鳥山明


「Dr.スランプ」

 単行本で全18巻をまとめて再読しました。アニメだと「Dr.スランプアラレちゃん」ってのが正式タイトルだったのかなあ。アラレちゃんが主役になったけどこの作品、当初は則巻千兵衛を主人公にしようとしてたとのコト。

 たぶん「うる星やつら」なんかもそんな感じでラムちゃんが事実上の主役になってたのかも知れない。当初の予定では諸星あたるが色々なファンタジー現象に巻き込まれる連作という感じで。2話でラムちゃん出てなかったし。ラムちゃんは当時衝撃的なデザインでしたよ。えーと、何の話してたっけ?

 スランプを今回再読して驚いたのは、連載期間が僅か5年だったというコト。もっと長くやってた気がする。子供の頃は時間を長く感じるってのを差し引いても、5年しかやってなかったのかという印象。そう言えば昔のアイドルなんかも賞味期限短かったなあ。ウインクって1年半ぐらいしか活動してなかったし。

 それから千兵衛博士が28歳ってのには衝撃を覚えました。逆刃刀持ってる人もそれぐらいの年齢だったような。

 アラレちゃんの変貌にも驚きました。連載が進むにつれて頭身が縮んだのは有名ですが、キャラも相当変化してます。最初の頃ってメガネが文学少女風味すら醸し出しています。「見えました? おへそ?」なんて丁寧な言葉使いしてるし。文学少女だけど怪力、その自覚無しという感じでスタートしたのに、後半はガキ全開です。

 あと昔は気付かなかったのですが、スッパマンは最低の人間ですな。ヤバ過ぎです。ギャグ漫画だからギリギリ救われてますが、この人最低です。


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