12月17日(火)
●今週の餓狼伝感想
ケンカふっかけておいて将棋で勝負を決めようと言ってるようなもの、という長田の台詞に燃えました。原作に出てるのかなこの言い回し。それとも板垣氏このサイトの「グラ刃牙外伝」レビュー読んでくれたのかな(←自意識過剰です)。
象山が新ルールを飲むのも燃えました。「今日そうしようと思ってた」という台詞がイカす。象山を前にちょっとビビってる感じの長田は微妙でしたが。
12月12日(木)
●今週のバキ感想
大地の神の名を冠し、慈愛を語る男の振るまいに対して、今週号では環境破壊なる発言が出ていました。砂ショットガン撃ち過ぎです。超一方的。感じとしてはドイルにクナイをひたすら撃ち込んだ烈のようなものですが、違いは被害が観客にまで及んでるトコロです。
未成年などと言われて内心ムカついていたのかも知れません。まあ、今週号でも言われてるんですが。
後半は砂を纏ってカメレオン状態。これは、ないでしょ。「漫画だから」と言わせないリアリティがこの作品の持ち味の一つだったのですが、これは、モロ漫画でしょ。
12月5日(木)
●今週の餓狼伝感想
今回はトーナメント参加者の面々を、梶原の語りを通して紹介。1ページ3人の割合。32名全員が紹介されたワケではありませんでしたが。
そしてトーナメントが遂に開始。長田が主役ですね。エントリーNo1で試合も1番目。これって最大トーナメントにおける刃牙ポジションじゃないですか。今まで執拗なまでに長田の周辺を描いてて、そんなヤツをいきなりコロっと負けさせる可能性もありますが、隔週連載でそれはツラいので多少は勝ち進んでくれそうです。
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●今週のバキ感想
ジャックと入れ替えに登場したガイアに観客大ブーイング。最大トーナメント準優勝者が引っ込んでしまい、いきなりうさぎのような目をした男が出てきた以上当然です。ミっちゃんも初見の様子で、どういう経路で連れてきたのか気になります。言葉すら分からないズールもどっかから見つけてきて地下闘技場に参加させたコトもあるし。
ブーイングの中に「大人か!?」や「引っ込め未成年」なんてのがあったのが笑えます。推定34歳のガイア、板垣ビジョンでもガキっぽい顔だって分かってるのか。
ヤジを制するガイアの奇声が発動。場は一気に静まります。シコルスも耳鳴り状態の様子。しかも軽くやっただけで。陰獣メンバーもかつてこれにやられました。
ナイフ攻撃をかますガイアにタックルを仕掛けるシコルス。ガイア、その足下にいきなり銃を撃ち込みます。このシーンは今週で一番良かった。ガイア、メチャクチャ悪者です。そして銃を捨て、用意したものは使わないで環境利用闘法を実戦すると宣言。
闘技場の砂を叩き付け、混じっていた歯や爪をシコルスの体にめり込ませます。ガイアが一方的に押して今週はここまで。
最大トーナメント編に次いでの新展開、隠されていた男達という設定で始まった死刑囚編の強敵の一人、シコルス。かたや時系列的に最初期の幼年期編にて、まだ成長途上だった刃牙に敗北した男ガイア。
更にこの漫画、一方的に押してる場合、以前はそれが逆転の為の仕込みに見え、ホラー作品で例えるなら幸せなそうな家族の描写がこれからの破滅を予感させるかのごとく、逆に不安にさせました。
それは分かっている、分かっているのにシコルス。
どうして......? あなたの勝つ姿が思い浮かばない。
11月28日(木)
●今週のバキ感想
ぶっ飛ばされた先でこっそり釘を引き抜くシコルス。相変わらずセコいコトやってます。もうダメじゃん。その釘をジャックの顔面目掛けて飛ばすも、歯で受け止められ噛みまくってペッ。丸められた釘に呆然とするシコルス。歯が健在だったのが分かりました。これは確かに呆然とします。シコルス、釘攻撃の前にもステッキを槍にして腹を刺そうとして腹筋でとめられています。
ジャック、この漫画をエスカレートさせ過ぎです。今どの辺でしょうか。恐らく、ベジータとナッパが来襲した辺りなのかなあ。
ラストでジャックと入れ代わりにガイア登場。妙な笑顔で登場。何が嬉しいんだよ。懐かしキャラ登場!ってのはインパクトあるんだけど、ちゃんと話に組み込めるのかが不安です。レベルEのバカ王子の言葉に「みんながビックリするだろうと思って」「他の事はあんまり...」ってのがあるんですが、板垣氏大丈夫でしょうか。
11月21日(木)
●今週の餓狼伝感想
藤巻の長田への決別発言。自分という存在を気負いにするな、好きなようにプロレスをやれ、言葉の裏にはこんな感じの本音が込められてるのでしょうが、ストレートに言わないトコロに燃えます。前時代的なカッコ良さです。言葉を額面通りに受け止めいちいち激昂する梶原がバカ役です。この人はいつからこんなバカになったのでしょうか。
一方、藤巻と短い期間ながらも特訓に共に時間を費やした長田は、藤巻の思いを理解して返答してる、そんな感じですかね。ひょっとしたら単純に事務的に答えてるだけかも知れませんが。
後半はいよいよ大会開始。次回で発表されるであろうカードが楽しみです。
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●今週のバキ感想
もし脱獄したらどうなるかなあ。
まず脱獄したらオレでも流石にシベリアンブリザードをそのまま突っ切るコトなんて出来ないから、途中でガーレンの小屋に立ち寄るコトになるだろうなあ、そしたら当然1戦交えるコトになるだろうし、あいつを東京で破ったジャックとか言う男に付いても聞かされるんだろうなあ、きっとオレのコトだから、その話聞いたらジャックってヤツに興味持って東京に行ってみたくなるんだろうなあ、東京に上陸したらその大会の主催者の元に駆け付けるんだろうなあ、その主催者もただ者ではないだろうから格闘家の一人や二人侍らせてるだろうし、そうしたらそこでそいつらとも闘うコトになるんだろうなあ、根に持つヤツがいるだろうし、直後に部下連れてリベンジに来てそれをオレが返り打ちにするんだろうなあ、んで、ジャックの父親の地上最強の生物に息子の女を攫えと言われて、オレのコトだから取り敢えず言う通りにするんだろうなあ、ジャックには弟がいるらしいし、その女って弟の彼女かも知れないなあ、そして弟の反撃喰らってうっかりダウンしちゃうかもしれないなあ、東京は恐いトコロだから黒人とかがいきなり乱入してきてオレを病院に連れてくかもなあ、病院抜け出してジャックを探してたらまた弟を見つけちゃうかも知れないなあ、んで、やっぱ血が騒いでその場に乱入しちゃうんだろうなあ、んで弟、ちゃんと闘わずに逃げるかも知れないなあ、それでまたうろうろするコトになって今度はようやくジャックに会えるかも知れないなあ、根に持ってるヤツも共謀してオレを捕獲するかも知れないなあ、捕獲したらきっとガーレンが闘った大会の場所に運ばれるんだろうなあ、そこでオレ猛ラッシュかますけど、ジャックに掴まれて思いっきり投げくらうんだろうなあ。脱獄したらオレ多分こうなるんじゃないかと予想してるんですけど。
「予想通り...まさに予想通りだ」
11月14日(木)
●今週のバキ感想
最後のコマのシコルスは歓喜の雄叫びでしょうか。今回を読んで感じたのは、死刑囚編の初心に立ち返ったかのような台詞が多かったコトです。もうはじまってる、反則負けはない、など。
シコルスの本来の主張は「ヨーイドンで始めるのは試合であって闘いではない」。それでいてミっちゃんに勝負の開始を促したのは、これまで何気に相手に合わせて闘ってきてたのかも。「もうはじまってる」というミっちゃんの言葉に続いて、ジャックの「反則負けはない(何でもオッケー)」という駄目押しの一言。やりたかった闘いがようやく出来る、その思いがラストの絶叫に繋がっていそうです。もちろん、ページ稼ぎの単なる気合いかも知れません。
この調子だとシコルス編の纏め方は異様にクリーンになりそうです。猪狩も善人。シコルスとの過去の手合わせでシコルスの主義を理解して、今回のお膳立てに一役かったような感じで。
11月7日(木)
●今週の餓狼伝感想
和む長田と梶原のトコロにヒコイチ登場。梶原の「何だキサマ」という言い回しは見知らぬ相手に向かって言った台詞のようにも取れますが、少なくともトーナメント控え室で対面してました。あの事件を忘れたくて梶原の記憶が飛んでる可能性もありますが、板垣氏の記憶が飛んでる可能性もあります。
ヒコイチがここに来た理由は、大会で自分も参加するので長田に負けてくれないかという話を持ちかける為。それを聞いて流石にキレました。梶原が。交渉決裂でそこを去るヒコイチ。入れ代わりに藤巻が登場。妙に人の出入りが激しいです。
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●今週のバキ感想
逆さまになった電話ボックスから出て来たジャック。そして突如黒服集団が現れ電話ボックスを縛りあげます。そこで登場するのが猪狩。この男が絡んでいました。ストーリーの都合でシコルスが弱体化するのを待っていた甲斐があったというもの。昔のシコルスなら縛り上げた電話ボックスから忍法で脱出するぐらい可能でした。いつ出たのか描写ナシで何の説明もなくロープで雁字搦めの電話ボックスの脇にニヤつきながら腕を組んでたりと、昔なら出来ました。
そしてそのままシコルスが運ばれた先は地下闘技場。観客まで準備されています。板垣組、久々に自家製モブシーンのトーンを使ったのかな。トントンとガラスを叩くジャック。「続きだ」と、舞台を変更しての試合続行を促します。
まだシコルス使うのか。何で? 敗北による変化の新しいパターンでも思いついたのか。シコルス、既にリアクションが一般人なのでそろそろ許してやって下さい。
ショウちゃんもボックス内にいてそのまま運ばれてきました。猪狩のパフォーマンスで特等席に運ばれるのでしょうか。いまその場所が充分特等席なので放置して欲しいトコロ。ガーレンも観に来てて欲しいなあ。
10月31日(木)
●今週のバキ感想
「カンベンしてくれぇ! オレが悪かった!!」
謝りました。遂に謝りました。ジャックVSシコルスキー、この1戦で絶叫謝罪が出ました。誰が謝ったかと言えば、ショウちゃんです。電話してたらいきなり巨漢が二人入ってきてドンパチやり出してうっかり謝りました。まあ、あのシチュエーションなら僕も謝りそうです。
電話ボックスのガラスをパンチで突き破るってのはどうやら相当なパワーの様子。スプリンクラーを指2本でつまんでぶら下がるよりも凄いコトらしいです。突き抜け過ぎていてどっちが上なんだかマヒして分からなくなってきてます。4000倍カレーと6000倍カレーを味わい分ける舌を僕は持ってません。
新生ジャックには噛み付き能力がもうないんでしょうか。現段階で見せてる新しい闘い方は、ただぶん殴るという勇次郎に近いものになっています。
ジャックが綺麗なままで生き残ってますね。綺麗に残ってる3名、ジャック、オリバ、バキで闘いを考えると、3つ組み合わせがあるんですが、一番見たいのがこれ。
ジャックVSオリバ。
オリバが勝つのが順当なトコロですが、実際にはどちらが勝ってもストーリー的に破綻は少ない。このカードの勝者がバキと死刑囚編ファイナルバトルを飾るコトが出来る。
オリバ勝者なら、続くオリバVSバキは愛という言葉が絡んでる二人だし、死刑囚編を締めくくる対戦として相応しい。
ジャック勝者なら、それはオリバの愛の思想を打破した意味合いにもなり、オリバの「愛こそが人を強くさせる」という言葉を継いでいるバキとの対照的なバトルとして、こちらも死刑囚編ラストに相応しい(ジャックのパワーアップに愛が絡んでないコトを前提に考えてます)。もちろん勝つのは主人公のバキです。ここで負けたら最大トーナメントでの兄越えが振り出しに戻るので。
というワケでジャックVSオリバが勝者の見えないカードだと思えます。
10月24日(木)
●今週のバキ感想
ジャックとシコルス、公衆便所バトルに引き続き、電話ボックスバトルへ。最後のヒキ文字の前代未聞ってのがなかったら何の目的で電話ボックスに入ったのか分かりませんでした。普通に電話するのかと思います。オレが先にかける。
最初にボックスに入ったのがシコルスなんですが、次の「ちょっとショウちゃんどうしたの?」のコマ、ロング絵で電話ボックスに入ってるのがジャックに見えて軽く混乱しました。お互いに別々の電話ボックスに入って睨み合ってるのかと。
何かこんなトコロで闘っても一瞬で電話ボックスオシャカになっちゃいそうです。ていうか「次どうする」「電話ボックス行きましょうか」的なノリでバトルのハシゴしてるのが変過ぎ。このジャックVSシコルスは死刑囚編が終了した時どんな位置付けになるのか。
シコルスの指の力は花山の握撃という攻撃方法を、より細かい対象/部分へ向けるやり方を秘めていそうです。大きな動きの封じられた狭い電話ボックス内では、懸命にジャックをちぎったりむしったりするのでしょうか。んで、ガブ一発で逆転。
10月17日(木)
●今週の餓狼伝感想
試合を明日に控えた長田がひたすらサンドバックを蹴り続けています。何時間続けても不安がなくならない。最初『なくならない』と念じながら蹴り続けてるこの男が長田だと分からず、『この人誰? 藤巻? なくならないって冴子への煩悩?』などと思いました。藤巻から冴子への煩悩取ったら藤巻じゃなくなりますね。
そこに登場するのが梶原。久々の登場です。最後に出たのったら鞍馬にリングに放り投げられたシーンだったでしょうか。あの時は失神してました。
サンドバックを蹴り続ける長田に向かって梶原は、明日は試合なのでもうそのぐらいにしておけと日本酒を取り出しました。酒は余計マズいんじゃないでしょうか。これで明日は米軍横田基地でユージローにボコボコです。
10月10日(木)
●今週のバキ感想
柳がドイルに向かって日本刀を放つも、ドイル左腕でガード。腕に鉄骨を内蔵しているから切れない。アップが多くて状況が飲み込めなくて、誰か助けに入ったのかと一瞬思いました。誰かってのは、まあ距離的に近くにいる克巳あたり。
切れずとも、コードがイカれた様子でドイル海に落下。黒帯って柳のこの一閃で切れたのでしょうか。
一方ジャックとシコルスの闘いもスタート。前回でクライマーが例えで言った「ナットつまみ」とほぼ同じシチュエーションでシコルス天井にぶら下がりました。何だか今回、取り敢えずのウォームアップなバトルだったのですが、これ長くなるんかなあ。どうしてシコルスなんだよ。敗北知ったじゃん。
10月3日(木)
●今週の餓狼伝感想
妙に藤巻の不細工度がアップしてます。姫川との対比でそう錯覚するのではなく、絵がそうなってます。姫川を美形に描き切れないから相対的に藤巻を不細工化してみたとすら思えてきます。不幸です。
この夜道の対決はお互いに隙がない面を見せ合って終了。後はヒコイチのトレーニングシーン。ヒコイチはズッコケシーンが多いので最後はバランス崩すかと思ったら持ちこたえました。
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●今週のバキ感想
何故か今さらシコルスキーの身体能力の凄まじさが描かれています。ガーレンの回想、刑務所の垂直の壁を前にクライマーが語る踏破の困難度。
そして場面一転、夜道を歩くシコルスの前に登場したのがジャック・ハンマー。これがもし最大トーナメントだったら、シコルスの身体能力のズバ抜けぶりを語ってたのは、そんなシコルスを一蹴するジャックの強さを描くためなんですが。んで、結果的にそうなりそうですが。でもひょっとしたら板垣氏がスパイダーマンでも観て壁に張り付く新しいアイデアを思いついたのかも知れない。シコ、頑張れ(棒読み)。
一方ドイルVS柳はどうなったかと言うと、必死の形相で黒帯を掴み船をよじ登るドイル。昇った先にいた柳は日本刀を抜きました。古来日本では敗北したサムライはハラキリだの凄い例え持ってきました。そしてザクッとドイルがやられたと思しき血しぶきのシーンで終了。
バキ、ちゃんと後始末しないから。
と、バキに後悔させる為に柳は動いたのかな。
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