林完次


「宙ノ名前」(光琳社出版)

 これはどう説明していいものやら。図鑑でしょうか、写真集でしょうか。等と考えてたら冒頭にこう書いてありました。

>本書は、月や星をはじめとする、夜の空に関する言葉を、それを直接示すか、あるいはイメージした写真とともに紹介する歳事記風天体図鑑です。天文学上の用語については、原則として取り上げていません。

 夜空に関する用語図鑑という感じかな。星座をギリシャ神話の逸話と共に紹介したり、昂/鷲の黒い穴/冬の大三角、など俗称・通り名めいたものの解説など、「夜空」というくくりで色々と収録。夜空という括りはあるものの、用語のメジャー/マイナー面での統一性や難易度がバラバラに感じます。なので、偏った知識を得るコトが出来ます。

 これは僕にとって「何となく眺める」という本です。頭から通して読んでません。通して読む気にならないです。

 字面眺めてるのが結構楽しいかも。雪待月/月暈/月の剣/月の盃/月の船など、例えばホームページのコンテンツ名を「月」絡みで統一したりする時なんかに使えそうです。コンテンツの内容が全然分からない、閲覧者に厳しいサイトになりますが。

 つーか定価3000円以上もしたのか。ちょっと高いですね。出版社、確か潰れました。今では角川で出てるんだったかな?

 ちなみに、夜空に関するロマンチックな逸話を幾ら知ってもモテませんので。

(20030202)

 


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