、錬磨された肉体の力のみではないらしいと分かった今、あの時の偉そうな物の言い様は一体なんだったのかとさえ思えてきます。

 そんなワケで、強さに対して「かなり人為的な肉体改造もアリ」というのがドイルのキャラクター付けっぽくなってきています。そして、後半でようやく鎬昂昇登場。ドイルの蘊蓄のお陰で今週はやられずに済んだ様子。


11月29日(木)

●今週のバキ感想●

 今週は何とあのウザい谷村新司が1コマも出てきません。快挙です。そして冒頭からいきなり現れたのはこの男。

鎬昂昇。

かませ犬登場です。場所は神心会館道場。持ち前の貫手でバスケットボールを破裂させてます。そして、鎬昂昇を神心会に招いた男、愚地克巳登場。徳川邸では加藤を師と仰いで外人を火だるまにし、遊園地では重傷を負った末堂の脇で義父独歩と軽いコントを交わし、バキがロシア人を高層ビルの窓から叩き落とすのをポカンと見ていた男です。空手界の最終兵器と謳われたコトもあった愚地克巳です。

 烈の次は鎬昂昇をコーチに。新生神心会空手、パクるのは中国拳法だけではない様子です。地下闘技場大会決勝での範馬兄弟のパクリ合戦によっぽど感動したのでしょうか。烈を招いた時もそうでしたが、今回の昂昇に対してももの凄い持ち上げっぷりです。おだて過ぎです、リーサルウェポン。

 そして昂昇、今回の死刑囚と地下闘技場戦士のバトル、徳川光成に選出されなかった自分の至らなさを語ります。昂昇、最大トーナメントでは2回戦で達人に破れています。「大会では不覚をとった」。かなり控えめになっています。そんな昂昇の口から次に出たセリフ。

「だが今の私は烈海王にも勝てる」

 言い過ぎ。しかも引き合いに出すのが烈海王。大会優勝者のバキでも、自分を破った渋川剛気でもなく烈海王。「範馬勇次郎にも勝てる」とまで言ったら何の説得力もないので烈海王あたりにしてみたのでしょうか。それとも烈に一撃で破れた克巳への嫌味でしょうか。

 場面一転、ホテルの一室でストレッチを行うドイル。肘カッターも健在です。そしてホテルの前に克巳と昂昇到着。昂昇VSドイル。切れ技抜群の二人による対決。果たして昂昇は何週もつのでしょうか。


11月22日(木)

●今週のバキ感想●

 今号を要約すると、柔道マッチで次々とオリンピック選手クラスの警察官を圧倒するオリバ。そしてそれを見兼ねたのか、いよいよ渋川剛気が相手に。隙を突いて渋川の胴着を掴み床に叩き付けようとするも、渋川回転着地成功。しかもその一瞬の攻防でオリバの右手首関節を外してるという早業も決めていました。オリバ、「ブラックベルトは諦める」と。しかし渋川、黒帯を投げ渡して今回は終了。

 バキ感想をこちらに移したものの、特に書くコトがないのが辛いトコロです。オリバよりも渋川の方が上手、という感じになってますが。一週休んだのに進展も別段ありません。厳しい辺りです。


11月21日(水)

●今週の餓狼伝感想●

 実は前号を読み逃してました。どこにもアッパーズがありませんでした。前々号でのラストは、文七のダウンと同時に獣が解き放たれるイメージが重なって終了。そして今号です。

 文七、立ってます。レフリーの指が2本で停止してます。客が「あの倒れ方から2秒で立つか!?」と驚いています。

どうやら一話で2秒しか経ってなかったようです。

 文七、もの凄い獣性丸出しの顔してます。唇めくれ上がってます。堤、超ダッシュで攻撃を仕掛けますが、ここで文七の虎王炸裂。ヤバい程の描写で堤の顔面に膝がヒット。ホントにヤバい感じで今号は終了。


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