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7月10日(水)☆

 安野光雅「起笑転結」、グレッグ・イーガン「順列都市(上)」、菅浩江「末枯れの花守り」、多島斗志之「CIA桂離宮作戦」読了。

 ひょっとしてヤンチャンバキって今週だったか。忘れてた。後で立ち読みに行かねば。

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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」8巻

 ワムウの「風」をモチーフにした技が顔見せ的に登場。この段階ではジョセフが敵うワケがなく、どうにか口八丁で逃れます。よく逃れたもんだと思います。

 ワムウとエシディシに毒入りリングを体内に埋め込まれたジョセフ、その指輪が溶解するまで一ヵ月。そこで連中と渡り合える実力を得るべく波紋の修業に向かいます。場所はヴェネチア、そこにシーザーの師であるリサリサがいます。

 いきなり「地獄昇柱(ヘルクライム・ピラー)」という修業をやらされる2人。足を引っ掛けてこの修業場に2人を突き落とすリサリサが凄い。24メートルの高さから落とされて大丈夫なのが波紋戦士、などと考えてたら終盤でシーザーが「たとえ油圧にはじかれたとしても落下してそれは20mの高さ 待つのは死の運命だけ!」なんて言ってます。

 「エイジャの赤石」を所有しているのがリサリサであるコトが判明。カーズ達が何故「赤石」を求めるのか、それは、太陽を克服し、究極の生物になるために「石仮面」を完成させるのに必要なものであるから。石仮面は自分たちの食料である吸血鬼製造という目的のみで作られたのではなかったらしいです。

 修業の最終試練に向かったジョセフを待ち受けていたのはエシディシ。師範代ロギンズはエシディシにすでに殺害されていました。ワムウよりも先にエシディシとのバトル開始。当時の作風/お約束からいって、順位/ランクの低い敵から倒すってもんなんですが、作者、ワムウ気に入ったのかなあ。


7月9日(火)☆

 山田正紀「少女と武者人形」、法月綸太郎「法月綸太郎の功績」読了。ちとペースダウンしてきました。

 とりあえず今は読めるだけ読んで、感想文は後回しになっていいぐらいの感じで生きてます。


7月8日(月)☆

 有栖川有栖「幻想運河」、連城三紀彦「年上の女」読了。

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 WJ32号感想。

BLACK CAT

 見開きでの扉カラー、イブの胸はあれでいいのか。イブファンったらロリコンでしょ。つるぺたの幼児が好きなんでしょ。あんなに乳あって萌えるのでしょうか。

ワンピース

 扉のヒトコマ連載がワポル編になってました。「Vol.2」なんてなってたのでどういうコトかと思わず先週号を引っ張り出しました。先週号分はどうやらワポルが岩やら木やらを食べた後の風景だった模様。分かるか。扉連載が始まってたコトすら気付かなかったっつうの。

 本編、黒ひげ海賊団がこの空島編ではもう絡まなそうなので良かったです。ルフィの船にヒモとか付けて着いてきてそうだったので。

 いつもテンポのイイ作品だと思うんですが、今回はいつにましてサクサク進んでます。終盤またもやワケの分からないヤツが2名登場。蛮人風のキャラ、一気にルフィ、ゾロ、サンジ畳んで何気に強いです。何故かアラレちゃんの原始人少年を思い浮かべました。古いなあ、自分。

ナルト

 前回に引き続き、ガアラ株急落中。岸本先生が救いようのない徹底した悪役を描く日は果して来るのか。ザコとかで描いてるか。

ハンター×ハンター

 載ってるコトに戦慄。久々というコトもあってか凝縮された内容でした。クロロに関する除念の話も絡め、ヒソカも久々登場。クラピカも登場。

 ロングのコマのクロロが仙水を思い出させます。幽助を殺した直後の仙水。

いちご100%

 妄想女の名前が北大路さつきと判明。東城、西野ときたので南川なんたらだと思っていたのに。東西南北を完成させる4人目がどんなキャラになるのか。セーラームーンなどを参考に今から想像、出来ない。

 「あのメガネっ子」なんて考えてるってコトは東城だと気付いてないのかこのポニーテール。上級生、フツーにロクでもなかったです。

ストーンオーシャン

 順位、意外と前の方に来てます。人気あるんだかないんだか分からない漫画です。

 エルメェスがキッスを上手く利用して子供を爆発から生き残らせました。エルメェス、ギリギリまで「徐倫ィイイイイイイ----ン」なんて絶叫してテンパっていたクセに。

 徐倫とエルメェスがどうなったのかは今回のラストでは不明。生存する「事実」を持つ者はもう一人いるので、子供を救ったのと同様の方法でキッス挿みしたのかなあ。徐倫を割ってエルメェスが挟まれ、その徐倫を生存者に挿む。ロシアのからくり人形みたいに。

 いまさらですが、プッチの額って「星」型になってるのか。


7月7日(日)☆

 山田風太郎「死言状」、都筑道夫「危険冒険大犯罪」、シェイクスピア「マクベス」読了。

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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」46巻

 4部最終戦後半「クレイジー・Dは砕けない」が収録。

 ここにきてようやく主人公の仗助が活躍。途中で早人などの協力もありますが、ほぼ仗助VS吉良吉影のサシ勝負で構成。

 巻頭の作者の言葉が4部の世界観スケールダウンに対する返答になっています。世界をまたにかけていた3部までと異なり、今回の4部は「街」という小さなエリアでの戦い。ですが、今までよりもメンタルな部分での「敵」の造り込みが非常に卓越している印象があります。バトル自体も長いですし。

>「悪い事をする敵」というものは「心に弱さ」を持った人であり、真に恐いのは弱さを攻撃に変えた者なのだ。

 この4部で吉良視点のエピソード(ラスボスながらも時に劣勢になっている)が多々描かれていたのも、ディオやカーズのような完全無敵性を剥奪するコトで、「日常に潜む恐怖」の演出に一役かってる感じです。

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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」47巻

 土壇場でバイツァ・ダスト発動と思いきや、実はすでに『死んでいた』吉良。最終審判が下ります。そして4部の最後を締める言葉がコレ。

こうして一九九九の夏は.........ほとんどの人にとっていつもの夏と同じようにあたり前に...すぎていった

 支倉は本当に宇宙人だったのか、透明な赤ん坊の親は、億泰の父の治療は、など未解決な部分も多い4部ですが、はっきりと答えが出ないまま終わるのも一つの答えかな、と思えてきたので4部はこれでイイのです。真相を知らずとも、過程が異なっていても事故死したのが吉良という結果に辿り着いてるし。一握りの人間しか知らない真実が潜んでいる、そんな世の中を思わせるラストです。


7月6日(土)☆

 スティーヴン・ハンター「魔弾」読了。

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小池栄子「サブラ増刊 フェティッシュ小池栄子」

 色々な格好していますが、表紙にもなっている黒革ボンデージがとりわけお気に入り。露出自体はコレ以外にも高めなのがあるんですが、気の強い女王様路線であるボンデージには全てがひれふします。

 他のアイドルなら「えーやだーそんなのムリー」という服装やポーズでも、小池栄子はあまり抵抗なくこなしていそうな印象を受けます。好きそうです。

小池栄子は男を悦ばせるのが好きな女です(勝手な断言)。

 札束一杯のバスに埋もれてるショットがかなり合成くさいんですけど。足とかが不自然で。でもこの黄金ビキニはかなり面積少なめでキます。

 全体的には、当初期待していたほどではありませんでしたが、美人を美人としてグラビアに収めてる1冊。美人を虐げるショットを期待していた変態の自分には今一つ物足りなかったです。乳とかもっとグニョングニョンに変型させてるコスチュームが見たかった。

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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」44巻

 前半はエニグマ戦終了。仗助、よっぽどムカついていたのか、ラストはムゴいです。

 その後には吉良が主人公の話。敵役(吉良)が主人公で動き回る話が結構多めですね4部。ここでは、早人に父親でないコトがバレてるコトを吉良自身が知りました。今の文章非常に分かりずらいですがそのままにします。

 背中に取り付くスタンド:チープ・トリックは露伴が相手。乙雅三がとにかく背中を見せられない様にする描写は行き過ぎで楽しいです。

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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」45巻

 実は風呂場で早人を殺してしまっていた吉良、追い詰められた果てに、キラークイーンの第3の能力:バイツァ・ダストを開花させます。4部の最終バトルがいよいよ開始。この巻「アナザーワン バイツァ・ダスト」が最終戦前半に相当します。非常に面白いです。

 漠然と「過去に戻る」能力と認識していた「バイツァ・ダスト」ですが、改めて読んでみるとルールが割と細かい。早人に仕掛けられたバイツァ・ダストの「地雷」は、

◆早人に吉良の正体を探る質問を誰かがした場合、その相手を爆発させ、その朝まで時間が戻る(吉良自身は知らない)。
◆朝は繰り返されるが、早人にはこれから何が起こるのか記憶として残っている。
◆起こった出来事は変わらない。例え(戻る前に)質問した相手との接触を避けていようとも相手は(以前爆発した時間が来たら)、いきなり爆発する。

 無敵です。この無敵の能力を打ち破る、巻の終盤での突破口が素晴らしい。このエピソードを描き始めた時点でこの突破口/解決策は考えられていたんでしょうなあ。さすがです荒木氏。


7月5日(金)☆

 菅浩江「夜陰譚」、植島啓司「男が女になる病気」、山田正紀「超・博物誌」読了。

 昨日はまたサーバーダウンしてたので今日2日分アップです。最近は朝更新してます。昨日の購入書籍。

谷甲州「エリコ(上・下/ハヤカワ文庫)」
菅浩江「末枯れの花守り(角川文庫)」

 読んでも読んでも未読が減らないのは、古本屋にふらふら立ち寄ってはこうして補充してしまうからです。病気です。直す気なし。


7月4日(木)☆

 都筑道夫「妖精悪女解剖図」、我孫子武丸「まほろ市の殺人 夏」、乙一「天帝妖狐」読了。

 んで、昨日の購入漫画は荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」12巻

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荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」12巻

 表紙のアナスイ、男前は男前ですが、普段の荒木的男前とは微妙に異なる男前です。

 前半は看守ミューミューとのバトル決着。「覚えられるのは3つまで」というのは非常に面白いアイデアなんですが、収斂のさせ方が今一つだったように感じます。毎週締め切りに追われる週刊連載の弊害でしょうか。熟考すればもっとおいしい使い方ができるネタだと思うので勿体ないっす。

 「DIOの息子」たち(ここではまだそう表記されてない)登場エピソードを挿んでの次の敵スタンド「ボヘミアン・ラプソディ」も連載に追われての展開法で描いてるような印象で、纏めるのに苦労したんじゃないかと思います。この巻の段階ではただひたすらワケが分からないパニック連発。

 一番面白かったのはアナスイの「このトラックに何体乗ってるんだッ! スゲェ乗ってるぞ」という台詞。ホントにスゲェ乗ってます。

 永井豪は版権にうるさいんでしょうか。アトムや鉄人28号も確認出来るのに、「(C)永井豪/ダイナミックプロ」だけ。それよりもディズニーの方がヤバいですが。ミッキーを除けばディズニー以前の昔話キャラだから大丈夫か。

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今週の餓狼伝感想

 象山、5対5での北辰館VSFAWを提唱しました。北辰館VSFAWとはすなわち、空手VSプロレス、フィスト(拳)VSツイスト(関節)。

 随分デカい大会がここで投入されました。前振りのわりにはイマイチ上手く転がせていない印象のオリバみたいにならないコトを願ってます。北辰館トーナメントはどうなるんでしょうか。この「5VS5」をやるからなしってコトになるのかも。

 前回よりもさらに巽劣勢で話が進んでいました。相手の神経いちいち逆なでておいてケロっとしてるのが象山らしいです。


7月3日(水)☆

 倉知淳「まほろ市の殺人 春」、乙一「石ノ目」、山田正紀「幻象機械」読了。

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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」7巻

 まずはジョセフVSサンタナ。シュトロハイムの犠牲もあり、どうにかサンタナ撃破に至りました。シュトロハイムは後々復活しますが、復活するにはかなり無理のある散り方をしてます。ここでサンタナ以外にも柱の男が存在しているコトが判明。

 「石仮面の吸血鬼」と「柱の男」は双方共に太陽に弱いのですが、吸血鬼が太陽光を浴びると消滅するのに対して、「柱の男」は身を石のようにして活動停止。この漫画の食物連鎖からくる生体ヒエラルキーとしては、「人間を食物にする吸血鬼→その吸血鬼を食物にする柱の男」となっていて、今相手にしてるのは人間よりも2ランク上の存在になります。

 次なる敵への対策として、波紋の修業をすべくローマへ向かったジョセフとスピードワゴン。ここで登場するのが1部のツェペリ男爵の孫/シーザー・ツェペリ。シャボン玉と波紋を組み合わせるという、かっこいいのかどうだか微妙な技の使い手です。

 そして遺跡にて紫外線照射をものともせずに「柱の男」が復活。カーズ、エシディシ、ワムウ。「エイジャの赤石」という謎の石を求めて動き出します。その場に到着したのがジョセフ/シーザー/スピードワゴン。もう、タイミング良すぎ。


7月2日(火)☆

 11000アクセスありがとうございます。

 小野不由美「黒祠の島」、有栖川有栖「まほろ市の殺人 冬」、結城昌治「風変りな夜」読了。

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板垣恵介「バキ」2巻

 序盤の不良とバキとの喧嘩、読み返してみたらかなり面白いんですけど。ナイフ使い登場時のナイフの捌きっぷりや、バキが一気に距離を詰めてワイヤー使いをあしらったシーンや(ワイヤーの長さを目算してどれぐらいお互いの身体に巻き付けた上で指でひょいっと絡めれば分銅が相手の頭にヒットするのか瞬間的に計算したものと思いたい)、その直後に背後に詰めていた不良を一蹴(一蹴するコマ内で同時に、いつの間にか不良が近付いていたのも表現)、何だかテンポもいいし面白いです。

 んで、ここでスペックが登場し、バキとの初顔合わせ。バキは手を出さず一方的にやられてます。バキがスペックを相手にしながら考える「アイツとソックリだッッ」。直後に場面転換して勇次郎のストレッチシーンになるので、「アイツ」とは勇次郎のコトでしょう。ここで死刑囚のレベルが範馬勇次郎にかなり近いものと思われたのですが、最近のチャンピオンを見た感じ何だかそうでもなさ気。アイツってチカチーロのコトだったのかも。

 スペックはこの後警察に連行されますが、留置室をねぐら程度に考えていつでも出入り可能な奔放ぶりを発揮。

 一方で柳は達人渋川の元を尋ね、茶をすすっています。二人に面識があり、しかも過去達人の左目を奪ったのが柳であるコトが判明。

 神心会館本部ではドリアンが道場破り。ドリアンは独歩狙いみたいです。克巳を軽くあしらい、烈も小馬鹿にして逃げ去りました。烈との闘いは作者的に迷ったんじゃないでしょうか。死刑囚の強さを見せるには烈をも圧倒的に屠った方がいいんですが、烈クラスのキャラをも簡単に上回っては後々死刑囚倒すの誰になるんだ?的煩悶。


7月1日(月)☆

 WJ31号感想。

ワンピース

 今回はグランドライン突入時を髣髴させる、ストレートにかっこいい展開です。

 黒ひげ、あれで終わりじゃないですよね? だとしたらベラミーより悲惨だし、聖地でのやり取りが活かされないし。巻き込まれて一緒に空島突入、そこで決着と思ってたんですが、船バラバラになってたんだよなあ。それでもきっとどうにかなるでしょう。

遊戯王

 今号では2転3転しました。遊戯と海馬がテレパシーで会話してるように映りますが、別に今回に限ったコトじゃないか。

プリティフェイス

 何か意外と順位落ちませんね。

いちご100%

 新キャラの女に「違う漫画的」違和感を感じていたんですが、その理由が髪の描き方だと分かりました。とんがってる。何だか妄想突っ走り型でしたが、今後は女バージョンの真中になるんでしょうか。

 今号はエロ比喩がなくて、直接的なお色気(パンチラ)程度でした。それよりもナルトより前に載ってるのが驚きです。

ナルト

 ナルトがサスケのピンチに登場でしたが、この展開、全く浮かんでいませんでした。十分あり得る展開だったのに。それほどまでにナルトが軽視されています、僕内ランキングに於いて。

ストーンオーシャン

 「アンダーワールド」に繋がるヴェルサスの生い立ち。立ち小便をしたらそこから白骨死体が出てきて逃げるヴェルサスの背中が寂しい。過去が具体的に描かれたので、リキエルよりも悲惨さが伝わります。「オレにはもともと父親DIOの血が流れているのだ」。この台詞から、「DIOの息子」ってのは比喩じゃなくて文字通りなのかなあ。

 エンポリオの機転のきかせ方で徐倫、当面のピンチを脱しました。墜落はするけど爆発はしない。墜落の衝撃/ダメージさえ防げればいい。だから墜落ポイントを旅客機にしてクッション代わりに。何だか言葉の受け取り方次第なんですが、深く考えずにスゲえと読むのがジョジョ。

白い白馬から落馬

 頭が頭痛で痛い。

 

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