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3月24日(日)

今週の餓狼伝感想

 控え室、ボブの前に現われた松尾象山。次のカード、「グレート巽VSイーゴリーボブ」が見せ物用としてイカサマが準備されてるのを見抜き、真剣を仕掛けろと強要してる様子。直に言ってませんが、これはもう強要以外の何物でもありません。

 どうやらボブは元北辰館門下生だったみたいです。10巻で姫川と松尾象山がこの大会のカードについて語っていたシーン、ボブを評して「問題はそれよ」との象山の台詞がありますが、これはこの「ボブは元門下生」ってコトだったのでしょうか。原作読んでないのでひょっとしたら別の意味もあるのかも。

 んで、ハラを決めて試合に挑むボブ、というトコロで終了。台本のつもりの巽に真剣を挑むボブ、という構図になりました。それでも消化試合っぽい印象はありますが。

 何か象山の台詞を読む時、『声:ビートたけし』をイメージしちゃいます、僕。象山に限らず愚地独歩もそうなんですが。


3月20日(水)

今週のバキ感想

 今週の木曜は祝日なので本日チャンピオン発売なんですね。まあ、アップ出来ないのでその辺特に意味はないんですが。

 ドイルの最後の反撃、ブレストファイアーも難無く躱す烈。何でイチイチ「ファイア」なんて言ったんでしょうか、ドイル。その台詞がないと次のコマ(絵)がドイル、誰かに狙撃されたような描写に取られるからでしょうか。ブレストファイアー、流石に初回の鎬昂昇の時よりも迫力のない絵でした。

 烈がドイルにトドメを刺そうというトコロでジャックが登場。烈に何か打って気絶させました。ドーピング魔だけあって注射器の扱いは手慣れたものです。そしてドイルとまた今度素手でやりあおうと言い残し去りました。全く余計なコトをしたものです。

 「敗北を知りたい」。この言葉の元、今までの死刑囚は敗北が即ゴールになっていましたが、このドイルは敗北を知ったその先の『闘い』が描かれる死刑囚となったのかも。老化、幼児退行とはまた違った意味での変化に期待出来ます。烈戦を「負け」と認めないのかも知れませんが。


3月14日(木)

今週のバキ感想

 烈先生の猛攻でドイルが「これが」「......敗北......」と膝を落としてるシーンで終了。途中で烈も首にナイフ刺されたりヤバかったんですが、2週連続で圧倒的な武器使用能力を見せました。

 青龍刀らしき巨剣で背中を斬られた時のドイル、「熱い」「切られると熱いんだ」などと考えています。この部分を見るとドイルは他人の痛みを知らないいじめ野郎みたいです。苦痛を理解せずに今まで散々他人をいたぶってきたヤツに見えます。

「殴られた記憶もろくにないくせに(T.M.Revolution/WHITE BREATH)」

などと一瞬思ったものの、ドイルは脱獄時に電気椅子の処刑を耐えてきたハズ。泡吹くほどの苦痛を乗り越えてきたのを思えば、大剣で切られるぐらいたいしたコトとは思えません。殴られて記憶を失ったんでしょうか。

 今後の展開としてはここでオリバ乱入でドイルを救うんじゃないかと思っています。何てったって「オリバ=ドイル親子説」を称えてる自分ですから。ここらでオリバを死刑囚側に回せばバランスもいいですし。


3月7日(木)

今週のバキ感想

 ドイルに対して暗器のナイフを打ち込んだ烈。そして更に火吹きでドイルを炎に包みました。ドリアンに喰らった火炎攻撃をドイルに返す烈先生。そして次は消化器放出。わざわざ火を消してしまいました。相手が爆薬を使うのを思い出して暴発を恐れたのでしょうか。

 更にナイフ連射です。ドイル、やられ放題です。ナイフの次に烈先生が出した攻撃は、またナイフです。そこから更に、ナイフ。ナイフナイフでもう大変。これはやり過ぎというぐらい投げ付けています。ドイル、全身にナイフが生えた状態で遂には「ミギャアアアア」ジョジョ的な悲鳴をあげました。

 どうにかバーの外へ逃げ出したドイルですが、ふらついてコケて、刺さってたナイフが身体にズズッと押し込まれるなど大ピンチ。こんなにビシビシ刺さってたら体内に仕込んであるコードが切れてそうです。

 近付いてきた烈に対して血を浴びせ目潰しを試みたドイルですが、烈、目に血が入っても瞬き一つしません。最後は「お前は中国武術を嘗めた!!」と大激昂。嘗められた中国武術ってどの辺を言ってるんでしょうか。空手(紐切り)を指しているんでしょうか。この台詞、どちらかと言えばドリアンに向けて欲しかった言葉に思えますが。

 今号の烈から『武器を上手く使いこなしてる自分が最強、功が成ったと思ってるようだが、武器使ったら強くて当然なんだよ。バカ。このバカというオーラを感じました。

 ドイルはこのまま終わるのでしょうか。背伸びしてどうにか地下闘技場戦士よりもちょびっと上をいってた程度で終わってしまうのでしょうか。


3月5日(火)

今週の餓狼伝感想

 本編の方は何やら巽が裏工作を仕掛けてる様子が描かれていました。台本作りまくりです。この大会に関してはショーとして割り切ってるのでしょうか。実力を隠してビジネスに力を入れてるのでしょうか。

 今回は巻頭特集で「餓狼伝ベストバウト10」てな感じの企画ページがあったのですが、

1位「丹波文七VS堤城平」
2位「グレート巽VSクライベイビーサクラ」

となっていました。んで、3位以下が何だかパッとしません。殆どが水入りになった闘いばかりです。ていうかよくよく考えるとこの漫画、最後まで闘い切った勝負があまりないです。すでにコミックス11巻まで発売されている漫画ですが、まだ仕込みの段階という印象が拭えません。  


2月28日(木)

今週のバキ感想

 先週までのジャック復活騒ぎは何だったのかと思われるほど、ジャックについて全く触れない今週のバキ。

 烈とドイル、デパートではち合わせ。ドイルの台詞によると白格闘VS黒格闘のルールとして提唱された前田光世方式が生きているみたいな感じですが、これって達人に却下されたのではなかったのか。ドイルが話をよく聞いてなかったのか、作者が昔のコトをもう忘れたのか。

 ドイルの「まさかこんなトコロでやり始めるワケにもいかない」に対して烈、「私はかまわん」。場所を変える毎に私はかまわんって3回ほど言いました。すでに残る死刑囚も2名。ドリアンにトドメを刺した役だけで終わるのを恐れて、とにかく闘う見せ場が欲しいのでしょうか。

 いつドイルが不意打ちをするのかビクビクしながらページを捲っていき、場面は酒場。グラスの内部にあるキャンドルにスコッチを吹き掛けようとするドイル。油断が出来ません。ふざけたお遊びと見せ掛けてどんな不意打ちが出るのか分かりません。

 などと思っていたら突如驚き立ち上がるドイル。左目にはナイフが刺さっています。そして烈の手に更なるナイフが。不意打ちを喰らわしたのは烈の方でした。

 烈VSドイルの開始ですが、今後ドイルに絡む可能性/伏線のあるキャラにジャック、オリバ、そしてひょっとしたら鎬紅葉がいます。なので、どうにも烈に分があるように感じられません。もしかしたらそんな印象を与えつつも烈勝利そのためだけにジャック復活劇を2週に渡って描いたのかも等という穿った予想も出てきますが。

 ジャックは最大トーナメント準優勝という立場にありますが、キャラ立てという意味ではどうなのか疑問にも思えてきました。「ドーピング&明日を見ない」、これがジャックの本体で、そしてそれは最大トーナメントで使い切っている。

 小説を書いたりする人(物語を考える側)なら理解が容易かと思いますが、弱キャラでもそのキャラの思想/行動原理が立っている場合、作る側としては愛せます、動きます。

 克巳あたりがそんな感じで「天才/空手の最終兵器」などと言葉の強さが付加されていたものの、このキャラならではの行動/思想は特にありませんでした。死刑囚編ではイズムも加藤に感化されたりあるいはまた戻ったりと、一層「キャラのなさ」に拍車をかけています。

 骨延長によるジャック変貌にも似た雰囲気を感じます。

 とは言っても別に読み手が全て作る側の思考で読んでいるワケはないので、「準優勝キャラ=相当強い」というハッタリが通用するとの判断から、大形の噛ませ犬として使われそうです。


2月21日(木)

今週のバキ感想

 扉アオリに「範馬の血を引く3人が集まる」云々みたいなコトが書いてありました。これはバキ・勇次郎・ジャックのコトなんでしょうが、烈海王がニュージャックに対して(3人目の兄弟?)なんて考えてる台詞があったので一瞬混乱しました。

 ジャックの変身は鎬紅葉の元で「骨延ばし」をした模様。医化学を凌駕したジャックが医化学の力でステップアップしてる感じがちょっと変。骨をサクサク食べてる様子から噛筋力も健在です。さし歯でしょうが。身長に正比例して格闘能力も高まったらしいです。今のトコロ、ジャックがどう強くなったのかは分かりません。最大トーナメントの時よりも1.2倍ぐらい全体的に強くなったとしか想像できません。新しく戦術を作り直してるのか、それともまた噛むの中心なのかが気になります。

 ラスト、紅葉に向かって、昂昇の仇は自分が討つコトになりそうだとケタケタ笑ってるジャック。何かキャラ変わってます。明日を見ないストイックな雰囲気を漂わせていた彼はどうしたのか。自信満々でケタケタ笑ってる時点でもう負け犬ムードを感じるのがこの漫画です。


2月20日(水)

今週の餓狼伝感想

 前回の感想で僕はこう書いてます。

>鞍馬、ラストのタックルで掴むと思わせて蹴りってのはそんなに捻ったフェイクとは思えないんですが、とにかく今回を読んでみた感じ、この試合もそれなりにバトルが描かれる様子が伺えたので楽しみです。まだここは序盤と考えれば捻りが薄くてもオッケー。

というワケで鞍馬の左蹴りが船村の頭に決まったトコロで次号に続く、となってました。そして今号はそのダメージでまずは船村ダウンのシーンからです。アナウンサーが「終わったのか!? 終わったのか!?」と絶叫。どんなに絶叫しようとまだキック一発です。試合は始まったばかりです。

 

まあ、終わったんですけどね。

ちょっとびっくりです。んで、後半は鞍馬が控え室へと戻る廊下の途中、姫川登場。煙草を鞍馬に向けてピッと飛ばす。その煙草に対して鞍馬がプロレスを仕掛けて勝利して終了。今の文読んでもワケ分からないでしょうね。

 この煙草にバックドロップを仕掛けたりする描写、鞍馬がプロレスにハマってきたってコトを描きたかったのかなあ。ちなみに姫川、最後のヒキ文がなければ姫川って分かりませんでした。てっきり新キャラだとばかり。 


2月14日(木)

今週のバキ感想

 そういや公園で梢江とキスをしてる時には音もなく接近するスペックに気付いていたバキ。その時は最大トーナメントでの汚点こと油断をクリアし、行住坐臥全て闘いの心得を持ち続けているトコロに感動したものです。女といちゃついてても気を張り詰めてる格闘馬鹿。そう感動したものです。

 そんなバキも最近では欲優先になってしまっていて、腑抜けモードが続いていました。それも今号で一段落。「次」。なんで次なんでしょうか。次が来ないのかも知れません。

 後半では遂にジャック・ハンマー登場。最初後ろ姿しか見せてなかったのですが、その段階ではパラレル版のクライベイビーサクラかと思いました。子豚の丸焼きを10秒足らずで平らげました。

 先週勇次郎が語った禁欲の果てにたどり着ける境地などたかが知れている、これは最大トーナメントの時点でのジャックをも否定してる言葉だったのですが、どうしたんでしょうか。バキにしたように、勇次郎はジャックにもアドバイスしたのでしょうか。

 とにかく、烈がジャックだと気付かなかった程デカくなってるのが気になります。これは、戦法そのものを作り直したのか、それとも再びマックシングでしぼむ為の仕込みなのか。


2月10日(日)

今週の餓狼伝感想

また知らない間に出ていました、アッパーズ。

いつも発売日を把握できない雑誌です。コンビニにもそんなに置いてないし。

 鞍馬、ラストのタックルで掴むと思わせて蹴りってのはそんなに捻ったフェイクとは思えないんですが、とにかく今回を読んでみた感じ、この試合もそれなりにバトルが描かれる様子が伺えたので楽しみです。まだここは序盤と考えれば捻りが薄くてもオッケー。

 鞍馬って別大会(北辰館)にもエントリーしていたんでしたっけ。この船村戦はふざけた感じでコロっと負ける可能性もあります。別に勝敗どうでもイイってノリで。これはただの顔見せ程度で、北辰館の方での活躍がメインになるのかも。


2月7日(木)

今週のバキ感想

 自分の予想としては、梢江が数カ月間育んできたバキとの関係も、バキの部屋から出て再び訪問するまでの数時間の間に勇次郎に蹂躙されていた、更には気持ちさえその僅か数時間で勇次郎に傾いていた、そして勇次郎の言う事なら何でも聞く女になっていて「バキの部屋に行き下着姿になって抱きつけ」と命じられ実行していた、そんな予想を立てていたんですが、まるで違いました。

 今週は、とにかくやりたい放題やってオッケーという勇次郎イズムが語られて終了。こんなコトをイチイチ伝えにくる辺りやはり親馬鹿です。しかも最悪のタイミングで。

 勇次郎、「誰が何と言おうと聞く耳を持つな」みたいなコトを語っていましたが、川辺での花山のコトでしょうか。何となく、総合掲示板のコトっぽいですが。

 喰って喰ってくらいまくれ。今週号は「喰う」という写植ばっかでした。食前食後に喰らえはヒット。板垣氏、この台詞考える時もう既にハイになってたんじゃないのかと思わせる程です。


1月31日(木)

今週のバキ感想

 全編バキの部屋に終始していた今号。感想も何もありません。部屋に入ってきた梢江は全部バキの妄想/イメージで、香水つけた柳に登場して欲しかったトコロです。扉アオリに「闘いのマニュアルは通用しない!」なんてあったのが笑えます。どんな展開でもそういった感じのハイテンションなアオリ文を考えなきゃならない編集サイドの苦悩が伝わります。

 ラストの梢江の表情はどうなんでしょうか。勇次郎の存在を知ってそうな顔に見えます(ストーリー、行き当たりばったりなので次週で表情変わってるかも知れないのでどうとも言えないですけど)。パパに膜破られ済みでしょうか。


1月24日(木)

今週のバキ感想

 最近の梢江の活躍ぶりはここに喧嘩を売ってるのかも知れません。

 今号ではドイルイズムが語られていました。とにかく闘いに於いて何をしてもいい。挙げ句、最強であるかどうかは自分だけが知ってればいいとまで言ってます。

 何ですか、例えば相手を液体窒素で一瞬で氷らせてそれを砕くようなシチュエーションでもドイル的にはオッケーなんでしょう。相手が誰に何をされたか分からないままこの世から消滅するような場合でも、ドイル的には自分だけが勝利を分かってるからそれでイイ。

これはかなりタチが悪い。

その後の、ストライダムに「しかし敗北を知りたがっている」と問われての答えがイマイチ噛み合ってない感じがします。勝利を求めてる格闘漫画で『敗北を知りたい』というキーワードは扱いが難解です。

 ドイルにはこの路線で行ってもらうとして、もう肉体能力のみでの強さに期待できるのは残された死刑囚/柳龍光しかいないんですが、コイツの酸素含有率6%もメカニズムを説明してても修業で身に付けれるようなものじゃない、ある意味風太郎忍法帖な技になってます。無理矢理シコルス復活させるとか。


1月18日(金)

今週の餓狼伝感想

 鞍馬が余裕面でニヤつきながら内心結構ビビってるのがよいです。この試合、意外としっかり描かれそうな気配がしてきました。鞍馬って文七よりも何だか主役面なんですけど。


1月17日(木)

今週のバキ感想

「これが...男の闘いと言えるのか...」(BYストライダム)

 というワケで、ドイルがあらゆる関節から刃物を出したのは本当の攻撃を喰らわす為のカモフラージュでした。刃物に昂昇の気を惹き付けておき、放った本命攻撃とは。

上半身前面から熱弾放出。

ドカンときました。一気にこの漫画の世界観の「あるなし判定」がエスカレートした印象です。こんな攻撃がアリになりました。

 これは脱獄後に仕込んだんですよね、ドイル。電気椅子にて死刑執行中に暴発してないってコトは。何度も連射できるような技ではないと思うので、克己、いますぐ仇をとってくれ。ドイル逃げるんでしょうが。

 それにしてもドイルって年齢幾つなんでしょうか。20代前半ぐらいでしょうか。幼年期編でストライダムが刃牙に「超軍人ガイア」を紹介した頃には、ストライダムはドイルの存在を知らなかった、もしくは知ってても左程の強さではなかったと思われます(ドイルの存在が後付け設定なのはこの際考えない事とすれば)。そう考えるとドイルは短期間で著しく戦闘能力を開花させたものと思われます。


1月9日(水)

今週のバキ感想

 梢江、キレる。しかも、随分と肝の座った切れ方です。花山にゲシゲシ蹴りを入れる、小石を頭にぶつけるといった横暴に出てます。格闘面において圧倒的な戦力を持つ者に立ち向かうこのシーンは、勇次郎に攻撃を仕掛けたバキの母/朱美と印象が重なりますが、ヒステリックに叫びながら仕掛けた朱美に対して、梢江は目が座ってるのが恐い。

 立ち去る花山の「痛ってェ」はキャラじゃないと思いました。格闘に生きるか、女を取るか、その2択を強いられたバキ。これで今後梢江が引っ込む方向に話が転がって欲しい。梢江が出る度にページ稼ぎにしか思えなくなってるので。

 後半はドイルVS昂昇。前回ラストでどんな攻撃をドイルが放ったのかは結局不明。左手は極フツーの状態にあります。外れた顎を自力でハメる昂昇。その様子を見てストライダムが驚いています。確かに凄いコトですが、この世界では今さらです。最後は昂昇が紐切りの構え、ドイルが甲/肘/膝から刃物をカキカキ出して妙なポーズで終了。

 外科手術で全身にチューブが通う肉体を持つドイルと思われます。紐切りでそのチューブを切断するのか、逆にチューブの硬度に指が通らないのか、それともその辺には全く話が関わらないのか、どうなる次号。

 

 

 

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