山本貴嗣


「超 CHAO」

 仙人/超麗力(チャオリーリー)とミズチ/巳(スー)とのバトルからなるアクションもの。色々なサブキャラが出てきたり過去エピソード挿入はありますが、ホントこのバトルのみで構成されているという感じです。長期に渡る大連載を射程に捉えていない、コミックス1冊にまとまる短編でしょうか。短編とは言っても映画なら2時間にはなる内容です。

 山本貴嗣の作品に登場するヒロインは、カッコいい、セクシーな闘うお姉さんという感じです。露出も激しいのですが、エロさを感じませんね。何でだろう。唇や眉毛などの描き方/画風の関係でしょうか。アクションシーンにアングル面などで無理矢理エロっぽい描写を入れてる感じも確かにありますが、エロくない。この絵じゃ萌えない。いや僕がエロさを感じないだけでエロく受け止めてる人もいるかも知れませんが。

 下調べもしっかりしてそうで、画力はあるけど資料当りのほうに時間かけてそう。作画は病的なまでにこだわるというワケではなく、ある程度雑に思えても体裁が整ってるトコロで切り上げてる感じ。

 この作品のヒロインはどの辺をモチーフにしてるのかなー。僕ぐらいの世代だと、即座にストリートファイターシリーズの春麗を思い出すのですが。口絵のカラーだと格ゲー版Xメンのサイロック風味もあります。

 


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