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6月30日(日)☆

 本日付けで退職しました(今日休みましたけど)。ヒマ人モード突入で読書もやりたい放題ですが、毎日更新するとおもうなヨ!

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殊能将之「樒/榁(講談社ノベルス)」

天狗を目撃したという宮司がいる荒廃した寺で、御神体の石斧が盗まれた。問題の“天狗の斧”が発見されたのは完全な密室の中。おびただしい数の武具を飾る旅館の部屋の扉を破ると、頭を割られた死体と脅迫状が。非運の天皇、崇徳院を巡る旅の果てに事件と出遭ったかの名探偵の推理は。

 メフィスト賞作家による、密室をテーマとした書き下ろし。いわゆる「密室本」(まんま)。樒、榁の中編2つが収録されています。ていうか短編2つぐらいの感じでしょうか。薄い。この薄さで700円かよ。密室本企画に対する殊能将之のどうでもいい気構えが伺えます。殊能将之はこうでなくちゃ。

 中編の上に、どちらもミステリ面では小ネタ。「樒」は鮎井郁介の「水城優臣シリーズ/天狗の斧」として書かれています。鮎井郁介が書いた文章、という形なので、鮎井郁介のキャラクターが文章を通して滲み出てきます。自己陶酔したり、情景描写が分かりずらかったり、ペダントリィで水増ししたり。

 読み始めて、何か頭に入ってこない描写だなあと思ってたんですが、鮎井郁介が書いた文章としてわざと読みにくくしてるんじゃないのかと考えるとすっきり収まります。「榁」に切り替わった時すいすい読めたし。


6月27日(木)☆

 本日の購入書籍。

「サブラ増刊 フェティッシュ小池栄子」

 これはもう、ティッシュなしでは見られません。風邪気味で鼻がグズグズしてるので。

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今週のバキ感想

 空道道場にて光成と柳の師の対談が今号のバキ。空道というものが柳オリジナルでなかったのが意外です。達人も知らなかった「空道」という概念です。柳が自分で開発した我流の技術だとばかり思っていました。今まで読んだ感じじゃ柳そんな言い方だったし。

 酸素含有率6%の気体を作り出す、というよりもやはり肺から空気を引っこ抜くイメージです。何にしろ、そのメカニズムが解説されても、人間が訓練で修得出来るようなシロモノではありません。

 1巻での脱獄顔見せでの5人の死刑囚中、最も変格ファイターに思えた柳。まさか最後に残るとは思ってもいませんでした(誰か復活するかも知れないけど)。


6月26日(水)☆

 毎日更新が基本だったんですが、ちょっと今後(どれぐらいの期間になるか予想がつかないんですが)不定期更新状態が続きます。


6月25日(火)☆

 森博嗣「恋恋蓮歩の演習」、麻耶雄嵩「まほろ市の殺人 秋」読了。そして本日の購入書籍はコレ。

「アクションカメラ2002/8月号(ワニマガジン社)」

 フツーに書いてみました。読書です。表紙に那由多遥の4文字発見でゲット。

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今週のバキ感想(ヤングチャンピオン版VOL.3)

 謎のナレーションによって行為が解説されていました。きっと天内のナレーションでしょう。本能の選択で梢江を喰らうバキ。何も知らないってのは性感帯ですかね。知識はガキの頃からありましたから。駅弁とか。

 それにしてもこれほどまでにカッコ悪い主人公は見たコトありません。滑稽です。最後のポーズはあんまりです。江頭クラスです。きっと作者は悪気なく描いてるんでしょうけど。だからかえってタチが悪い。

 ヤンチャン版バキ、これで残すトコロ1回ですが、このペースだと乱入はないのか。

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那由多遥「アクションカメラ2002/8月号(ワニマガジン社)」

 表紙にあった那由多遥4文字で反射してしまい、中身を見ないで買ったらグラビア4ページ。いまいち少ないのはまあイイとしても、そのグラビア自体が「サブラ2002/11号」と重複気味なものが多く、ちょっと新鮮味に欠けます。これも「サブラ2002/11号」同様にコットンからの落ち穂ショット的な様子。

 やはりふっくらしてきてて可愛い。こんな可愛い那由多遥、いずれ僕の嫁になるんですが、非常に嬉しいです。最近の那由多遥は外を駆け回らずに家にいて、肉を付けるチャンスに恵まれているのかな。

 あ、3rdビデオ「コットン」購入済みです。まだ観てませんが。このビデオの感想は多分書かない。『何で何で!?』と思われるかも知れませんが、いやここ読書サイトだし。


6月24日(月)☆

 WJ30号感想。

ナルト

 表紙&巻頭カラーですが、この作者のカラーは別に好きじゃないのでどうでもイイです。キャラの配色が分かるメリットがありますが。

 ガアラ、あんな半端なデザインでこのまま戦うのでしょうか。見ててもしっくり来ません。変態しかけてる状態がツラくて汗かいてるんでしょうが、端から見たらガアラ、単なる劣勢です。そしてガアラと戦いながら、もはや一族を抹殺した兄/イタチを思い浮かべてるサスケ。

 「本当の孤独を知る目...」「そしてそれがこの世の最大の苦しみであることを知っている目...」という台詞で僕の中でガアラ株が急落です。結局寂しいのかよ。

ワンピース

 この2週の新キャラオンパレードは何だったのかと思われる程フツーに話が進んでいます。いよいよ空島突入の為、「突き上げる海流」へと向かうルフィ&猿山連合軍。黒ひげ邪魔するなよー。邪魔するなら空島行ってからにしてくれ。

 突入の為に巨大渦潮に飲み込まれなければならない。それを知った時の各キャラのリアクションがそれっぽい。チョッパーの反応はルフィに近いです。目を輝かせています。ルフィがシャンクスならチョッパーは子供時代のルフィって感じ。

いちご100%

 今回は比喩はなさそうです。そろそろ極太ウインナーほお張ってくれると思ってたのに。涙浮かべながら。むせながら。

ストーンオーシャン

 『指図にムカッ!』というヒキ文字が一番印象に残ってる今号のストーンオーシャン。

 ヴェルサスあと何週でしょうか。面白い能力だと思ったけど、可能性が広すぎて逆にネタを絞るのに苦労しそう。

BLEACH

萌萌萌萌萌萌萌え! 火無菊萌え!(ヤケクソ)

扉の織姫が素敵に巨乳ですが、今週号のプリティフェイスを読んだ後では巨乳に対して素直に喜べない。

少年エスパーねじめ

巻末コメントが絶望的。


6月23日(日)☆

 本日の購入書籍。

倉知淳「まほろ市の殺人 春(祥伝社文庫)」
我孫子武丸「まほろ市の殺人 夏(祥伝社文庫)」
麻耶雄嵩「まほろ市の殺人 秋(祥伝社文庫)」
有栖川有栖「まほろ市の殺人 冬(祥伝社文庫)」

 新刊でゲットしました。1600円の小説1冊よりもきっと薄いです。歌野晶午作品も欲しかったのですが、古本待ちにします(古本屋でも単品で入手し易そうなので)。アリスガワの「栖」をいちいち来栖(くるす)で出して「来」を消してる自分。

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山口貴由「覚悟のススメ」10巻

 覚悟と散の直接対決開始。

 様子見のジャブ的小競り合いなど一切ない、両者一撃必滅の奥義のみで勝負。まるで花山薫同士の戦いです。

 そして後半にていよいよ明らかにされる強化外骨格「霞」の謎。霞に宿る霊魂は他国の兵士ではなく、一人の日本人女性/犬養冥の怨霊でした。他の強化外骨格とは異なり、強化外骨格の大将とすべく「霞」の内部生体組織に使われたのは最高の素材、無垢なるたった1体の素材。それは1歳の乳飲み子である犬養玉太郎。愛児を犠牲にされた母/冥の怒り、怨みが取り憑いたのが「霞」という強化外骨格の正体。

 そして葉隠散は着装に失敗し、14歳の時に死んでいました。散を拒んだ「霞(冥)」の人間への憎悪を理解し、人であるコトをやめ、冥との血盟の果てに着装完了。この辺、今まで漠然としていた散の狂気がようやく解説されスッキリします。

 散と冥の哀しみを知った覚悟は散の最終滅技/両手螺旋を前にノーガード。両手螺旋、まともに喰らって最終巻へ続きます。

○この巻の箴言

「愛という名の後方支援! 現人鬼にはわかるまい!」

「悪鬼なんかじゃない! 哀しみそのものじゃないか!」

「見損なうな! 策などない!」

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山口貴由「覚悟のススメ」11巻

 最終巻。両手螺旋をモロに喰らった覚悟の言い残した言葉、「人間を殺めるのは これで最後にしていただきたい」。今までのどんな攻撃以上に効いた一言ながらも、散と冥は止まらない。

全ての人間はどす汚れている

見開きでそう言い放ち、大義より重きもの/星義を覚悟に喰らわせます。それでも覚悟は復活し、一撃必殺ならぬ一撃必生を放ちます。逆転が繰り返されとても熱い部分。そして、それでもまだ冥の怨念は消えません。

 四散した霞の中から奇跡的に生き延びていた玉太郎を発見し、その暴走が止まると思いきや霊体である冥は実体の玉太郎に触れるコトが出来ない。そして寒さで玉太郎が死にかけ、冥がブチ切れそうになったトコロで登場する罪子。この役ドコロが素晴らしい。この巻前半は内容が濃く、キャラクターも上手く使い切ってる感じです。

 後半は、大戦時より生き続けていた葉隠四郎が新帝国設立の野望に向けて動き出します。この葉隠四郎はどう物語に絡めるのか全く見えていなかったのですが、覚悟と散、そして歴史にとって共通の敵としてこの作品をどうにか纏める存在になりました。ラスボスに位置しながらもかなりチープな役ドコロで退場。

 最後は大団円。どんなにベタで御都合主義に着地しようとも、この「覚悟のススメ」という作品はこのラスト以外考えられないです。最高。

○この巻の箴言

「散の心はそれ以上に痛んでおるのだ! おまえが手を差しのべなくてどうする!」

「慈悲の目に 憎しと思う人あらじ 科(とが)のあるをば なほも哀れめ」

「『カラスは黒い』という命題をくつがえすには 何千何万何億の中にたった一羽 白い翼のものがいればよい!」


6月22日(土)☆

10000アクセスありがとうございます。

このカウンター周りはどの程度のものなのかよく分からないんですが、とにかくリピーターの少ないサイトであろうコトは言えます。またもやゲッターカキコなしですが、構わぬ。

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 デュマレスト復刊交渉まであと僅かです。幻の最終巻はともかく、最近の風潮からいって既刊復刊なら見込みがある。出してくれ。中途半端に古本で集まってるけど、復刊(新装ならずとも)したら頭から再び集めます。

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 NOB氏がやけに石川賢づいているのでかなり石川作品に興味が沸きます。原作なしの石川オリジナルを読んでみたい。って原作あっても石川オリジナルです。原作なし、じゃなく原作無視ですね。自分のオヤジダジャレにあたふた。

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 古処誠二「UNKNOWN」読了。


6月21日(金)☆

 「『新趣味』傑作選」読了。

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 ちょっと今日は気力切れです。すみません。

 いま気になるのが400円文庫の「春夏秋冬」4作ですか。4冊買うと1600円なんですよね。古本屋待ちでもいいんだけど、バラバラになりそうです。何て言うか、セットで売ってたり、バラで売ってたりな状態になりそう。新刊買いしちゃおうかな。

 毎日ちょこちょこ雑記として書いてる内に漫画のコンテンツが充実するだろうと思っていたのですが、改めてメニューファイルを見てみると全然増えてる気がしません。原因は、ジョジョなど同じファイルを伸ばしてるだけだから。もっと色々レパートリーに富んだ内容で書きたいなあ。ていうか元々読む漫画のレパートリーが少ないんですが。

 相変わらず未読の量も気になります。一朝一夕でどうこう出来るものじゃないので、着実に消化していきたい。とか書くのも相変わらず。

 

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