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6月27日(木)

今週のバキ感想

 空道道場にて光成と柳の師の対談が今号のバキ。空道というものが柳オリジナルでなかったのが意外です。達人も知らなかった「空道」という概念です。柳が自分で開発した我流の技術だとばかり思っていました。今まで読んだ感じじゃ柳そんな言い方だったし。

 酸素含有率6%の気体を作り出す、というよりもやはり肺から空気を引っこ抜くイメージです。何にしろ、そのメカニズムが解説されても、人間が訓練で修得出来るようなシロモノではありません。

 1巻での脱獄顔見せでの5人の死刑囚中、最も変格ファイターに思えた柳。まさか最後に残るとは思ってもいませんでした(誰か復活するかも知れないけど)。


6月25日(火)

今週のバキ感想(ヤングチャンピオン版VOL.3)

 謎のナレーションによって行為が解説されていました。きっと天内のナレーションでしょう。本能の選択で梢江を喰らうバキ。何も知らないってのは性感帯ですかね。知識はガキの頃からありましたから。駅弁とか。

 それにしてもこれほどまでにカッコ悪い主人公は見たコトありません。滑稽です。最後のポーズはあんまりです。江頭クラスです。きっと作者は悪気なく描いてるんでしょうけど。だからかえってタチが悪い。

 ヤンチャン版バキ、これで残すトコロ1回ですが、このペースだと乱入はないのか。


6月18日(火)

今週の餓狼伝感想

 巽、松尾象山にアゴを殴ってみろ発言。肩でがっしりとアゴ固定です。太い態度に出ましたが、そこで象山が拳を放つと手で止めやがりました。サクラ仕込みの騙しっぷりです。しかも止めたコトだけで相当のものなので、集まっていた記者は賞賛気味。アゴ殴れはどこにいったのやら、いつの間にか話が刷り変わってて場にどよめきが沸き起こるのがやり手です。

 しかし、そこで象山が拳からゆっくりと指を2本、巽の眼球の下に開きます。下瞼プニっと接触。止められてもオレァその先を考えていたぜ表明でしょうか。せっかく主導権を握ったかに見えた巽、ちょっと屈辱受けたっぽいです。

 この2人、カードを設けて闘いそうな雰囲気でしたが実際どうなるのか。餓狼伝2大巨頭ですからまだぶつかるコトはないと思うけど。

 最後に象山が駆け引きで逆転を決めた今号のやり取りを読んでも、僕には巽の方が恐いです。どことなく腹黒そうで。ていうか今回のを恨みそうで。


6月13日(木)

今週のバキ感想

 ヤンチャンじゃない本編の方の感想。主人公バキ不在の方が本編と呼ばれるこの事実。主人公は「格闘」です。

 克巳の下段突き、まんまドイルの顔面に放たれていました。この顔面陥没してるドイルが今号の絵的な見せ場です。ドイル脱獄時の死刑執行人や、ドイル戦でのオリバなど、顔面陥没が付きまとうドイルですが、自分自身がその描写を極めました。

 その後の展開は、トドメを刺さずに克巳、ドイルの勝利と言い残してその場から去り、治療を受けたドイルがそのコトを聞かされ、ドアを開けた克巳の前で(どうぞお通り下さい)ポーズ。

 このドイルの振る舞いは敗北をようやく受け入れた表現と見て、どうやらドイル編、一区切りついたようです。まさか克巳が決めるとは思ってもいませんでした。烈に負け独歩に負け克巳に何度も何度も負け、ドイル、遂に敗北を受け入れた様子。一番負けた死刑囚です。

 ドイルとの関連では死刑囚ハンターのオリバ、昂昇のリベンジで関わってきたジャックが回収されていませんが、今後闘うとしてもドイルが「悪役キャラ」として闘うようには思えません。

 実はまだドイルには裏がある、という展開にするにはそれ相応のバトルへのこだわり/深みをドイルが持っていなくては面白く出来ないし(今週のラストを台無しにしてしまう)、そんなこだわり/深みがありそうに見えません。

 今週号では『ドイル編が終わった』以上に『克巳編が終わった』という印象を受けました。第2部では、ドリアンの不意打ちを喰らい噛ませ犬からスタート、加藤に弟子入りしてガソリンで外人燃やしたり、神心館の数にものを言わせる戦術に出たり、情報網を駆使してコソコソ動き回ったり、爆発してハゲたりと、まるでどうしようもない役回りだった克巳。ていうか最大トーナメントも、中国拳法の次元違いを見せつける為だけに用意された、空手界のリーサルウェポン/空手を終わらせた男/あの独歩の養子、など言葉の過剰装飾だけの中身のないキャラクターに思ってました。

 んで、刃牙登場キャラクターの克巳が作られた行程が実際その通りだったのかどうかは作者にしか分かりませんが、今回で克巳というキャラクターにとても魅力を感じました。今まで刃牙の役目だった「闘いの果ての絆」を克巳が(烈もですが)ドイル編で決めてくれた感じです。


6月11日(火)

今週のバキ感想(ヤングチャンピオン版VOL.2)

どうしよう感想。

えー、30ぺージもの間、異様なテンションでした。特にバキ氏。全く接触しないで暴発しそうなテンションでした。それほどのものか松本梢江ッッ! それにしても内側を30万部誌読者に公開されたヒロイン/梢江。エロ漫画の女性キャラでもこんな仕打ち受けません。

 すみませんやっぱ無理。無理です。感想も何もないです。ああ、桐山カッコイイなあ(現実逃避)。


5月30日(木)

今週のバキ感想

 ヤンチャンでバキと梢江がいちゃついてる一方、本誌では全身2度の火傷を負った本年度バキイメチェン大賞候補の一人愚地克巳と、すでにキャラクターが不明な死刑囚ドイルの闘いが続行中。何度も休憩を挿んでの闘いです。和んだ雰囲気がありそうですが、克巳の容貌がそんな雰囲気を許さない。

 今回はドイルが食器を武器に使わなかったシーンがありました。理由がよく分かりません。相手の用意したものだから用心して使わなかったのか、独歩の言葉を引きずってるのか。

 なかなか「自分の負け」と言わないドイル。ラストでは克巳が下段突きを放って次回へ続くとなりました。

 以下妄想予想。

 下段突きはもちろんドイルの頭ではなく、その近くの床に放たれていた。立ち上がって克巳、「やめやめ、もういいわ」と言いながらドイルから離れる。背後のドイルに向かっての言葉、「後ろから攻めるならどうぞ。殺してもいいよ。もう面倒になったから。そのまま意地張り続けててオッケー。こっちはお前を殺す気はない。でもお前はオレを殺す気で向かってきてる。大人とガキの喧嘩なんだよ。その段階でお前は保護された立場にいるんだよ」。んでその言葉を受けて、ようやくドイル自分の敗北発言。


5月29日(水)

今週のバキ感想(ヤングチャンピオン版VOL.1)

職場近くのコンビニで昼休憩時に立ち読みしようとしたけど女性の同僚がわらわら入ってくるコンビニなので断念。

舌を絡めてるシーンで断念。業務が終了してから地元のコンビニで読みました。

 えー、取り敢えず感想としては、いつも通りの肉弾戦ですね。瞬発的な心理描写をコマ割り分断。格闘をセックスに置き換えてはいるものの、構図やらテンポなど漫画のフォーマットは普段の板垣ワールド。

 でもまあやっぱ、主人公のセックスシーンを作者自身が真正面から描いているので、これがオフィシャルなストーリー/絵/作品内事実なんだと思うと妙な気持ちになります。

 登場人物の全生活のうち、格闘面を描いていた作品です。読者の中で築き上げられていたこの漫画の世界観にない(あるけど触れていなかった/別に描写されてなかった)側面が今回描かれています。この辺が妙な気持ちの理由ですな。

 性に関する肉描写を追求したいなら、他の読み切り漫画でやって欲しかった気もしますが、きっと板垣氏としては、読者にこの「妙な気持ち」を喰らわせる狙いも含んでいるだろうから、バキでやる必要があるのかも。


5月23日(木)

今週のバキ感想

 バキ2誌ザッピング連載ですが、本家週刊少年チャンピオンの方が隔週掲載になるみたいですね。結果的に1ヵ月に読めるぺージ数は今までと同じってコトですか。

 で、今週のバキは感想特になし。思春期に通過する感情/猛りをどうしてもここで描かねばならないのか板垣氏。死刑囚との命を賭けた闘いが続く中、恋まっしぐら。

 以前も書いたんだけど、僕的には3巻のスペック接近の際にバキが見せた眼差しを忘れられない。一見何もかも忘れていちゃついてるようなバキが、その実常に気を張り詰めている印象ですか。女は芸の肥やしぐらいのシビアな世界に生きる男を感じたんだけどなあ(ここで言う芸=最強)。今じゃ2ちゃんねるの中傷通りの17歳やりたい盛りです。

 今後の「予想は裏切る、期待は裏切らない」的展開としては、ヤングチャンピオンで描くのは少年誌で描けないちちくり合いだと殆どの読者が予想してる状況下なので、ここでヤるかと思わせておいて、梢江、死刑囚に殺されるという展開を希望(編集サイドの宣伝も実はミスディレクションで)。復活海王モードのドリアンあたりに。「最愛」がキーワードらしいので、身を呈してバキを守って死亡のほどよろしく。


5月21日(火)

今週の餓狼伝感想

 グレート巽、反則負けながらもちらほらと拍手が。そして社長の場内まとめ術が再び。謎のカリスマを誇っています。ちゃんと台本通りやらなかったからボブはこんな風になったなどと相変わらず言うコト勝手だし。

 インタビューにてアゴの長さがダメージを軽減させるコトについて語ってますが、何だか相当怪しい解説です。そしてその場に象山が登場。今「とうじょう」で変換したら一発目が「東城」だったコトに少々動揺した自分がいます。何の話でしたっけ? ああ、象山ですよ、松尾象山。この餓狼伝という作品での二大巨頭が顔を合わせました。その割に緊迫感を感じませんでした。

 この後に載ってたコミックスの宣伝が、下出な口調(文体)ながらもあこぎな紹介の仕方で面白かったです。いよいよ北辰館トーナメント、です。

それよりも今週のアッパーズは巻頭の暴乳アイドルに尽きます。

コンビニであやうくでした。


5月16日(木)

今週のバキ感想

 あれは克巳だと気付くのに僅かながら時間を要しました。萩尾望都「半神」的見てくれに変身。

 先週のラストから一気に舞台は神心館本部に移っていました。独歩の攻撃で気を失ったドイルが目覚めたらそこは神心館道場。目の前にいた克巳の成れの果てが攻撃してきて再び気絶。目覚めたドイルにまた攻撃で気絶。敗北を認めるまでやり続けるとの発言。

 ドイルは弱かったのでしょうか。敗北を知らなかったのは、今まで何度も負けたコトがあったにも関わらず敗北を認めず仕切り直しを繰り返して最後に勝ってハイバンザイ俺の勝利俺負け知らず、だったのでしょうか。死刑執行を通過してきたあの身体能力は何だったのか。

 ドリアンは負けを認めたコトも擬態/手段の一つだったんですが、ドイルはここが守り抜きたい最後の一線なのかも。

 そういや昂昇の顎を外した例の謎のパンチ(今回も克巳に放っていましたが)、どうやら「スプリングを仕込んでいる」で全ての説明は終わっていたみたいです。スイッチを入れると腕を突っ張らせるだけみたいです。それに何か効果があるのか考えれば、人体可動の常識からいって力のタメといった予備動作もなくパンチを放つのは、相手にとって想像不可能な攻撃に思えます。

 今週のバキ感想のまとめとしては、萩尾望都「半神」は傑作ですので是非皆さんも読んでみて下さい。


5月9日(木)

今週のバキ感想

 独歩から、烈とオリバは死んだと聞かされ驚くドイル。んで、続けて独歩が言った言葉、オリバは隕石が衝突、烈は大地震で地割れに飲み込まれて死亡。ドイル、馬鹿にされたのを悟り、攻めるべく構えたトコロに独歩のベレー帽カッター。躱すドイル。んで、場所を公園に変えてのバトル開始。

 独歩の「自分は空手を使わずにぶん殴り合いだけでやるけど、あんたは武器を使う、絶対使う、使わずにはいられない」的発言にドイルやや憤慨そうな表情。そして攻撃を仕掛けたドイルに独歩、回し受け&連撃。空手使用。というのが今週のバキでした。

 今回を読んだ感じでは、ドイルは挑発に弱そうです。そういや昂昇も烈も真面目に闘うタイプでした。オリバはユーモアキャラの要素を含んでいますが、闘いの部分では話術が薄かった気がします。ドイル、今まで口で挑発してくるキャラと闘ってなかったみたい感じです。野次に弱そうです。

 ラストの独歩のやり方は、ドイルに「卑怯」と思わせるコトを目的としてそうです。武器使いまくりで端から見たら卑怯の権化のドイルに「卑怯」と思わせる。これが狙いっぽいです。

 ドイルは自分が周りにどう映ってるのか無自覚で、それでいて『オレって無敗でカッコイイ』と一人シリアスを決め込んでるナルシストだったのでしょうか。


5月2日(木)

今週の餓狼伝感想

 えーアッパーズ、1号読み逃してました。またかよ自分。ボブの攻撃の最中からスタートしていました。

 今号はグレート巽VSボブの試合終了まで。ボブの腕の関節をねじ曲げて筋繊維/骨がむき出しに。試合的には巽の反則負け。なのにゴングが鳴る中、ガッツポーズを決めているのは巽というシチュエーションがイイ。「真剣」という言葉に異様な反応を見せる巽の制裁がボブに下った感じでした。

 社長の闘いは何か恐いです。安心して読めません。


4月25日(木)

今週のバキ感想

「えー神心会の皆さんにお知らせです。これから皆さんをほーむります。」

という発言(意訳)の後、ドイル、黒帯研究会を爆破。ほーむりました。何を考えてるのか見当が着きません。自分がもう負けていると分かってる、でもどうにもとまらないんだ状態なのか、烈戦のコトはケロっと忘れてるのか。これはドイルに限らず、板垣恵介も含めて。

 野次馬や救出活動でパニック状態の神心会本部近辺から立ち去るドイル。その前に現れたのが、愚地独歩。ヒキ文字に『生きていたのか! 独歩!!』なんて書かれていたのが酷すぎ。死んだなんて読者は誰も思っていません。ドリアンの手首ボンバーで吹っ飛ばされた顔面はどこかから皮を持ってきて(順当にケツでしょうか)傷だらけながらも再生しています。この様子から察するにドリアン戦から割と時間が経ってるみたいです。

 何だかドリアン編が「独歩活躍→でもトドメは烈」だったのに対して今回のドイルは「烈活躍→トドメは独歩」という構図っぽくも思える今週号のラスト。10巻第81話「爆裂」のラストと重なります。

 とは言え作者もそこまで同じコトは繰り返さないと思いたいので、ドイルはまだ終わらないような気がします。似たような状態を読者に見せて同じ展開を思い浮かばす、そこでコロっとひっくり返してくれると思ってます。となると独歩が酷い目に合わなきゃならなくなるんですが、うーん。

 そうそう、今度は克巳が放置プレイでしょうか。


4月18日(木)

今週のバキ感想

 克巳の「靴を脱がんかあ〜〜!!」がヒット。この豹変ぶりはガイアの「気を付けええい!!」にも匹敵。何だかドリアンの時よりもキレやすくなってます、克巳。

 今週号は、重傷のドイルが神心会で目覚め、烈の手作り料理をウマいと言い、神心会をこっそりと後にし、そして夜、稽古をしている克巳達の前に登場まで。

 とにかくドイル、何考えてるのかまるで分かりません。無言のコマや表情、話の流れから心理面が推測できないのが「バキ」。スクリーントーンすら誤導の手段です。ほのぼのした表情で穏やかそうなイメージを与えるトーンを張っていても内心何考えてるのか不明。改心してるのかドイル。


4月11日(木)

今週のバキ感想

<ノックスの十戒(一部略してます)>
1 探偵小説に登場する犯人は物語の冒頭のあたりから登場すること。
2 あらゆる超自然的な要因は当然のことながら物語に持ち込まれるべきではない。
3 探偵小説には二つ以上の秘密の部屋や通路が導入されてはならない。
4 現在の時点で未発見の毒物、および最終的に科学上の解説を長々と要する装置などを用いてはならない。
5 探偵小説には中国人を登場させてはならない。
6 探偵小説における探偵は偶然の力を借りてはならないし、いずれ的中する不思議な直感を持つことも許されない。
7 探偵小説においては探偵自身が犯人であってはならない。
8 探偵は、読者がその場で即座に検討できない手がかりを取り上げるべきではない。
9 探偵の間抜けの友人、すなわちワトスン役の者は、心に思い浮かぶ事は何事によらず隠し立てしてはならない。ワトスン役の知能は読者の平均知能よりもわずかに(それもほんのわずかに)低くなければならない。
10 双生児および犯人と瓜二つの人間は、一般に当然それと予測される場合以外はこれを登場させてはならない。

 

 5の『中国人を登場させてはならない』ですか、これってこの十戒が作られた当時の偏見からのものなんですが(中国人は何でも出来る『魔術師/超能力者』ぐらいの存在に思われていた)、まあ取り敢えず今号で水面を走ってました烈海王。ノックスに読ませたいです。

 重傷のドイルが自分を警護したまま意識を失い仁王立ちしてるのを、目覚めた直後目にした烈。ドイルの脈がまだあるコトから絶命には至っていないのを確認。治療するためにドイルを背負い、神心館本部への最短距離を走り抜ける。その途中の川を、水面走破。10メートルを700〜800歩、1メートルに75歩かけてますね。小刻みに上に飛び上がるようにして、さらに前進も加えるのがコツでしょうか。

 ていうかあのシチュエーション、泳いじゃダメだったのでしょうか。ドイルが水を飲むのを恐れたのかなあ。実は烈先生、金槌でしたなんて可愛いオチだったらいいなあ。


4月4日(木)

今週のバキ感想

 ドイル、路上で眠りについた烈を朝まで警護。この様子からしてどうやら敗北を受け入れていそうです。寝ている烈から金を物色していたチンピラ、度胸あります。幾ら寝ててもこんなガタイのイイ中国人の服ゴソゴソ漁るのはちょっと考えにくいです。

 今後どうなるのか予想出来ません。ていうか予想するのがメンドくさい。感覚的に、武器依存バトル中心でまともな肉弾戦が少なかったドリアン編を、別の枝に分岐した、イフの展開をドイルを使ってやっているという気も。

 どこから別の枝に分岐するのかと言えば、「勝ってみたいな」で直後に烈に負けた辺り。ここで幼児退行で終了ではなく、別の方向に進行。

 にしても死刑囚、キャラの属性/付加能力が脱獄時のものと一致していない感じ。ドリアンもドイルも死刑執行(絞首/電気椅子)を実際に喰らいながらも耐え切ってきたキャラです。よりによってこの2人で武器依存や擬態といった、肉体そのものとは言い難い強さをメインに描くのはチグハグな印象。


4月2日(火)

今週の餓狼伝感想

 今号は特に進展なし。グレート巽とボブの試合開始前、それを控え室で眺める主人公/文七、そこに伊達が登場して先の城平戦の健闘を讃える、一方リング上ではボブが巽に「真剣」を仕掛けるのを宣告(不意打ちはしないみたい)、巽それを受ける、で終了。

 読者は、巽とクライベイビーサクラとの死闘を知っていても、そう言えば丹波文七は巽が闘う姿を見るのはこれが初。じっくりと目に焼きつけるのでしょうか。しかし試合前の前フリの長さから、試合自体は一瞬で決着が付きそうな感じがします。真剣に対してとても厳しい表情を見せる巽。図に乗るなハネッカエリめが、とばかりに瞬殺の予感。

 

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