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9月10日(火)☆

 森博嗣「赤緑黒白」読了。未読コーナーに居座り続けてる「エンディミオンの覚醒」、そろそろ行こうかなあ。

 今日本屋を覗いたら綾辻行人の記憶シリーズの新刊が出ていました。ハードカバーだったので僕がこれを読むのは3年後ぐらいでしょうね。あ、コミック餓狼の新刊買い忘れた。

 ガッデムの余韻が消えません。梅澤め。この漫画を笑える余裕が出てきたかも知れません。


9月9日(月)☆

 WJ41号感想。

遊戯王

 海馬がまだ乗り込んでないのに飛行船を離陸させました。粉砕するアルカトラズの爆煙の中から戦闘機で華々しく登場し、その場を去る海馬。結果的に助かるのは読み手に見え見えとは言え、あの段階で離陸させた判断はヒドイ。

 これにてバトルシティ編、完ですか。作者巻末コメントによると「もうちょっとだけ続きます」ってなってるけど、千年アイテムまだ沢山残ってますよ。

ワンピース

 最後が珍しい終わり方でした。今回はゾロの活躍がちょこっと見れて嬉しい。試練は1つしか選べないんですかね。全部楽しそうなのに。

ハンター×ハンター

 連載150回突破記念W(ダブル)扉だそうです。無茶苦茶な理由です。本編と脈絡なしのシズクのサービスでした。

 「一坪の海岸線」を求めて到着したソウフラビ。トントン拍子に話が進んでいます。どうやらこのイベント発生には15人以上で「同行」を使ってこの街に来なければならなかった様子。

 直後「えげつねェな」と謎の発言をするプレイヤーがいましたが、言葉の真意はここで明かされていません。プレイヤー間の猜疑心が募るゲームに15人以上なんてパーティを要求する製作方法に対して言ったのか、「一坪の海岸線」入手後に争奪戦が起こるであろう製作方法に向けての発言か。

ナルト

 何だか最終回直前ノリです。親続々登場なのはいいんですが、似過ぎ。親に反発して正反対の方向を目指す子はいなかったのか。承太郎の娘はあんなに饒舌に育ってるのに。

SWORD BREAKER

魔城「ガッデム」ときやがりました。

 最後の“勇猛なる義足の女剣士の胸に輝くダイヤはもしや...!?”って文で一瞬『え?穴あけて輪っかに通してるの?』と思ってしまった僕は重傷です。むしろ首輪でした。

いちご100%

 東城はシャツを脱ぐ前の方が巨乳感が伝わりました。今回は東城の天然ぶりが分かりました。あと東城の弟が外人ものが好きなのも分かりました。

Mr.FULLSWING

 この漫画ってどういう受け方してるのだろう。昔僕が「奇面組」を初めて読んだ時のようなギャグ密度への感動でしょうか。

 「あの2校は決して倒せないよ」。選抜であれだけ長かったのに予選もやる気あるみたいです、作者。

おバカちん研究所

 たけしの穴埋めにしばらく代原が続くんでしょうが、今回のはポッと出のテキストサイトぐらい楽しめました。

 2週ぐらい前のホモ忍者のヤツはひどかった。40代後半の感性だった。

ストーンオーシャン

気持ち悪かったので今回パス。


9月8日(日)☆

 本日の購入書籍。雨が小降りになってて外出が楽で良かった。

森博嗣「赤緑黒白」(講談社ノベルス)
岡崎二郎「アフター0」3/4巻(小学館)

 アフター0は著者再編集版で全8巻が予定されてる模様。この感想も早めに書きたい。森はVシリーズラスト。登場人物を見てニヤリとしました。作中でヤツがどれぐらいのウエイトを占めてるのかは読んでみないと分かりませんが。そう言えば真賀田四季もS&Mシリーズの最初と最後に登場してたなあ。


9月7日(土)☆

《更新履歴》...トップ絵及びトップ仕様変更。

 久々にいじくりまくった気がしますな。まあ、トップだけなんですが。

 いま土屋賢二の「棚から哲学」読んでるんですが、勿体なくて途中で中断入れちゃいます。著者紹介からふざけてる。最高。

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今週の餓狼伝感想

 非常に切ない話でした。藤巻の夢が姫川の現実。原作読んでないのでどうなるのか分からないんですが、才能が努力を凌駕してしまうリアルなシビアさを持つのが板垣漫画。

 長田が北辰館の誰と当たるのか分かりませんが、姫川か象山相手にレスリングスタイルで構えたトコロ、「ほう、竹宮流か」と言われる絵が浮かびました。グラ刃牙幼年期編にそんなシーンあったので。

 それより今号のアッパーズはやはり妹選手権の女子高生8万円ネタにつきます。最初気付かなかった。


9月6日(金)☆

今週のバキ感想

 柳とシコルス、二人がかりでもバキを倒すに至らず。一方的に圧倒されました。取り敢えず勝負は着いたのかな。

 毒手はすでに繰り出されていたようですが、バキには効かなかった。読者同様柳自身も『そろそろ毒効いてくるだろ』と思いながら闘ってたようです。

 毒が効かなかったその理由は不明。まあ、雑菌だらけの夜叉猿の爪で引っ掻かれても無事だった男ですから。毒手を使ったのかどうか有耶無耶にせず、わざわざ『何故毒が効かない?』と問題提起したのでこの謎は明かされるのでしょうか。

 最後は「最愛に比べれば最強なんて」で終了。勇次郎には(恐らく)なく、バキにはあるものが『他者を想う愛』になりそうですので、勇次郎超えのキーワードになるのかな、愛は。でも勇次郎、祝福してたしなあ。強くなる切っ掛けになってるし。あの祝福は『好き放題生きてオッケー』発言で、愛を知ってパワーアップしたのは勇次郎の言葉の意図とはズレての結果っぽいですが。

 今回でラスボスはオリバになりそうですが、ジャックが片付いていません。ジャックは今後どう絡むのか想像すると、ドイルを引き取りに神心会へ→烈/克巳/ドイルの抵抗に合うも撃破→ドイルにトドメを刺そうとするトコロでオリバ登場でバトル→オリバに敗北、という感じかなあ。いきなりオリバにやられてもイイけど、骨延長手術のパワーアップ効果を読者に見せつける為に1勝はしておきたいし。


9月5日(木)☆

荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」13巻

 ボヘミアン・ラプソディーのウンガロ戦後半、そしてスカイ・ハイのリキエル戦ラストまでを収録。

 ゴッホは37歳で自殺したのかあ、随分老けた自画像描いてるなあ、などと無駄な疑問が生じました。ボヘミアン・ラプソディーの能力は「好きな物語キャラクターと同じ結末を向かえさせる」。やはりオオカミなんかに憧れてたアナスイが腑に落ちません。ウェザーの機転によりこのスタンドを打破しますが、どうせなら『全てのファンタジーヒーローを元に戻す』だけじゃなく『ファンタジーヒーロー現実化以前まで全て元通りにする』キャラクターをゴッホに描かせれば良かったのに。ウンガロによる被害は過去最大かも知れません。

 スカイ・ハイのリキエル戦はジョリーン/エルメェス/エンポリオ側が相手。初登場時のリキエル、あれ髪じゃないですね。何て言うか、サティアンという言葉を思い出しました。ラストにロッズ絡みで4ページ描き下ろしがあります。

 オマケページに、

>ジョルノ・ジョバーナもDIOの息子であるが、何故、彼が神父のところに引きつけられて来なかったのか?は謎。いや...もしかして、引きつけられて既にフロリダのどこかに来ていたのかも知れない...。

ってのがありました。これ荒木氏が書いてるのかどうかも分からない文章なんですが、「来ているのかも」ではなく「来ていたのかも」なんて終わらせてるあたり、6部でジョルノは登場しなそうですね。

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森博嗣「朽ちる散る落ちる」(講談社ノベルス)

土井超音波研究所の地下、出入りが絶対に不可能な完全密室で、奇妙な状態の死体が発見される。一方、地球に帰還した友人衛星の乗組員全員が殺されていた。数学者小田原長治の示唆で事件の謎に迫る瀬在丸紅子は、正体不明の男たちに襲われる! 前人未踏の宇宙密室!

 前人未踏の宇宙密室ですよ。宇宙密室。清涼院流水が「いやオレやったよ、前人未踏じゃないよ」と息巻きそうなフレーズです。流水のはちょっとねえという感じだったのですが、この「朽ちる散る落ちる」の宇宙密室も似たようなもので肩透かし喰らいました。帯文句や裏口蓋、大袈裟。

 当作品は、「六人の超音波科学者」から1週間後、再び土井超音波研究所を舞台に物語が展開します。S&Mで同時期に2つの事件が発生したケースを扱ったものがありましたが(「幻惑の死と使途」「夏のレプリカ」)、このVでは同一の舞台で時間をずらして2つの事件を扱った、という形になるのでしょうか。

 宇宙密室ともう一つ、研究所の地下密室があるのですが、こちらはバリバリの森的密室でした。僕としては好みじゃない密室なんですが。

 トリック面ではやや不満が残る当作品ですが、ストーリー的には非常に盛り上がりを見せたのではないかと思います。Vシリーズのプレ短編「気さくなお人形、19歳」からの登場人物/小道具が改めて舞台に登場し、意味付けを持って回収されている。スケールも大きく、これを最終巻にしても納得出来る物語でした。シリーズも次回でラスト、どんな収斂を見せるのか楽しみです。


9月4日(水)☆

 森博嗣「朽ちる散る落ちる」読了。シリーズ最終作「赤緑黒白」発売までに読み終えるのが間に合ってよかった。

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森博嗣「恋恋蓮歩の演習」(講談社ノベルス)

世界一周中の豪華客船ヒミコ号。乗客の持ち込んだ、天才画家・関根朔太の自画像を盗み出すのが怪盗に課せられた今回の任務だった。許された時間は那古野から宮崎までの一日半だけ。なぜか小鳥遊練無たちも無賃乗船したまま航海は続いたが、突然の銃声の後、男性客の消失事件が発生。楽しい旅行は意外な方向へ。

 Vシリーズでは珍しく核となるメイントリックのある作品。シリーズ後半に突入していきなりイカすネタで来てくれました。最後の最後で真相が明らかになるサプライズエンドです。

 レギュラー4人の中で僕は保呂草が一番好きだな、とも気付きました。

 ただ、このメイントリックはかなり序盤から多くの読者が予想を立てたのではないでしょうか。僕もそうだったのですが、それだとどうしても納得感のないラストにしかならない、なので気に掛かりつつも捨てざるをえない推測だったのですが、ラストは鮮やかでした。何を言ってるのかよく分からないだろうと思うので以下ネタバレで赤文字フォント1。

大笛梨枝が、羽村怜人に騙され道具として使われた報われない存在になり兼ねないと思っていたのですが、最後の手紙を読んだトコロ大笛梨枝もまた羽村のような達観したタイプの人間に設定されていたコトでそれが回避されています。

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森博嗣「六人の超音波科学者」(講談社ノベルス)

六人の科学者が集う土井超音波研究所。そこに通じる唯一の橋が爆破され、山中深くに築かれた研究所は陸の孤島となった。仮面の博士が主催する、所内でのパーティの最中に死体が発見される。招待されていた瀬在丸紅子たちは真相の究明に乗り出すが......。

 タイトルから僕はどことなく「笑わない数学者」を連想し、かなりの期待を持って読んだのですが(「笑わない数学者」は好きなので)、読後の感想としてはイマイチ。仮面の博士/陸の孤島/暗号などの道具立てがミステリしてるんですが、どうにもオチが不満。

 今作で推測出来るコトに、Vシリーズの時代は現在(S&M)よりも2・30年ぐらい古いんじゃないのかというのがあります。これ以前の作品にも推定要素はきっとあったのだろうと思いますが、科学の歴史に疎い僕には分かるワケもなく、今作で音声入力が実験段階なんてあからさまなコトを書かれてようやく気付きました。ネット全開のS&Mシリーズの時代とは流石に同一とは考え難いです(でも時代が古いって言ってもどれぐらい古いのか微妙なんですよね、フルーチェの発売がいつだったかとかオタクという言葉が「黒猫の三角」で出てるとか)

 P77〜81にかけてのレンドルと紅子の会話も、きっと今では実用されてる技術なんでしょうな。それを科学の最先端の現場ではなく在野の紅子が自力で気付いていたってのが凄みになってるんでしょう。衒学古本屋もそんな感じだったっけ。

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森博嗣「ぶるぶる人形にうってつけの夜」(講談社ノベルス「今夜はパラシュート博物館へ」収録)

以下、ネタバレを含みます。

 そんなワケで、VシリーズとS&Mシリーズは時代がずれていると考えられるので、当短編における小鳥遊練無と西之園嬢の競演について再考してみます。当短編のラスト、名前を巡る二人の掛け合いから西之園嬢の下の名前は萌絵であるだろうと以前結論を下しましたが、時代がずれてると考えられる以上、キングオブファイターズでもないのでストレートに競演は難しい。そこでこの「ぶるぶる人形」の時代を2パターン考えてみます。

◆S&Mシリーズ時代と考えた場合。

 こう考えると、まず西之園嬢は萌絵でいい。そして、練無と紫子はイイ年した中年になります。大学で飯を食ったり、夏休みだから講議も課題もないと喜んだりしてますが、やさぐれた講師としての発言なのかも知れません。医学部出身だろうと関係ありません。バイトが入ってるなんて言ってる描写もありますが、講師だけじゃ食ってけないのかも知れません。今なお阿漕荘なんてボロアパートに住んでても可能性としては別に構わない。自分で書いてて無理を感じてますがもう少し続けます。

 中年になっても練無は女装を続けてるのかという疑問もありますが、女装をしているかどうかは分かりません。「あれ? 貴方ってもしかして女性?(P101)」と西之園嬢(フランソワ)に問われるシーンがあります。このシーンは読み手にフランソワを『女装してる練無を男と見抜いていた』存在と思わせていそうですが、元々男の格好をしていて声の高さで「女性?」と疑問を持ったのも知れません。

 ていうか中年練無とすると学生西之園が馴れ馴れしく「小鳥遊」と呼ぶかという疑問もありますが。

◆Vシリーズ時代と考えた場合。

 練無たちを学生として考えると、建築物の形の「MOE」ってのが問題になります。西之園嬢の言葉に「何かだ、という保証はないわ(P143)」とあるのでホントに全く無意味だったのかも知れませんが、「でも、形以外に、見えるものは、この世にないのよ(P144)」と続いてるので意味があると考えたいトコロ。

 この西之園嬢は萌絵の叔母/睦子ではないかと考えられます。保証がないってのは「MOE」が自分の下の名前とは保証しないってコトで。「今はもうない」によると睦子28歳の時に萌絵は5歳。睦子が在学中に生まれた姪の萌絵の名をぶるぶる人形というイベントで、気付く人にだけ気付く形で残していた。以後の作品で睦子と萌絵のこんな会話が出てくるかも知れません。

「萌絵、貴女が赤ちゃんだった時、いつもぶるぶるしててとても可愛くて、大学でぶるぶる人形なんてものを流行らせた事もあったほどよ」
「あたしをアイデアにしたのならそのぶるぶる人形、あたしのブランドにして欲しかったわ」
「ちゃんとこっそり貴女の名前を刻んでおいたわ。少なくとも一人は気付いたと思うけど」

 もう一つ考えられるのは、建物を「MOE」以外に読めないか、というものですが、これは難しい。見取り図とにらめっこしましたが何も思いつきません。

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森博嗣「捩れ屋敷の利鈍」(講談社ノベルス)

秘宝“エンジェル・マヌーバ”が眠る“メビウスの帯”構造の捩れ屋敷。密室状態の建物の内部で死体が発見され、秘宝も消えてしまった。さらに、完璧な密室に第二の死体が! 招待客は保呂草潤平、そして西之園萌絵。探偵は前代未聞の手法によって犯人を言い当てる。

以下、VとS&Mシリーズのネタバレと妄想を含む感想になってます。

 冒頭の詩、『過去と未来が今どこか 遠いところで重なり合う』が象徴的です。

 エンジェル・マヌーバって短剣でしたっけ? 別モノで既出してなかったかなあ。そんなコトより今回はスペシャルバージョンとして保呂草と萌絵の競演作。頭脳派の二人なので小気味良く話が進みます。前代未聞の手法ってのが何だったのかよく分からないんですが。

 萌絵が大学院生/インターネットという言葉/秋野秀和(黒猫の三角のニセ保呂草)を殺人犯と知ってる萌絵に素直に驚く保呂草(保呂草ほどの男が相手の記憶力に素直に驚いてる以上、事件は人の記憶から劣化されているぐらい歳月が過ぎてる)/などから時代はS&Mシリーズと読めます。つまりVシリーズで20代後半の保呂草は当作品では50代ぐらい。S&Mシリーズの8作目が過去を扱ってたのに対してVの8作目は未来。

 んで、明確な答が出てないラストの紅子と保呂草の会話がキモなんですが、これはやはり紅子の息子へっくんを犀川創平と看做すしかないんでしょうかね。「この物語に登場する私の古い友人(P15)」ってのもへっくん。それで上手く収まるし。「この物語の記述にも、既にその情報が盛り込まれてることを最後に断っておこう(P172)」ってのも萌絵の電話の相手が犀川創平という部分だと思うし。萌絵への永世不可侵を約束しているのに、電話の相手が誰であったのかをこうして客観的な文章という形で後日おこしている。情報源は紅子からとしか思えない。

 ネットを彷徨ってて見つけたネタに、林と紅子の子供が創平で林と七夏の子供が世津子、んで「黒猫の三角」での林に関する紅子の台詞、

「いいえ、彼まだ独身よ、名前は林さん」「ハヤシさんって、あのね、木を横に二つ並べて、ハヤシと読むのよ」「あら......、だって、変わっているでしょう?」(P114)

これから察するに林のフルネーム「犀川林」説ってのがありました。ちょっと清涼院流水チックながらもあり得ると思いました。紅子の笑いのツボが常人と違うと思わせての叙述トリックになるのかな。ある程度成長してから出会った異母兄妹なら、世津子の「創平君」って呼び方も納得出来ます。


9月3日(火)☆

 18000アクセスありがとうございます。

 巨大掲示板のとあるスレッドによるジャンプ打ち切り判断がコレ。

・作品生き残りはアンケートでの相対評価で決定される
・掲載順は8週毎のアンケート結果+αから決定される
・+αは商業的思惑や漫画家のスケジュールとかいろいろ
・ジョジョとルーキーズとこち亀はアンケート票の影響を受けない
・上記三作は高年齢層獲得のためと単行本買い読者のための優遇措置
・実績ある作家は次の連載のみ優遇(2クール続いたりとか) (しかし小栗が突き抜けた今、優遇処置はなくなったのかもしれない)
・但しそれが失敗したら次は新人と同じ扱い
・2度連続(短期=10〜29週)打ち切られたらもう連載はもらえない
・編集部の狙いはあくまで小中学生
・同人女の票は微々たるもの
・通常新連載の打ち切りは三週掲載された付近で決定される
・円満終了時でも最終話までに5〜8週分の余裕がある
・アンケート集計はその週の1、2日目分の中からランダムに1000通選ばれる
・一枚につき3票で3000票がカウントされる
・漫画の原稿は普通、掲載の2週間前までには描き上がる
・印刷所に出す締切が金曜日あたり、印刷は翌週の火曜にあがる
・女性読者は増えたが普通に読んでる子供読者の方が多い
・赤丸で巻頭やCCに載るのは連載経験者(打ち切り後心機一転して書く場合が多い)
・本誌掲載順は時々意図的に配置を変える場合があるらしい
・その場合1、2号先まで待つと元に戻ったりする
・最終回近くでもアンケート結果が上がれば、次の連載は早くもらえる(ただし掲載順は変わらない)
・つまり最終回(打ち切り)近くにアンケートを出すのは決して無駄ではない

 「ルーキーズ」もアンケート影響外なのかどうかが疑問ですが、思えば森田まさのりも長い作家だ。ああ、梅澤先生って実績ある作家として甘めにされてるんでしょうか。やだなあ。

 それよりも僕としては「ホイッスル!」に以前程の勢いを感じません。ワールドカップとは無縁だった時からのサッカー漫画ながらもワールドカップ終了でのサッカー熱の低下の煽りを喰らってそう。


9月2日(月)☆

 森博嗣「捩れ屋敷の利鈍」読了。ああ、「ぶるぶる人形」が全く邪魔だ。この短編との無矛盾のいく捉え方は出来るのか。再考せねば。

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 WJ40号感想。

ヒカルの碁

 ヒカル、年齢的に中3だったんですね。成長期ですし、連載初期からの顔の変化が何気に激しいんですが、まあこれなら中1の手塚が中3でああなるのもちょっとは納得いくかな。いくワケねえだろ。

テニスの王子様

 かなりどうでもいい過去エピソード終了。思いつきで昔の手塚を描いてみたぐらいのノリに見えます。当時の部長のボツボツヒゲがムカつきます。

ワンピース

 巻末の作者コメントはしまぶーへの手向けでしょうか。それとも思い当たるコトでもあって明日は我が身と予防線でも張ってるんでしょうか。

 本編は「何でおれ達に言うんだ!!!!」ってのがワンピらしさですね。

 最後の柱ヒキ文字の『彼が、前“神”!!?』ってのを読まないとそれが伝わらないってのはちょっと頂けない。

ナルト

 ガマブン太のドス越しに見合うナルトとガアラのシーンがイカす。象徴的でいいっすね。

 木の葉崩し編の終着点が見えてきた感じです。昔なら『いや、まだひっくり返る』と思わせるのが岸本先生でしたが、最近は何だかヒネってくれないし。

BLACK CAT

 「番人の貴公子ジェノスさ クリードの城で一度会っただろ?」
 「ほう...ジョネス?」
 「ジェ・ノ・ス!!!」

 これはやばいんじゃないかと思いました。全然面白くありません。ブラックキャットはホント読んでて苛つかせるギャグが多いです。

SWORD BREAKER

 「ハリポタ」や「ロードオブザリング」でファンタジー再興の兆しを感じて始まったであろう当作品、梅澤先生は人選ミスだったとしか思えません。

 そのうち吟遊詩人らしからぬ吟遊詩人なんて出てきそうです。それを見てミコトが「これは...異世界で虎がよく聴いてた...ロックに似てる...!」。そこまで続かなそうですが。ていうか続かないで欲しい。

いちご100%

 異様にサービスが激しかったんですけど。妄想バニーに妄想奴隷シーンでの北大路の下チチ。ここまでやってると逆にやはりそろそろ打ち切りなのかと思ってしまう。黒川先生最高なので構いませんが。

ストーンオーシャン

 ウェザーとプッチの過去、来週もう1回あるのかな。プッチがスタンド能力に目覚めると同時に双子の弟/ウェザーにも能力が発芽。ウェザーが自殺を試みても死ねないってのは単にスタンドに保護されてるだけなのか、それがスタンドの能力の一つなのかが謎。

裏表紙めくりの吉岡美穂&仲根かすみ等身大ポスター

 ああ、もうギュウウウウってしたい。ギュウウウウって。仲根かすみの真っ白い腹がもう。


9月1日(日)☆

 昨日は乙葉のアイコラを堪能してた為サボりました。真ん丸で弾力のありそうな乳の乙葉を観賞してました。

 二十世紀TOUGH-BOYでワンピースレビューが開始されました。第1回の登場人物紹介を読ませて頂きましたが、今後が無茶苦茶期待できます。

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ウィリアム・ゴールディング「蠅の王」(新潮文庫)

未来における大戦のさなか、イギリスから疎開する少年たちの乗っていた飛行機が攻撃をうけ、南大平洋の孤島に不時着した。大人のいない世界で、彼らは隊長を選び、平和な秩序だった生活を送るが、しだいに、心に巣食う獣性にめざめ、激しい内部対立から殺伐で陰惨な闘争へと駆りたてられてゆく......。

 これは読んでてムカムカしてくる作品でした。もうジャックが我が儘でイラつく。ジャックの身勝手なバカさ加減にムカつく作品です。バカだから予想通りの行動を取るのがまたイラつく。どこにでもいるバカなので最大公約数的に誰もがムカつくんじゃないでしょうか。バカは死ね。読んでてこれ程ムカついた時点で作者の人間描写の上手さが分かります。あんたの勝ちだ。

 『原始から社会秩序が生まれその中で個々の思想が対立していく』縮図という内容に読んだのですが、結局他人と生きるのはキツいぐらいの結論しか出ない感じにも思えます。無いものを補い合う、なんてのはなかなか難しい。

 一番思想に共感出来たキャラクターはピギーですが、実行力に欠けてる。徹底するなら誰とも接しないのがベストにしか思えません。リアル世界で普段から一人じゃ何も出来ないパラサイトシングルやモラトリアム中年に依存されがちな自分なので、その思いを一層強めた1作。強めるな。

 

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