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5月20日(月)☆

 WJ25号感想。

ナルト

 謎の封印術・屍鬼封尽、モノローグと共に出てくる木ノ葉の里の面々、そしてめっちゃイイ笑顔を見せる猿飛先生。

この前フリで明らかに死ぬオーラがプンプン漂ってきます。

大蛇丸とガマ仙人は同じチームだったんですか。「伝説の三忍」、残る一人がチームもう一人の女性キャラなのでしょうか。膨れっ面に萌え。

ワンピース

 クモに驚くナミが女の子らしくて可愛い〜なんて思うわけなく、あんなクモ張り付いたら当然のリアクション。コミカルな画風なのに木の幹にビッシリ張り付いてる蛾やムカデの絵にはゾッとしました。

 ロビンに「ぬかるみに気をつけて」と言われてぬかるみにハマるお約束ゾロ。そういや方向音痴ってキャラだったよなあ。久々に思い出した。

 サウスバードのデザインが好きです。

いちご100%

 13話という非常に中途半端なトコロで「屋上のいちごパンツの女の子=東城」だと真中が気付きました。そこで受験テストという、テンパるに相応しいシチュエーションです。それにしても東城はいちごパンツばっかり持ってるのか?

Mr.FULLSWING

ウソ、野球やってる!

ハンター×ハンター

 先週に引き続き載ってたコトに驚きです。15ページですが。ババアが一瞬「旅団」のさわやかケータイくんに見えるコマがありました。

 キルアのハンター試験の様子が描かれるとは思っていませんでした。せいぜい受かったシーンがチラッと出るくらいだろうなと考えていたのでびっくり。あっさり終了したとは言え、試験の全貌が描かれてます。試験官が濃くていい感じ。最後の「合格!」のポーズとか。

ストーンオーシャン

「オレは『アポロ11号』なんだァーーー!!」

それはさておき、最近は扉アオリ文に注目しまくりのストーンオーシャン。今号はどうだったと言えば、『冷静キープ!!』。今回はイマイチな感じだと思ったのも束の間、ホントのアオリ文は見開きで描かれてる「エンポリオ少年が推測するロッズの解説図」にありました。その文。

『正直、驚愕!!』

このロッズ解説はいちいち面白かったです。音石のギター紹介みたいに余分なトコロにも力を注ぐ荒木飛呂彦最高。

 本編の方は「スカイ・ハイ」のリキエルが遂に負けました。決め手になったのは「星のあざ」。徐倫は神父戦が控えてるのでリキエル戦ではエルメェスが活躍すると思ってたのに、徐倫がメインの闘いでした。「DIOの息子」たちとの闘いは「星のあざ」を持つ者がフィニッシュを決めてます。


5月19日(日)☆

 そうそう、BJ連載の石川賢版「柳生十兵衛死す」が打ち切られてしまいました。悲し過ぎです。様々な伏線に対してどんな展開が作者の頭の中で作られていたのか外に出るコトなく終了。残念。

 本日の読了本は、服部まゆみ「ハムレット狂詩曲」、山田正紀「仮面 ぺルソナ」、優香「ひるねのほんね」

 服部まゆみと山田正紀は偶然にも双方「ハムレット」への言及が多かったです。前者はタイトルからその辺は分かるとしても、続けざまにテキトーに手にした「仮面」もそんな内容だったのには驚き。

 3冊ぐらいじゃ全然未読が減った気がしません。

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能條純一「月下の棋士」5巻 <血戒>

将棋の形をした死闘

 プロ入りした氷室将介。この辺から、氷室の対戦する相手各々が異様なキャラ立てで作り込まれていて面白くなってきます。1キャラ1アイデアで、それを徹底させている感じ。

 最初の相手/武者小路和清はコンピューターによる占い/『運』に支配されている男。ラッキーカラーに従い身をピンクに包み込む異様さ。彼をそんな占い狂にしたのが、過去に於ける滝川の言葉と行動だったというのも上手い。対戦相手、何か一つに徹底しているんですが、それは滝川の断片に過ぎないという印象があります。滝川は『運』も勿論のコト、全てを兼ね備えていそうです。

 この巻では滝川名人と大原前名人による名人戦も平行して開始。1巻開幕にてその座を滝川に奪われた大原のリベンジ。大原は人間力を駆使して闘っています。この辺「グラップラー刃牙」の猪狩っぽい。

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能條純一「月下の棋士」6巻 <王竜戦>

投げぬその一人が歴史となる

 3対3で向かえた名人戦7局目は滝川の勝利。何だか納得いかない勝ち方でしたが、小細工を弄する大原に小細工でかえり討ったというトコロでしょうか。

 氷室と武者小路和清の勝負も開始。武者小路和清の自滅的敗北でした。武者小路和清の台詞を読む時今泉口調(古畑)を浮かべるんですが、実際のモデルは誰なのか。

 後半はいよいよ王竜戦スタート。トーナメントに乗る氷室の挑発的な言葉に対しての滝川の台詞、「...氷室君、その言葉10年...いや、20年...いや...永遠に...早い!!がしびれます。

 グイグイと勝ち進む氷室の準決勝の相手は刈田升三。飄々オヤジがいつになく引き締まった表情を見せてるのが憎い。

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能條純一「月下の棋士」7巻 <棋神>

神は二つの結末を与えない

 前半は氷室と刈田の勝負。この勝負、TVドラマ版では刈田が氷室の父親だという設定が付加されていて、非常に奥の深い内容になっていました。特に「銀」の件ですか、悪手と分かっていても「銀」を取る意味が、ドラマ版では『俺はお前の父親だ』という盤上での答え/氷室にしか分からない答えになっていたのが素晴らしかったです。それに感動してコミックスを集め始めたんですが、原作では『挑戦は受けて立つ/背は向けない』という意味合いで「銀」を取ってるだけでした。この辺はドラマ版のアレンジの勝利だと感じます。勝手に父親にしちゃってたけど。

 氷室が刈田に勝利し、王竜戦決勝の相手は大原。勝者が名人への挑戦権を手にするこの決勝。大原、別室で氷室に勝たせてくれと土下座。そして対局の間に移るとすっとぼけ。この辺もまた猪狩です。酸素ボンベを装着して対局する大原の執念が見どころです。


5月18日(土)☆

荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」8巻

 前半は徐倫とウエストウッドの闘い。

 この闘いは見てて痛くなる描写が満載。鼓膜から目にかけてストーンフリーの糸を通したり、足の爪を剥いだり。ウエストウッドの能力は、隕石をウエストウッドに引き寄せその軌道上にあるものを隕石で攻撃、隕石はウエストウッドに当たる前に燃え尽きるというもの。ボロボロになりながらの徐倫勝利。勝ってポーズを決める程の大勝負でした。

 後半はケンゾーとFFの闘いが開始されます。

 ケンゾーのスタンド「ドラゴンズ・ドリーム」は風水によって自分の安全な位置や相手の『凶』の位置を知るもの。『凶』から攻め込まれた者はどう警戒しようがかわすコトが出来ない。構造としては3部のボインゴの未来予知に似たものがあります。決定された運命をどう捌くかが見せ場。

 電気椅子に座ってしまったプランクトンのFF。ヤバすぎる状況で9巻へ。

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荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」9巻

 相打ち覚悟のFFの覚悟で自らも高圧電流の餌食になったケンゾーですが、それでも両者生存。ケンゾーは攻撃対象を徐倫に変更。暗黒風水で決定された攻撃はかわせない。これに対する対処法として、かわせないのなら「守る」。ずっと説明役に回ってたアナスイが最後の最後で美味しいトコ持っていきました。美味しいのかどうか微妙なトコロですが。アナスイの「ダイバー・ダウン」で足をバネにされたケンゾー。残虐ながらも絵的に滑稽です。

 ここから急展開で「骨」の力で死体が植物化します。「サバイバー」のグッチョが徐倫やFFの預かり知らないトコロで退場。アナスイはエグいです。

 後半はDアンGの遠隔自動操縦スタンド「ヨーヨーマッ」が登場。懲罰房に送り込まれた4人のスタンド使いラストの敵ですが、お笑い路線でスタート。「く...くさいぞッ!」とアナスイも思わず手を引っ込めるスタンド。ダイバーダウンを潜入させれない程の臭さみたいです。


5月17日(金)☆

 昨日の購入書籍。昨日です、昨日。

小野不由美「黒祠の島(祥伝社)」
ミステリー文学資料館編「『猟奇』傑作選(光文社文庫)」

 書き忘れていました。この未読の山、どうしましょうか。今月は先月よりも余裕があるハズなのに全然活字を読んでる気がしません。ただ気がつけば時間を浪費しています。

その意気や悪し。

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目黒三吉「低俗霊DAYDREAM/原作:奥瀬サキ」3巻

 帯裏にラジオドラマCDの広告が入ってるんですが、ジャケットイラストがコミックスの表紙よりも遥かにいやらしい。

カミングアウト

 画風が田島昭宇的な感じを受けました。連載開始時に比べると絵が少しずつ変化してる様子。この「カミングアウト」はアリサ、ナオリ、シズエ、この3人のレズビアンに関するエピソード。2度繰り替えされる心中とナオリの心の内が見せ場。なんですがイマイチ掘り下げてない感じ。突然始まって突然終わります。

ヒルガオ

 深小姫の高校時代のツルツル下半身に関する苦い回想が入るんですが、純朴なメガネっ娘がいきなりそんなアグレッシブなコトをしてる描写に戸惑い気味。口寄せの依頼人が幽霊だったというオチは(途中で想像つくし)どうでもいいんですが、何だかこの巻で一番気に入りましたコレ。

幽霊タクシー

 都市伝説真っ向勝負のタイトル。その為か前振りも長く、深小姫の父親も登場。調査序盤でのタクシー運転手/村岡の態度が後々活きてくるのが上手い。チラチラと深小姫のスカートから伸びる足を見ながら頬を赤らめる、そんな単なるエロ小心者と思わせて、強姦殺人犯。最後の裁きがよく分からず(肝心なトコなのに)。

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荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」7巻

 スポーツ・マックスがパイプから脱出。しかし既に死んでいました。「透明のゾンビ」を作り出す彼のスタンド能力は彼自身にも作用していて、この見えないスポーツ・マックスとの闘いが続きます。

 エルメェスの『復讐』への執着が素晴らしい。

「『復讐』なんかをして失った姉が戻るわけではないと知ったフウな事を言う者もいるだろう 許す事が大切なんだという者もいる だが 自分の肉親をドブに捨てられてその事を無理矢理忘れて生活するなんて人生はあたしはまっぴらだし...あたしはその覚悟をしてきた!!」

キリスト教圏にはキツい台詞でしょうが、これには全く共感です。時に憎悪は人間を鋭敏に成長させると思います。

 グロリアの分、グロリアの分、そしてグロリアの分とパンチを叩き込むエルメェスがナイスです。

 中盤からいよいよ「ウルトラセキュリティ懲罰房」に徐倫が突入。顔面にクソをぶつけられるなどというとんでもない洗礼を受けています。3部のポルナレフがエンヤ婆の攻撃で便器を舐める舐めないであれだけ大騒ぎしていたのに。この差だけでも6部はシリアスさがパワーアップしてる印象。

 懲罰房ではプッチ神父の送り込んだ4人のスタンド使いが待ち構えてます。この内の一人の能力「サバイバー」によって懲罰房内は全員が自分以外殺す気満々モードに。そして徐倫を守るべくFFとアナスイが懲罰房へと向かう中、最初の敵である看守/ウエストウッドと徐倫の闘いが開始。


5月16日(木)☆

今週のバキ感想

 あれは克巳だと気付くのに僅かながら時間を要しました。萩尾望都「半神」的見てくれに変身。

 先週のラストから一気に舞台は神心館本部に移っていました。独歩の攻撃で気を失ったドイルが目覚めたらそこは神心館道場。目の前にいた克巳の成れの果てが攻撃してきて再び気絶。目覚めたドイルにまた攻撃で気絶。敗北を認めるまでやり続けるとの発言。

 ドイルは弱かったのでしょうか。敗北を知らなかったのは、今まで何度も負けたコトがあったにも関わらず敗北を認めず仕切り直しを繰り返して最後に勝ってハイバンザイ俺の勝利俺負け知らず、だったのでしょうか。死刑執行を通過してきたあの身体能力は何だったのか。

 ドリアンは負けを認めたコトも擬態/手段の一つだったんですが、ドイルはここが守り抜きたい最後の一線なのかも。

 そういや昂昇の顎を外した例の謎のパンチ(今回も克巳に放っていましたが)、どうやら「スプリングを仕込んでいる」で全ての説明は終わっていたみたいです。スイッチを入れると腕を突っ張らせるだけみたいです。それに何か効果があるのか考えれば、人体可動の常識からいって力のタメといった予備動作もなくパンチを放つのは、相手にとって想像不可能な攻撃に思えます。

 今週のバキ感想のまとめとしては、萩尾望都「半神」は傑作ですので是非皆さんも読んでみて下さい。


5月15日(水)☆

 本日の購入漫画。

板垣恵介「バキ」13巻

 発売5月9日ってなってたけど出て無かったよなあ。そういやヤングチャンピオンで番外編やるみたいだけど、単行本収録はどうなるんだろう。組み合わせは正式カップルとは言え、同人誌ノリに思えなくもない。作者自らの手による。

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板垣恵介「バキ」13巻

 前半はドイルVS鎬昂昇が決着まで収録。

 まずはドイルの隠し刃物が肘のみならず様々な関節に仕込まれてる様子が描かれてます。ストライダムが何の説明もなしに登場。んで、部屋に乱入してきた鎬昂昇がドイルの闘いを開始します。ブレストファイヤーは何度見ても後味が悪いです。ドリアンVS末堂にも感じた後味の悪さ。サイコものの演出に通じるものがありますね。この辺の、読者のメンタルな部分に訴えるイヤさの演出、板垣氏とても上手いと思います。

 後半はバキと梢江のいちゃつきシーン。花山がスペック戦の傷を隠す為に黒マスクしてますね。容貌には無頓着そうなので意外な感じですが、単純に作画の都合なのかも知れません。

 バキの部屋に舞台が移ってからのシーンですが、改めて単行本を見るとコピー結構使ってるのに気付きました。ストーリー的にはどうしようもないんですが、そんなに作画に時間割けなかったのか。板垣氏、ネーム段階でこの展開にしていいものかどうか時間ギリギリまで迷い続けてたとか。

 勇次郎の顔が随分変なのにも気付きました。

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山口貴由「覚悟のススメ」3巻

 戦術鬼/毒魔愚郎との闘い。「ボクの個性をうばって満員電車にゆられるただの歯車にする気だな!」「大切な個性おさえつけるもの全部いらねー」など、少年漫画では得てして良い側で描かれる「個性」の大切さなんですが、この作品ではそれをワケも分からず言葉だけで繰り返す無能として敵で表現。偏差値の低いバンドマンがモチーフと思しき毒魔愚郎。真面目/堅実な生き方を真っ向から肯定する作者が心地よいです。

 次の戦術鬼/恵魅もまた、ボランティアに対する逆面からのアプローチを感じます。奉仕活動をしている人は自分が世の中の為に素晴らしいコトをしていると酔いしれている。それを極端化して表現。

 そしていよいよガラン城城主/散の軍団の幹部面々が登場。老中・影成/戦術鬼総支配・血髑郎/理系総支配・我理冷夫/衛兵隊長・ボルト/御典医・腑露舞/大老・知久/御側役・ライ

 永吉に転位したまま覚悟に破れ意識不明の散。幹部たちは散の残しておいた人類抹殺映像を観賞して人間完殺の決意を奮い立たせています。そしてまずはライが覚悟に挑戦を決意。

○この巻の箴言

「我が身すでに不退転!」

「行くがいい! 君は学徒である前に軍人だ!」

「負けること許されぬこの身なれど 勝つばかりとは限らぬ」

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山口貴由「覚悟のススメ」4巻

 ライとの闘い決着から次なる刺客/血髑郎戦の前半までを収録。

 ライ戦での開幕のやり取りがイカス。一流同士の闘い。ライも相打ち(肉弾幸)を決め込みこの闘いに赴いている気構え。秘策瞬脱装甲弾にてライの呪縛から脱出、そして零式鉄球を四肢に集中しての超鋼化/特効形態からのトドメで何とか覚悟の勝利でした。

 ライが武士道バトルだった反動か、次の血髑郎戦は卑劣な罠が盛り沢山です。堀江罪子を人質に取った挙げ句、戦術鬼に調教/強化外骨格の原動力が霊魂であるコトを見切り、怨霊成仏光線を照射。覚悟、絶体絶命です。

○この巻の箴言

「ただ一点の曇りなき主君への忠義敵ながら見事!」「されど」「忠義より重きものがある!」「大義」

「あたしの王さまはあたしだもん」


5月14日(火)☆

 もう23時過ぎてます。以下の「アナザヘブン」は昨日書いておいたものだったり。他にも漫画1冊ぐらいは書き足そうとしていたのに、結局このままアップ。

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「アナザヘブン/映画版」

 以下、余裕でネタバレしてる(ナイトヘッドも含めて)のでよろしく。

 もうテレビオンエアされるぐらい期間が経っていたのですね。劇場に足を運んだのがつい昨日のようです。もちろん今のは大袈裟に言ってみました。そういやR指定だったのに子連れがいたのが印象に残ってます。んで、映画館で観終えた時は、

「いやあ、朝子(市川美和子)ブスだったね」

これだけを肴に4時間以上呑みましたが、今回改めて観て気付いたのが、飯田譲治作品に通じる「進化」と「悪意」の融合です。

 謎の存在であるナニカの正体は、悪意に満ちた世界を求めて現代に落ちてきた未来の人間。「ナイトヘッド」のラストは輝かしい可能性としての未来(ミサキ)、肉体から開放された精神のみの存在である人間世界の可能性を描いての締めだったのですが、この「アナザヘブン」で飯田譲治はその自ら描いた可能性の裏面/ダークサイドを描いていたのに気付きました。

 悪意のない世界に何の楽しみがあるだろう。そう思う人間はいる。

これは「ナイトヘッド」の延長にしてアンチテーゼでもある作品に思えました。

ラストシーンの雨も非常に象徴的。単純に悲しみの演出としても効いてるし、正体が水であったナニカ(悪意)を1体倒したトコロで、もうこの世界には消し切れない程の悪意が満ちあふれている、そんな印象を持つシーンでした。


5月13日(月)☆

 7000アクセスありがとうございます。WJ24号感想。そういや今号はナルトがないのか。

プリティフェイス

 新連載。シチュエーション自体は切なさがあって絶妙でイイんですが、連載するに於いて2話以降で活かされるコトはなさそうです。

ワンピース

 クリケットの言葉で打たれるウソップがまともな人間で好きです。

ブリーチ

>いつのまにかオレンジ味のキットカットが店頭から姿を消してる!!

という巻末の作者コメントに共感気味ですが、最近はパイン味のキットカットが出ていて、僕はそちらの方にオレンジ味以上の美味を覚えてきてます。漫画本編の方はこれから読みます。

いちご100%

「けど東城でもエッチな想像するのか〜〜。」

この回りくどく歪んだフェチ妄想全開の主人公が中学生の範疇を超えてるように思いました。中学生なら血気盛んで、中身にしか興味がないです。こういう喜び方をするのはオヤジです。

 随分テキパキと話が進んで、ラストは東城が変身モード突入。

ハンター×ハンター

 前回のサブタイトル「アベンガネ」ってこの黒人キャラの名前だったんですね。大量爆殺に巻き込まれてなかったのか。そして彼の能力が「念を払う」ものと分かりました。念を払った念獣がそのまま自分にまとわりつくみたいです。

 クラピカの念能力は旅団への恨みも含めて相当のものと思われるので、クロロを除念するのがこのアベンガネだった場合、どんなデカい念獣をはべらすコトになるのか。

ストーンオーシャン

 ロッズは体温を喰らう。低温化で身体の各所に異常が出てきてるようです。スタンド能力を使いこなせるようになってロッズの操作が可能になった牛男。今でこそ「あパクゥ!」なんてやってますが、そのロッズにまとわりつかれてて人生の大半を苦悶と共に歩んできていました。そしてやっと自信を得て人生に前向きになった途端、いきなりここで倒されるのかと思うと、合掌。

 一番ヒットだったのはサブタイトル「物知りエンポリオ」ですが。

ソワカ

 打ち切りですが、続行不可能なラストにしてるのは好印象です。巻末のコメント「あーしかし悔しい」も好印象です。

 最後の最後で新キャラや新設定大放出で「どう? 気になるでしょ? 続き読みたいでしょ? だから編集部にお手紙出してね! そうすればあわよくば某ゴルフ漫画みたいに再開出来るかも!というラストでなかったので好印象です。


5月12日(日)☆

山口貴由「覚悟のススメ」1巻

 この山口貴由もまた他者には出来ない我流の作品を描き続ける漫画家です。独特ですね。ていうか独特過ぎです。

 この巻では主人公である葉隠覚悟の登場/紹介が中心。強化外骨格「零」を纏い、零式防衛術という格闘術を体得している高校2年生。兄である葉隠散率いる戦術鬼の軍団と戦いを繰り広げる話です。「散」と書いて「はらら」と読みます。

 21世紀初頭、格にて崩壊した全世界の生態系と秩序、この辺の舞台設定はありがちですが、正直この作品に舞台設定はさほどの意味はありません。この作品、更には山口貴由作品全ての醍醐味は、台詞の妙技につきます。山口節とでも言うべき独特の言い回し。どこかしら時代掛かっていてる言葉の選択、天然な生真面目さが熱い。もう山口貴由にしか出来ないです。

○この巻の箴言

「当方に迎撃の用意あり」

「キサマの愛は侵略行為」

「われらのとるべき道は 理不尽に決起することではなく 理不尽に忍耐することである」

「われらのとるべき道は 理不尽に忍耐することではなく 理不尽に必勝することである」

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山口貴由「覚悟のススメ」2巻

 永吉に精神転位した散との闘い終了。そして覚悟がどうやって強化外骨格「零」を身に纏えるようになったかのエピソードが語られます。強化外骨格は覚悟の祖父/葉隠四郎が侵略戦争に於いて他国の捕虜の生体実験の果てに誕生した「意志を持つ鎧」。キーワードになるのは「血涙」。

 1巻から何故かいきなり敵対している兄/散もまた強化外骨格「霞」の着装を完了させていますが、如何なるやり取りの果てに「霞」と心を一つにしたのかは不明。敵対している理由もまだはっきりとは分かりません。

 ちょっとした日常エピソードである「第十六話 意志」の、覚悟の淡々とした発言がヒット。生真面目。

○この巻の箴言

「雑草などという草はない」

「覚悟とは苦痛を回避しようとする生物の本能さえ凌駕する魂のことである」


5月11日(土)☆

荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」47巻

 この巻からジョジョ第5部の開始です。自分的にはバトルのネチッこさが好みでたまらない5部です。

 主人公はジョルノ・ジョバァーナ。あこがれはギャング・スター。ディオと日本人女性の子供です。スタンドは「ゴールド・エクスぺリエンス」。現段階(47巻)でのその能力は、「生命を与える」。こう書くと非常に漠然としていますが、具体的にはコンクリートやレンガを叩くと草木が誕生する/人を叩くと意識が鋭敏化する、といった具合です。

 ディオが子供を設けていたのも驚きですが、母親の日本人女性の「子供ができたからって自分の時間がなくなるなんてまっぴらだわ」という台詞も妙な違和感を感じます。台詞としては別に普通ですが、何だか現代的で、URYYYのディオと並ばない。 

 ブチャラティ、初登場時は相当変な顔です。もう絶対捨てキャラでした。

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荒木飛呂彦「ジョジョの奇妙な冒険」48巻

 「スティッキィ・フィンガーズ」のブチャラティとの闘い終了。そしてお約束の味方化。ブチャラティの協力の元、ギャング組織「パッショーネ」の一員に加わるべく、入団テストを受けにある人物の元に向かいます。

 刑務所で自由に生活しているポルポ。指を食っていたのは結局何だったのかポルポ。彼から受け取ったライターの炎を24時間消さずに持っている。これが入団テストの内容です。そしてジョルノは1時間もしないうちに消してしまいました。

 遠隔自動操縦のスタンド「ブラック・サバス」が登場して、炎を消した者にスタンド能力を引き出すか死が待ち構えている例の『矢』を突き刺そうとします。影の中を移動するこのポルポのスタンドを、広瀬康一との共同戦術で撃破。

 ここでもし矢に貫かれていたら「ゴールドエクスぺリエンスレクイエム」発動で63巻まで一気にかっ飛んでいたのでしょうか。5部のボスの能力を喰らったかのようにストーリー早回しで。何で必死に「矢」を拒否して「ブラック・サバス」と闘っていたのか。

 

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