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■0296:今週のバキ/漫画/連載

 郭氏がだいぶヤケ気味な攻撃を繰り広げています。前回のラストで血が飛び散っていて、郭が何か攻撃を受けたものと思ってたんですが、勇次郎が郭の攻撃を受けて出血していたように見えます。出血って言っても精々鼻血です。

 郭海皇がやっているのだから、それは中国拳法、と断じる烈。郭海皇こそが中国拳法の頂点であり、中国拳法そのものという感じでしょうか。ちょっと全然関係ないコトを書きますが、プレステ版ロマサガのガラハゲはショックです。

 ラストは郭への攻撃を直前で止める勇次郎。何か驚いてます。郭は果たして何をやってたのか。想像できるのは、「全身を『緊張』させていた」。消力を使わずに、勇次郎の攻撃を受けようとしてたのではないでしょうか。郭の心理としては、自分が『理合』を得る為に途中で捨てた『武』の究極を目の当たりにして憧れてしまった、とか。それに対して勇次郎は「ココロの折れたヤツに興味はねえ」など言いながら立ち去る展開。そうなれば老人虐殺も回避できる纏め方です。

(20050130)


■0295:WJ8号/漫画/連載

表紙
 映画オリジナルキャラを元の漫画家が御自ら描き下ろし、というのはワンピースやナルトでも過去ありましたな。許斐先生の絵だとイマイチ有り難みを感じないんですが。

ONE PIECE
 モズとキウイが仰向けに倒れてよかった。うつぶせに倒れるのを想像しただけで痛くなる。鼻が。あの鼻がどうなるのか考えたらゾっとします。

 カリファがエロいです。ガーターにばかり目が行ってたんですが、いま改めて読み返したら胸元が凄い。誰かコスプレしませんか。しなきゃ僕がします。

 ラストにてトムの姿が写真としてドン。魚人の様子。カエルは何か恐いですね。ココロも恐いです。サイボーグ化してないフランキーはアゴが普通です。あのアゴもサイボーグの一環だったのか。ワンピースなら元からあーゆーアゴですってのもあり得るので。帽子と思ったら髪だったり。

BLEACH
 頂上に辿り着いて眼前に衝撃を受ける5人。そこでページをめくったら木が生えてるってのは一瞬ギャグに思えた。

 白哉は更に隠し技を出してきました。『殲景・千本桜景厳』。「見るのは貴様で二人目だ」って、一人目は果たして誰なのか。今回下手したら更に5人に見られちゃうトコロでした。

アイシールド21
 これで高波は攻略したんだろうか。出し抜いたコトは出し抜いたけどちょっとすっきりしないです。鳥になれば高波にも飲まれない、というよりも最後のページのイメージ絵みたいな飲み込まれる前に低いトコロを突っ切ってる感じで。

 地に浮かぶ鳥の影のイメージがカッコ良かったのでオールオッケーです。

テニスの王子様
 劇場版「二人のサムライ」が凄そうだ。地球に隕石がぶつかったような映像に『これはいったい何!?』。ホントに何? どういう技なんでしょうか。宇宙の法則を捻じ曲げるんでしょうか。本編でもまだせいぜい手塚が台風を発生させれるぐらい、天候を操る程度なのに。

 キャリオカステップを完璧に使いこなしてる田仁志慧の絵は、ホッピングの絵を模写して部分的にテニスラケット持たせたりしたように見えます。てかこのデブ面白すぎる。登場時にワケ分かんない台詞でラケットぶん回してる時点で凄い。

 リョ−マはクールドライブをまだ使ってなかったというヒキ。そのドライブCでいいじゃん。バウンドしないんだし同じじゃん。意地張って全力出さないでいいよ。全力で相手にぶつかっちゃスポーツマンシップに則ってるみたいでしょ。「相手を馬鹿にする、手を抜いて屈辱を与える」という許斐シップに則って試合しようよ。

銀魂
 メチャクチャ面白かった。茂吉の作り話をして、「職人ってそうゆうもんじゃね?」。こんな主人公、少年漫画でどうなのよ。って次の漫画のほうがヒドイけど。

DEATH NOTE
 何度か読んだんですが、よく分かりません。埋める前にノートの所有権や憑き死神入れ替えたりあれこれやってますけど、読むほどに混乱を極めます。
 火口をあっさり殺してるあたり凄いです。「犯罪者を裁いてクリーンな世の中を作る」というトコロから始まったライトですが、もう今ではてめえで人殺しをするように促がしておいて「お前犯罪者だから殺す」という感じ。いつしか悪に身を転じてしまった、悲しい世直しマン。

 切れ端を持ってるのでもうすかさず所有権は放棄しても記憶は持続できるのか。でもここは放棄しないでレムを常に引き連れてる状態になってほしい。死神が憑いてるから何?ぐらいの態度でLや父親に接して欲しい。あるいは、「何この死神!?何で僕の近くにいるの!?もしかして僕取り殺されるのかな!?恐いよー!」ぐらいの猿芝居をして欲しい。

 ところで火口は法で裁けない感じに思えます(死んだからその辺どうでもいいけど)。呪いで人を殺しました!って言うようなもんです。

こち亀
 両津のツッコミのキレが良かった。テンポ良く面白かった。

未確認少年ゲドー
 伏せられてる文字なんだろう。「フェラーリ買ってあげたりとか フェラガモ買ってあげたりとか してあげちゃう」かな。そりゃ確かに清楚な美少女が金持ちチックな発言したら、過激です。

いちご100%
 包帯コスプレはマニアック過ぎだろー。大人のお店の「綾波はじめました」って張り紙みたいです。

HUNTER×HUNTER
 フェイタンの念能力が発動。『許されざる者(ペインパッカー)』から「太陽に灼れて(ライジングサン)」。映画タイトルかな。痛みを相手に返すみたいです。フェイタン攻略は、痛みを返されても自分で耐え切れる耐久力を持つ、もしくは発動前に一気に畳み掛けて倒すというのが思い浮かびました。

 カルトは兄を取り戻すのが目的らしいですが、兄がどの兄なんだろうなー。アルカらしき人物も写真で公開。あれじゃ公開されてませんけど。ラストは王。「あと9日…」とセルゲーム開催を待っています。

武装錬金
 わざわざ血をつけなくてもマフラーの毛髪をチャクラムに貼り付けたり縛りつけたり、ではダメだったのかな。剛太が敵にわざわざ種明かしめいたコトをしてたのは、根来が自分の物と認識する必要があったのかも知れない。認識の問題。シズク自身が無生物と思えば血も吸えるように。いや別にそういうのはないか。ジョジョのスタンド戦を思わせる詭弁チックなハッタリが利いてるバトルでした。

(20050126)


■0294:今週のバキ/漫画/連載

 勇次郎は突然変異の存在、という形で桁違いの戦闘技量を説明。背中に浮かぶ鬼の貌、今回のトーンの張り方だと目の部分が分かりやすい。鬼の貌鬼の貌言っててもどこが目なのか鼻なのか何となくでしか把握出来てなかった。まあ、目はあれだろうとは思ってましたが。相変わらずそれ以外の顔のパーツは分からん。目と、眉間の皺しか分からん。

 突然変異というのは僕としては腑に落ちる設定でした。ギリギリでしょう。ある意味奇形。グラップラー刃牙段階では勇次郎の背中、訓練の果てに得た戦闘筋肉みたいな発言をどのキャラかがしていましたが、筋肉の付き方が違う/先天的に体の構造が異なっているってほうが納得できる。だいたいあの人生まれた時からおかしかったでしょ。努力を努力と思わないので気がついたらこんなに強くなってたー!ってのとも違う。本当に努力も何もしてない。最初から強い。

 郭海皇が勇次郎の存在を突然変異と認識、獅子に喩え、そして自分を餌に喩える。ギャグ漫画になりかねない壁めり込みを食らい、そして今週の最後では謎の出血。何されたんだ。頚動脈噛み切られたんじゃないんだろうか。

 そういやチャンピオンレッドにて花山外伝が開始されてるみたいですが、袋とじじゃあなあ。何かデジャヴを感じるのはこのやり方が聖闘士星矢Gの時みたいだからか。コミックス待ちにするかのう。

(20050121)


■0293:冨樫義博「幽遊白書 完全版」11・12巻/漫画/単行本

『内容は実に陳腐なものだよ 人間愛を建前にした殺戮が主題らしい』(仙水忍)

 このエピソードのラスボスとなる仙水も登場で「魔界の扉編」本格始動。仙水は良いなあ。この漫画で一番好きなキャラです。こいつの存在と思想、葛藤が「幽遊白書」のメインテーマにも直結してます。作者的に後付けというか後方修正だろうけど。善悪の二元論/価値観の反転を体現してるキャラ。幽遊白書、更には作者の方向性をも変えたキャラだと思っています。

 この二冊は本編中にカラーページがない為描き下ろしの口絵が各々一枚多いです。11巻は桑原、12巻は蔵馬。これはヒドイ。冗談抜きで10秒ぐらいで描いていそうです。水彩が乾くの待ってる時間のほうが絶対長いだろ。

海藤優/『禁句(タブー)』
 蔵馬との頭脳戦。こういう変格バトルは楽しいです。最後も何気に一捻りしての蔵馬の逆転。この能力の見せ場は二度とないと踏んでたのか結構じっくりと戦った印象。

城戸亜沙斗/『影(シャドー)』
 地味ながらも使い勝手が良さそう。でも作中ではそれほど活躍せず。神谷戦では影を動かせるなんて能力も追加されてたほどだし、漫画的にはそれほど使えなかったのかな。

柳沢光成/『模写(コピー)』
 桑原に化けていたのを幽助にぶん殴られました。確かジョウスケが音石ぶん殴ったのと同時期だったハズ。同時期どころかひょっとしたら同じ号だったかも。幽助にしろジョジョにしろ、どちらも決めては勘ですが、ある程度の消去法絡めてるあたりが幽助というか冨樫らしい。

室田/『盗聴(タッピング)』
 心を読むという超絶能力をあっさりと使っちゃう作者。時間を止める能力をグルドなんかであっさり使う鳥山先生も凄いけど。こういう能力をもっと頭脳派な人物が獲得したら手に負えないんですが、ボクサー志望で腕力に自信のあるキャラに落とし込むコトでストーリーが複雑になるのを回避してます。

神谷実/『医師(ドクター)』
 倒された後の取調べが冨樫的だと思った。倒され方ってこんなのだったか。記憶違いしてた。幻海が麻酔を解除するような気を打ち込んで幽助がぶん殴り、だと思ってた。

御手洗清志/『水兵(シーマン)』
 中々強かったけど心が弱いという設定で調和。「黒の章」によって人間に絶望した、というピュアさを持ってます。「黒の章」を見てどんな思いをしたのか。プリキュアを見て素直に楽しんでる幼女が同人誌を見たような衝撃を受けたのでしょうか。

刃霧要/『狙撃手(スナイパー)』
 この段階での冨樫的究極美形キャラ、なのかな。改めて完全版を読んで感じたのは、昔見た時ほどカッコイイと思わなかった。カッコイイけど、絵にまだ隙がある。それにしても恐ろしいほどあっさりと退場しました。
 「お前はもう寝ることさえ許されない」ってのはゾクゾク来るサイコ発言です。

天沼月人/『遊熟者(ゲームマスター)』
 ゲーム好きな作者らしい能力だけど、ゲーム描写自体は殆どどうでもいい扱いで、決め手は心理戦。ところで「餓狼伝説」ってゲーム、エンディングでしっかりとギースは死んだと表記されますが、続編で生き返ります。そういうのはどうなるんだろう。続編は別ゲームだから、死は避けられないのかなあ。

巻原/『美食家(グルメ)』
 団長の能力の原型ですな。戸愚呂丸呑みはまだ分かるけど、室田丸呑みの絵が浮かばない。世の中に能力者がいなければ無用の能力です。団長もそうですが。

樹/『門番(ゲートキーパー)』
 黒幕チックな発言をしつつあくまでもこのエピソードのラスボスは仙水。メンタルにジットリとくる発言がイカしてます。作者のネジはこの辺から飛んできました。作者のこの変貌、その後の作風は超好みなので嬉しい限りです。

(20050118)


■0292:福本伸行「最強伝説黒沢」1〜5巻/漫画/コミックス

『オレが求めてるのは……オレの歓喜。オレの咆哮。オレのオレによる、オレだけの……感動だったはずだ…!』(黒沢)

 実は福本漫画を読んだのはこれが初めて。面白い。何か分からんが先を知りたい/読み始めたら止まらない魅力に溢れています。魅力というか魔力かも知れない。絵は下手だし(特定の角度からしか描けない)、妙な大ゴマや葛藤リピートでページの速度を削いでいそうなのに、それでいてグイグイ引き込むってのは凄い。ていうか葛藤リピートはむしろプラスの持ち味ですね。この作者独特の。この画力で漫画界を生き抜いてる理由を理解しました。面白いわ。

 1〜4巻は黒沢という男のダメっぷり・みみっちい心理を描写しています。徹底的に。好感度の低い主人公ですが、読み手の共感度は高いかも。こんなにの共感しちゃダメなのに!ダメなのに理解できちゃう!という後ろめたさを読者に与えます。こうはなりたくないと思わせます。どんな主人公だよ。

 5巻からちょっと方向性が変わって、黒沢が周囲に評価され始めます。中学生との喧嘩で勝って以来、黒沢の株が上昇。何かこの巻あたりからファンタジーというか微妙にリアルさが失われていきます。中学生はそんなんじゃない気がしますよ。そんな、喧嘩して相手に尊敬されるだなんて。

 ただ、この作者は計算ずくでストーリーを最初にガッチリ決めてから描き始めている人みたいなので、ここからの展開こそが「最強伝説」のメインで、4巻までの描写はその前振りとして徹底的に黒沢を貶めていたのかも。その前振り部分が作者の想定以上だったのか予定通りだったのかはともかく、かなりリアルで面白かったんですが。まあ、ファンタジーチックな展開になっても、そうなったらそうなったで楽しみなので構いません。

(20050118)


■0291:WJ7号/漫画/連載

アイシールド21
 アニメ化記念でジャンプ表紙&巻頭カラー。扉は折り込みワイド版。サソリとガンマンの日本人離れしたマネージャーに目がいきます。いいなあ。

 太平洋と大西洋がまるで今までいなかったかのように紹介&活躍。鬼平の台詞から、ディアーズ戦でもキチンと登場していたようですけど。メガネのほうは顔だけのコマ見たら背が高いキャラってのを忘れてしまいます。何か小さそう。インテリチックなメガネは小さいという偏見で。

 高波を彷彿させる守りで本当に高波を描くってのは板垣漫画を思わせます。イメージ描写と思わせて、あれは実際スタンド的な攻撃かも知れません。

 泥門デビルバッツ新技『鳥の叉骨(ウイッシュボーン』。鳥になれば高波に飲み込まれないって、飛ぶの? 飛んじゃうんですか? 骨が何を意味してるのかが予想できない。骨の必要がきっとあるんでしょうが。技名、語感とかだけで決めてない漫画だし。

ワンピース
 キウイ達が出るコマ毎にほとんど同じ構図なのが、作者の意図外だと思うけど何かニヤけてしまった。メリー号に関するウソップの思いをビシビシと受け止め涙ぐむ二人。感動するトコロなのにちょっと笑いそうになる。葬式で笑いそうになるのを堪える気持ちで読み進めました。

 空島でメリー号を直したのはクラバウターマンという船に宿る妖精でした。長かったけど、やっと判明。そして、メリー号が原型を留めたままで復活の可能性もなくなった感じ。

BLEACH
 千本桜が肉眼で確認できるスピード、での描写。今までは対戦相手の視点でわけも分からない攻撃として扱われてたのを、パワーアップしてる一護なので相対的にスピードに付いていけてるので見えてる感じでしょうか。一気にしょぼくなりました。白哉、来週こそは「汗」で。

テニスの王子様
 ラストの乾に笑った。ビーチバレーでゾンビ化してそれを引きずっているんだろうか。

 野次とかメチャクチャ酷いんですが、全体的に何言ってるか分かんないので審判は注意しなかったんでしょうか。

 「お入rh路絵w;hv;;オリ;;れwj:r負け犬jdしえ魚w;へを屋;終えw;おいh;れ」

 いま負け犬って言った?気のせい?言った?とかそんな感じで。

DEATH NOTE
 ライトの記憶が戻りました。凶暴な表情のライトを見て一安心。小畑氏も久々に邪悪ライトを描ける嬉しさに、やり過ぎたのかも知れません。

 次号、「中」って。二冊のノートの表紙と中身を入れ替えてたのかなあ。レムがライトのノート持ってた理由になりそうだし。ていうかノート分解していいのかどうか分かりませんが。

こち亀
 大阪馬鹿にしすぎ。関西にはいい印象を持ってない僕でも軽く引いた。

いちご100%
 前回はだいぶ凄いヒキだったのに、イマイチエロ度数は跳ね上がらず。即物的なエロを期待していただけに。今回のさつきは目がぱっちりしてたので、ツリ目好きの僕の心の琴線に触れず。

銀魂
 ジャンプにまつわる色んなネタが面白かった。巻末の担当の言葉とか確かに読まないよなー。赤マル売り上げダウンに貢献しそうです。

武装錬金
 円山を普通に殺したのにびびった。二回も出歯亀なんて使ってます。明治時代に出歯亀という言葉はなかったとかいう突っ込みへのリベンジにすら思える。そして和月先生らしからぬ女性全裸。でも要所要所は描かない。少年誌という気遣いからよりも、自作にエロっちい要素を入れたくないから、かと思われます。あるいは、アラレの要所を造り切れなかった則巻センベエ博士と同じ理由からかも知れません。

WaqWaq
 機械病の落とし方がスマートです。スマートだけど先を急いでる雰囲気もあり連載終了をも予感させます。いや連載終了じゃなくても機械病はあのオチしかないですね。

ピューと吹く!ジャガー
 今回ネタはともかくハマーの最低ぶりを久々に味わえました。

(20050117)


■0290:内田さやか「Shiny Stocking」(アスコム)/写真集

 前半は日常でのビキニ多めだったりしますが、後半に行くにつれてストッキング、ミニスカで下ケツ等フェチ向けな内容になってます。ストッキングって。かなりピンポイントな需要を狙ってます。ミニスカ下ケツもそうですけど。これは…上級者向けだろ。

 ストッキングは分かりません。僕にはストッキングの味わいが分からない。まだその領域に突入していない。が、表紙にもなってるオーバーオールチックな格好で下ケツパンチラ路線はかろうじて分かる。ギュウギュウに絞り込んだ胸元と、その脂肪の変形は味わい深い。ガードレールに股間を乗せてるのもエロい。写真によってはノーパンに見える撮影もエロい。

 着エロの方向として、ファンタジー入ってるコスプレ路線で衣装の際どさでエスカレートさせるというのがありますが、この写真集は着エロではなく、極力現実との乖離を避けてのありそうなエロさを出しています。そこもまた通向けです。通っていうか、オヤジ向けです。ストッキングって。そりゃ内田さやか引退するわ。

(20050114)


■0289:内田さやか「生食」(竹書房)/ムック

 去年のアイドル写真集/ムックではダントツに好みの一冊。これってもう感想書いたっけ? 書いたような気もする。関係ない。一度書いてたらもう一回書いてるコトになるが関係ない。ひたすらに好みな内容なんですが、大きくポイントは二つ。

 一つ目は表紙にも起用されている女体デザート盛り。これはエロい。こんなコトばっかりやらされてちゃ、そりゃ引退するわ。生クリーム&フルーツでデコレートされています。胸の天辺には勿論サクランボですよ。中身ではそれをグッチャグッチャに塗り回して全身クリーム&チョコまみれ。エロい。女の子にこんなコトしてみたいよ。させてくれよ。金払うから。

 そしてもう一つのポイントは、裏表紙にもなってるラーメン屋で下着をずり下げながら麺をすする図。デザート盛りに比べるとインパクトには欠けますが、このいやらしさは半端じゃないですよ。太ももあたりに下着をずり降ろしてラーメンを食べてる図。ラーメン屋という公衆の場、というのもエロさに拍車をかけています。そんな場所で!という異常シチュエーションの味わいがあります。藤川京子「激生」でのコンビニで尻出しと並ぶ異常シチュエーションの妙技です。

 他のページもローションまみれだったり野外で下乳出してたりと燃えるのですが、以上の二つが桁外れの破壊力を持ってるのでちょっと霞みます。綴じ込みページよりもパンチが効いてます。

(20050114)


■0288:杏さゆり「SPICY GIRL」(小学館)/ムック

 「サブラ別冊スパイシー・ガール 杏さゆり写真集」。これって去年の春か初夏ぐらいに買ったヤツですわ。

 杏さゆりは清楚路線の人だと思いますが、このスパイシーガールでは珍しくいやらしい格好をしています。以前も手形ペイントな写真集を出したりしてましたが、それでも清楚系/同性受けしそうな女の子路線は維持していた感じ。が、今回はかなりセクシーな印象を与えるカットがチラホラ見受けられます。セクシーを通り越して時折エロい。良いよ。

 個人的にはビリヤード台の上で寝転がってるショットがイイです。これエロい。ビリヤード台ですよ。キューでいたずらシチュエーションを誘発させます。
それから股間に蝶をあしらったビキニのショットもエロい。そのビキニでしゃがんで開脚、という杏さゆりがそんなポーズを取ってるのが凄い。杏さゆりが俗にいうインリンポーズ決めてますよ。
ピッチピチの赤パンツで股間の形がくっきりしてるショットも凄い。ホントに杏さゆりかよ。形が! あの! 形が!

 このスパイシーガールは、従来の杏さゆりを知っていれば意外なエロさに驚ける一冊だと思います。ファンはどういう形でファンになってるのか分かりませんが。清楚路線の杏さゆりが好きなら、この一冊で仙水よろしく全ての人間に墓を掘る気持ちになるかも知れません。言い過ぎな上に意味不明です。

(20050114)


■0287:KAORI「妄想曼荼羅」(ぶんか社)/写真集

 着エロものとしてはページ数もあるしカット自体も悪くないんですが、何故か本気では琴線をふるわせない微妙な一冊。KAORIという被写体が若く見えたりちょっとおばさんに見えたりと謎の存在だからなのかなー。若くも老けても見えるってコトは、老けてるほうが勝ってしまう。僕の妄想力がまだ足りない。

 一つ一つ見れば、どのページもかなりいやらしいです。衣装もあれこれ多彩です。特に良いと思ったカットは、廃車に乗り込む瞬間のカットでしょうか。ミニスカで尻が出ちゃってるヤツ(Tバック穿いてるんでしょうが、プロはノーパンと想定する)。胸よりも尻メインの人です。表紙も裏表紙もTバック強調です。がに股ショットが燃えますね。僕の変態性を再確認しました。お姉さんが露出の高い衣装でがに股ポーズをとってるってのに燃えます。がに股とか、しゃがみ込んだりしてるのがイイ。

 ボンデージ衣装が多いのも好みのハズなんですが、どうにも乗り切れない。これはやはり被写体が好みじゃないという基本的な理由かも知れない。僕のニーズ相応のえげつない格好をしてくれる希少な人材なのですが。

(20050114)


■0286:今週のバキ/漫画/連載

 勇次郎、海皇を壁キャッチボール。烈が「壁を利用!」等と驚いてるのでこれが一応の消力対策の答えのようです。消すにはある程度の距離が必要みたいです。自然落下なんかに必要な最低限の距離が。

 老人を打ちのめす描写が続いてますが、老人と扱わず100年をも越える超キャリアの持ち主と評するコトで老人虐待を尊敬すべき格闘家への返答という意味合いに変えてます。PTA対策かも知れません。

 郭、度重なるキャッチボールに業を煮やしたのかいきなり反撃して調子こいてんじゃねえ!と激昂。激昂はよくない。底が見えた証です。直後、勇次郎はちょうしこかせてもらうぜと遂に背中の鬼の貌を出しました。これは勇次郎的にも決めシーンなんだ。特撮で言うところの変身シーンなんだ。次回はいよいよ最後の虐殺かと思うと期待が高まります。

(20050113)


■0285:冨樫義博「幽遊白書 完全版」9・10巻/漫画/単行本

 浦飯チームと戸愚呂チームによる暗黒武闘会決勝をこの2冊に収録。10巻後半では魔界の扉編も始まってます。

「考え事の最中悪いが おいのりの時間だ せめて楽に死ねますように……」(鴉)

 決勝第一試合は蔵馬VS鴉。鴉の能力は爆弾を作り出すというものでした。支配者級なる用語が出てきてますが、今後二度と作中で出てこなかったハズ。蔵馬は今回もイイ感じで苦戦しています。薬の習慣性で妖狐状態になってる時間が短くなってきてる、と思わせて実は南野秀一の肉体に妖狐の力が宿り始めてる、という感じの逆転劇もイイ。とか言っても妖狐の姿は受けが良かったのか今度も出てくるんですけどね。

「死にたきゃ勝手に死ね オレは指図されるのが嫌いでな」(飛影)

 次は飛影VS武威。二話で飛影の勝利。邪王炎殺拳炎殺黒龍波。鎧は実は拘束衣扱いだったりと武威も強いヤツなんでしょうが相手が悪かった。ピッコロみたいな格好も悪かった。「はねかえされた黒龍は術師にかえる そして自ら放った黒龍に焼かれ喰われるのだ!!という思い違いも悪かった。「焼かれ喰われる」って、どっからそんな情報得てたのよ。2ちゃんですか?

「弱点がどこかわからねェなら 全部ぶっつぶしたる!!」(桑原)

 桑原VS戸愚呂兄。戸愚呂兄はえげつない発言をしてたりいやらしい性格なんですが、それでいてイマイチサイコ度数が足りない。まーこの漫画の中で一番しぶといヤツです。ここで桑原に倒され、桑原勝利コール後に復活、でも弟にぶっとばされその後またもや魔界の扉編にて復活するという。

「おまえもしかしてまだ 自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」(戸愚呂弟)

 10巻ほぼ丸々使っての浦飯VS戸愚呂弟。何気にパワーゲームです。冨樫漫画では珍しい勝負かも。それなりにパワーバランスの逆転が繰り広げられますが、リストバンドで力を抑えてた・100%になった・仲間が倒されて力が跳ね上がった、という風にこれも何だか冨樫らしからぬ格闘漫画の記号的インフレ方式。少年漫画を意識した上での集大成な展開な感じも受けます。勝負の後に明かされる戸愚呂の過去など、このキャラ作者好きなんだろうなーというのをヒシヒシと感じますな。バトル中では上の台詞が印象的。これはむしろ主人公は負けないと安心して読み進めている読者に問いかけてます。

 暗黒武術会ラストの語り、『しかし左京の邪悪な野望を受け継がんとする者がただ一人あの島に残っていたことを…今の幽助達は知る由もなかったのです……』、誰のこと? 戸愚呂兄ってコトでいいのか?

 魔界の扉編序盤は城戸、海藤、柳沢がまずは登場。海藤が『禁句』の能力で蔵馬に挑みます。初登場時の海藤は凄い陰険な顔つきですが、今後回が進むにつれ、そこそこ見れる顔になっていきます。この手法は、パクノダに引き継がれます。

(20050113)


■0284:板垣恵介「バキ」24巻/漫画/コミックス

 オリバVS龍書文決着、バキVS郭春成、そして寂VS烈序盤までを収録。

 オリバと龍の闘いは現在連載進行中の勇次郎VS郭海皇に続く長さです。この5VS5の初戦ですので、作者的にも今後どう展開させるかが決まる重要な一戦でした。龍の居合い対策を中心にバトルは進行します。結局のトコロ居合いの速度を破るコトはできなかった感じです。相手を挑発させた、オリバは本気で筋肉を固めてなかった、等によって龍を倒します。猶予ができました。龍が今後再登場する時までには居合い破りを作者も考えておいてくれそうです。

 郭春成は伝説的な敗北です。「その間実に2秒!!!」。毒から復帰直後のバキを苦戦させるワケにいかなかったのか。と言うよりもバトルのネタがなかったんじゃないだろうか。

 春成が闘技場に向かう前に郭海皇が「残り4名4試合 わしが全部やる」と言っていますが、見てみたかったなー。特にマホメドジュニアと郭海皇が試合したらどうなるのかが一番気になる。

 寂VS烈の試合はこの巻では序盤まで。寂、烈に握手を求めては不意打ち狙いを繰り返す戦術を使ってきます。なんでこの人が海王なのか素で分かりません。

(20050110)


■0283:今野緒雪「マリア様がみてる レイニーブルー」(集英社コバルト文庫)/活字/小説

 まさかの「次巻につづく」な終わり方に衝撃を受けました。こんな不安なトコロで話が中断されるなんて。今までも複数巻に渡ってるのはあったけど、上下になってたしエピソード毎にそれなりに話が収斂してたのに。

 瞳子と祥子の怪しさが延々と続き、祐巳やきもき。どう纏めるのかと思ったらこの巻では終わってなかったです。これはある意味狙ったのか? 今野緒雪狙ったのか? オチがないのがオチという、後期星新一風オチなのか? 早めに「パラソルをさして」を読みたいトコロですが、この「レイニーブルー」を読み終えてすでに2ヶ月以上経過してたりします。

(20050110)


■0282:今野緒雪「マリア様がみてる チェリーブロッサム」(集英社コバルト文庫)/活字/小説

銀杏の中の桜
 ビッグスター達の卒業に伴い新入生として新キャラが登場。二条乃梨子と松平瞳子。この「銀杏の中の桜」では乃梨子視点で物語が進行します。新シーズンの切り出しにこの手法を使ってくるのは中々に大胆。作者自身がマンネリを防ぐ為に冒険してきてますね。その冒険も上手く行ってるし。

 属性の付け方も憎いぐらい上手いです。カトリックの学園に仏像マニアという。志摩子の妹になる、というオチをデフォルトに、そこに至るまでのストーリー運びも上手い。作業的に読まされる感はせず、短い中グイグイ読者を集中させる文章です。

BGN
 「銀杏の中の桜」の変奏曲で、仕掛け人視点から描かれる同一の物語。まるでこの構成は終盤で犯人の独白が入るホームズ物のようだ。同じ話を別視点から補完してるのですが、祐巳というおっちょこちょい視点なので何故かハラハラする。「銀杏の中の桜」ではイヤなヤツ登場か?と思わせた松平瞳子のフォローも兼ねてそうで、兼ねてないかも。イヤなヤツかもという疑惑は消えず。

(20050110)


■0281:今週のバキ/漫画/連載

 勇次郎のラッシュが続きます。海皇、かなり劣勢に。途中で海皇の着地に拳を打ち込んできたのがかなり凄い。あれをシャオったのが凄い。髪の毛抜かれて硬直したのに、着地直後の硬直はないってコトなのか。

 それでも最後は遂に勇次郎の攻撃を海皇、シャオれなかったのかな。背後にある壁にぶつかって衝撃を受けていそうな絵に見えましたが。こういう攻略なのか。

 闘争において、創意工夫の全てを不純物と看做す勇次郎と、創意工夫の積み重ねこそが本質と語る海皇。この辺りにも対立項目ができていますが、勇次郎はもう例外中の例外です。実行して、そして勝利して他者を黙らせる/結果で示すのはカッコイイですが、それがスタンダードの考え方に思えないのが勇次郎。真似ができない。追随を許さない。たまにこういう傲慢な人間になりたい気にもなります。

(20050110)


■0280:WJ5・6合併号/漫画/連載

表紙
 ライトに受けた。Lのほうが笑えそうなのに、シリアス全開のライトに受けた。

2005立体キューブカレンダー
 これは使えないだろ。ちなみに去年の卓上カレンダーは一年通して使いましたよ、僕。他に2004年のカレンダーなかった。まさか一年通して使うとは思ってなかった。

BLEACH
 巻頭オールカラーってのはテニスの王子様以来でしょうか。一護の卍解に費やされた一話でした。『天鎖斬月』。刀が小さくなって衣装も変化。あの衣装も卍解に含まれてるってコトでしょうか。ていうかあの衣装が卍解本体なのかも。

 誇りがルキアを殺すことと繋がっている。ルキアは実は人形っぽい描写があったような気がするので、人形に魂を封入する禁忌への戒めが白哉の目的なのかなー。人形っていうか、白哉の関係者の死骸に別の魂を封入したりして、元の肉体への冒涜許さん!という心理なのかも。

ONE PIECE
 フランキーとウソップのあっさりした和解は清清しい。ラストの解体を手伝ってやるよってのは、アーロンの元でのナミの部屋をバキバキぶっ飛ばしたような意味で、ウソップの踏ん切りに繋がるんだろうか。

NARUTO
 全6回ってのは短かった印象ですな。せめてイチャイチャパラダイス愛読者への道まで描いて欲しかった。

DEATH NOTE
 ヘリから銃持った覆面が身を乗り出してきたのを目撃する火口の驚く顔が面白かった。火口、今話は常時テンパっていますが、このシーンはその中でも出色のテンパり具合。

スベルヲイトワズ
 面白かったです。青年誌でもお笑いを扱った作品を昨年発表してましたが、一瞬そのリメイクかと思った。お笑いを扱いつつそれがテーマというよりも森田先生らしい人情・友情色に主題の置かれた作品でした。

アイシールド21
 水町はとりあえず攻略完了というワケで、次は筧。だけかと思ったらデカいのが二人キャラ立てして追加。高校アメフト界ナンバー1&2、だそうです。高校ってコトは全世界含めてトップ2の背の高さなのかな。デカいヤツネタはポセイドン戦で使い切る感じでしょうか。

テニスの王子様
 オジイの顔面ヒットはえげつないです。劉海王の顔の皮が剥がされた時と同様の衝撃を受けました。

いちご100%
 今週の何様発言大賞は、「仕掛けるって言ったわりには何もしてこねーな さつきのヤツ…」に決定。マジで何様。

 今週は美鈴が可愛いかったよ。

HUNTER×HUNTER
 フェイタンは傘以外何も暗器を隠してないのかのう。上半身部分には隠してないだけで靴あたりには何か潜ませてるんだろうか。靴の裏にスプリングとか。ドイルみたいに自分の体内に何か隠してて欲しい。

武装錬金
 何故か誰も見ていない腹の中で胸を両手で隠す斗貴子。こないだまでの描写では34センチもあったように見えないんだが、今回剛太の肩に乗ってる絵ではありそうなサイズ。そしてノーパン。剛太の肩にノーパン斗貴子。ノーパンだと思って読み返すと色々と際どさに萌えるコトができます。

 ゴゼンがバッグを取りに行けずに着る服がない展開に期待。

賀正!!神のハガキスペシャル!!
 全部面白かった。ヤバいです。今週のジャンプで最高の2ページです。ジャガーが霞んじゃったじゃないか。

(20050105)


■0279:12月まとめ/雑文

▼12月購入書籍▼
「このミステリーがすごい! 2005年版」(宝島社)
板垣恵介「バキ」24巻
福本伸行「最強伝説黒沢」5巻
ゆうきまさみ「鉄腕バーディー」7巻
冨樫義博「幽遊白書 完全版」11・12巻

▼12月読了活字本▼
なし

 まさかの二ヶ月連続読了ゼロ。こんなの読書サイトじゃないですよ。2004年のまとめもしてないのでここでさらりと書いてみますが、2004年は仕事で頭を悩ますコトが多く趣味に時間をなかなか割けなかったという印象。まあ、そんなの言い訳に過ぎないんですけどね。ホントに好きなら寝る時間減らしてでもやりますし。気力/集中力が年々失われてきてるってのが問題だ。

(20050105)


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