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■0078:雑文

▼1月下旬購入書籍▼
舞城王太郎「阿修羅ガール」(新潮社)
山田風太郎「自来也忍法帖」(文春ネスコ)

山口貴由「シグルイ(原作:南條範夫)」1巻

「東京アリス」(角川書店)

▼1月下旬読了活字本▼
なし


 1月下旬も読了本は無し。20日ほど本を読み終えていないコトになります。この調子で2月上旬も読了ゼロなら一ヶ月読了なしになります。やべーよーやべーよー。

(20040131)


■0077:「バトリズム」/週刊少年チャンピオン特別編集

 範馬勇次郎誕生エピソード収録。出産時のお話でした。勇次郎の存在自体が如何に回りに影響を与えているかを物語るエピソードです。大迷惑です。

 板垣御大がどこまで自覚しているのか分かりませんが、すでにギャグの領域に突入しています。ギリギリギャグ、とかじゃなくもうどっぷりです。産婆からも母親からも引かれた勇次郎ですが板垣御大には相当愛されていますな。

 カエルのエピソードがよく分からない。いきなり泣き出したってのはすでに毒を食らって泣いてたんだろうか。でも毒ぐらいは効かないってコト? まさに鬼。規格外の鬼を生んだと嘆き母親が尼になるというのは一休さんを彷彿させます。

 結局のところ勇「次」郎は一人っ子なのかな。そうだとしたら父親が勇一郎もしくは勇太郎なんだろうか。

(20040128)


■0076:「バトルロワイヤル総集編」/ヤングチャンピオン特別編集

 バトルロワイヤルは僕的にはもう過去の作品という感じなんですが、漫画版は現役でジリジリと進行しているんですな。漫画の田口雅之的には生活の拠り所ですし終わった作品でも何でもなく今なお燃え続けています。そのスタンスが反映されてるのかメッチャ熱い。この熱さは読んでて気分がイイです。大ゴマが多いのですがこうしてまとめて読むと迫力があって良。

 今回出た総集編は作中2大悪のエピソードを選んでの編集。桐山和雄と相馬光子。

 桐山は当初原作を読んだ時に感じた虚無の全能者という雰囲気ばっちりで最高です。オールバックじゃないほうが見た目はカッコイイのですがバックにしてるほうが機械的な雰囲気を出すのに一役かってますし。もうイチイチ登場シーンがカッコイイですコイツ。

 桐山の存在を現実に考えるのは難しいですな。一発でバイオリンを優雅に奏でる、などというエピソードがありますが、他者が優雅と感じるような演奏をするには優雅という客観的な感覚を備えてなければなりません。桐山にはそういうものがなさそうですし。

 相馬光子がメッチャエロエロになってるのには驚愕。すごい。こんな中学生凄い。胸が凄い。尻が凄い。本気で色気を武器にしてくる峰不二子という感じでした。

(20040128)


■0075:今週の餓狼伝BOY/漫画/連載

 木戸少年、文七を殴ってからその後の振る舞いが真っ当で新鮮でした。うっかりヤバそうなヤツを殴ってしまってのリアクションとしては正常。板垣漫画読んでるとその辺マヒしてくるんですが。

 最強を目指す発言で今回は終了。中学生とは思えない表情が多々見受けられましたがそれは板垣漫画の仕様です。

 それにしてもこのペースは大丈夫なんでしょうか。どこまで描くつもりなのかは分かりませんが、3月までで終了と踏んでいたのに、うっかり5年ぐらい連載な展開の遅さです。本編が半永久的におあずけになったらどうしよう。それこそある意味原作に忠実なのかも知れません。

(20040128)


■0074:WJ9号/漫画/連載

アイシールド21
 「デビルバッツメンバーを探せ」、文字とかが絵に被ってるトコロにメンバーいたら面白いのに。

 トーナメント表を持ってる女性の下乳が良かったです。本編で受けた精神的ダメージをこのお姉さまを眺めるコトで緩和させたい。

ワンピース
 デービーバック一回戦ドーナツレース開始。けっこうチョコチョコ逆転が繰り広げられてて楽しい。スズメに乗っている実況担当の人間離れぶりが素敵。あいつが今シリーズのラスボスなんじゃないだろうか。

NARUTO
 ボロボロの病人だった君麻呂が美形描写だったのに驚きました。吐血系の変態が出てきてもおかしくない辺りなので。

スティール・ボール・ラン
 ジョニー・ジョースター登場。ボールに触れるコトで足が治ったらしく車椅子から立ち上がりました。あのボールは何なのか。波紋を練りこんであるように感じるんですが、波紋というジョジョ初期の設定を荒木氏自身が忘れてるんじゃないのか思うのでどうなんだか。

 ディオはジョースター家の養子なんでしょうか。ジョニーはそれを応援&観戦に来ていたのかなー?

 今回は前半でポコロコなるダラケ者の参戦を予感させる軽いエピソードあり。色々アクの強い奴らが登場してきて先が楽しみです。

BLEACH
 蛇尾丸がイイ感じ。名前通りのビジュアルです。

 夜一のフルネームが四楓院夜一と判明。男名前ですよ。もろ男名前。死神界ではそうでもないのか?

テニスの王子様
 勝つのか負けるのか。立海メンバーの顔見せをしておくには5戦して欲しいトコロですが立海の無敵ぶりを見せ付けるには乾も一気に負けたほうがよかったり。許斐先生はノリで進めるので全く読めません。

DEATH NOTE
 出てる情報・ルール設定を使い切った感のある一話で楽しめました。これ以上の騙し合い的なものが今後描けるのかという不安すら沸きます。

いちご100%
 せっかくのさつきのターンだったのに脱ぎっぷりが足りなくちょっと残念。北大路家の庶民的な描写は良かった。

HUNTER×HUNTER
 鬼のような表情のナックルに「なんて……優しいんだ……!!!」と被せるあたりが冨樫的なんでしょうが、今回は全体的にパンチの弱い話。繋ぎっぽい。ナックルのヤクザキックが面白かったけど。

ピューと吹く!ジャガー
 ハミィがいつ反撃に出るのかと思いきや社会的ランキングでトップの扱いしてました。金持ちには巻かれるというコトなのか。

(20040126)


■0073:今週のバキ/漫画/連載

 金剛拳・楊海王がオリバに破壊される話でした。あり得ない方向に足や腕が曲がっていました。

 金剛拳の修行描写が出てきたあたりでもうヤバイ。ヤバイヤバイヤバイ。板垣漫画で持ち上げ始めたらそのキャラヤバイ。オリバの怪腕が楽しめましたが意外と残酷だったので微妙に後味悪い。勇次郎のやり口に似てる後味の悪さでした。そしたら勇次郎一人でケラケラ喜んでたし。愛もクソもねえ。

 今のところ海皇を除いて海王全滅。大擂台賽がこんなコトになって主催者や観客も困ってそうです。初登場の海王になら柴千春でも勝てそうな気すらします。

(20040122)


■0072:今週の餓狼伝BOY/漫画/連載

 石割り、ビール瓶割り、ライターの火を風圧で消すなどの技術を披露する丹波。ビン割りは本編にて象山が披露していますが、流石に少年丹波の場合は象山のような鋭利な切断面とはなっていません。

 この大ゴマを使っての執拗な描写、少年マガジン読者にとってどうなんでしょうか。ストーリーのみを追うなら全くコストパフォーマンスの悪い20ページなんですが。僕は板垣テンポに慣れてるので気になりませんが。

 ラストは丹波が謎の形相をしたらしく、思わず木戸少年がパンチを叩き込んで終了。本能的に攻撃をせざるを得ないような殺気を放ったのでしょうか。それはそれで凄いんですが、せいぜいラオウ止まりです。虎すら死を受け入れたケンシロウには及びません。

 どうにもこの中学生丹波、本編よりも底抜けに強そうに思えてなりません。ベトナム時代の勇次郎みたいです。時間軸としては過去でも執筆されてるのが新しい時こそ強いという感じで。もしくはパラレルワールドなんじゃないかと思えるほど。

(20040122)


■0071:雑文

▼1月中旬購入書籍▼
舞城王太郎「暗闇の中で子供」(講談社ノベルス)
恩田陸「月の裏側」(幻冬舎文庫)
原哲夫「北斗の拳(原作:武論尊)」11〜15巻

▼1月中旬読了活字本▼

なし

 1月中旬の10日間は一冊も読了せず。購入もゼロの予定だったのですが、今日さきほど古本屋に行って以上の小説を入手。北斗の拳も一気にラスト5冊購入でした。この10日間はファイルもロクに伸びませんでしたが、一ヶ月1ファイルにしてからやたら重くなったのでこういう時があってもいいかなぐらいに開き直ってますよ。

(20040120)


■0070:バジリスク第24回/漫画/連載

 
豹馬を倒すという大金星を納めた小四郎に話しかける朱絹の声。朱絹ではない何者か、なんですが。前回の大金星もなんのその、今回はこの小四郎が大増ページでじっくりと片付けられました。悲惨だなオイ。

 朱絹の声の正体は、如月左衛門でした。如月左衛門は外見のみならず声色も化けるコトが出来る様子。声は本人のままなら怪しすぎなので当然といえば当然ですが。

 そして小四郎に接近してキスで殺したのが陽炎。毒吐息炸裂。絵が出るまでキスしたのは左衛門なのかとハラハラしました。心を殺しているであろう存在の忍者です。任務遂行の為なら同性にキスぐらい余裕でしそうなので。

 それにしても如月左衛門、朧はすでに死んだと小四郎に思わせたままあの世に送るのが最高です。メンタルで絶望を与えた上での処分という残忍性が素敵すぎる。


【第24回終了時:残り6人】
◆甲賀十人衆:
甲賀弾上 甲賀弦之介 地虫十兵衛 風待将監 霞刑部 鵜殿丈助 如月左衛門 室賀豹馬 陽炎 お胡亥(残り3人)
◆伊賀十人衆:お幻 朧 夜叉丸 小豆蝋斎 薬師寺天膳 雨夜陣五郎 
筑摩小四郎 蓑念鬼 蛍火 朱絹(残り3人)

(20040120)


■0069:WJ8号/漫画/連載

スティール・ボール・ラン
 いよいよ始まりました。期待させる部分が多いです。荒木先生のことなので、話がどう転がるのかしっかりは決めてないんでしょうが。

 まずは砂男(サンドマン)という男の登場。まるで主人公みたいな登場。タイトルにジョジョの文字がなく巻末コメントも読んでなかったので、スタンドらしきものが発動されたコマを見た瞬間は心拍数あがりました。どんな能力なのかまったく謎。荒木先生も考えてるのかどうか怪しいぐらいです。
 
 サンドマンには姉がいますが、例によって荒木絵なので一切の萌えが排除されています。そこに読者への媚びはまるでありません。荒木先生のことなので、漫画にはそういう受け方があるなんて知らないでしょうが。

 そしてレースの説明。優勝候補として数名登場人物が描かれます。とりあえず4名に留まってますがこれが板垣恵介なら20人はここで描いていたと思われます。ページ稼ぎにもってこいなので。

 マウンテン・ティムというカウボーイ。イケメンだそうです。やはり荒木先生には萌えという概念はないみたいです。
 
 ウルムド・アブドゥル。何かちっちゃい。パラレルアブドゥルちっちゃい。ちっちゃいように見えますが、描き続けるにつれて頭身ぐらい幾らでも変わるのが荒木漫画なので油断は出来ないです。
 
 馬術の名人ドット・ハーン。至って地味です。耳の形が雑魚っぽいです。
 
 そしてディエゴ・ブランドー。通称ディオ。パラレルワールドでも健在です。主人公よりも先に出てくるのも相変わらずです。名門貴族がジョースター家なのかどうか、果たして明かされる時がくるのか。

 今回は最後にジャイロ・ツェペリなる男の登場で締めてます。連載予告にも出てたしジャンプの表紙絵になっている男なのでこいつが主役なんでしょう。
 
 金歯なんでしょうかアレは。口癖が「ニョホ」。これは…主人公と認めたくないですな。ガンベルトに入れているボールがどうやら武器になる様子。ジャイロという名だけにこのまま何もせずに街から立ち去ったりしたら面白いです。街からっていうか、漫画から。

 展開は全く不明で今後の期待はひたすらに高まります。

ワンピース
 「あいつが欲しいなァ〜!!!」って誰だろう。ルフィでしょうか。そろそろD一族に話の焦点が当てられてきそうなので。

DEATH NOTE
 取り引き受けないんですか。まあ、受けるかどうかでドキドキできたサスペンスフルな引きだったので構いませんが。

ナルト
 チーム戦だと慣れてなく弱いという理由付けで木ノ葉勢が圧倒しています。またバラけたので一人一殺は続行っぽいですが。

 描写が分かりずらいです。「そんなっ今手が…!?」のシーンは手が伸びたのかな? ここは隠しておいてもいいシーンなので分かりずらくてもいいけど。後半の崖に落ちるシーンはひと目でそれと分かりませんでした。

LIVE
 色気と暴力。ぽっと出の富永さんがサービス要因にされているのがイイ感じ。

BLEACH
 まずは軽く前哨戦的なもの。夜一登場でここはお開きになるのでしょうか。「千本桜」がいきなり封じられています。

アイシールド21
 えらく過密です。ヒル魔が試し撃ちするシーンが今号一番の見せ場でしょうか。キッドがクローズアップされつつあります。

いちご100%
 東城が本来のヒロインの地位を取り戻そうと頑張っています。ブルマで開脚などと微妙な頑張り方です。ピュア度こそが東城ヒロインの売りだったのに。ブルマ開脚もピュアですけどね。

武装錬金
 扉の合言葉説明が本編に繋がってるのが面白かったです。バタフライの人生の語り方が素敵です。
 早坂秋水が例の眼つきを見せました。あの眼つきはホムンクルス特有なんでしょうか。

BLACK CAT
 えらく大ゴマが多いと思ったら今回は23ページなんですな。頂上決戦としてクリードとセフィリアの戦闘開始。かなりの見せ場なんでしょうが読んでて今ひとつ高揚しないです。

(20040119)


■0068:今週のバキ/漫画/連載

 楊を挑発して、ついにオリバ参戦決定。参戦手続きに色々面倒なコトをしなきゃならなかったバキやマホメドジュニアに比べると随分と簡単な形での参戦です。

 テクニカルな中国拳法の中にドンと花山系のゴリ押しキャラを置くのはメリハリがついて面白くなりそう。でも今のところ別に中国拳法ならではの秘技が出ていないからなあ。デコピンぐらいですかね。

 それにしてもドリアンはもうどうしようもない扱いです。普通に廃人のままです。ていうかどうやって大擂台賽参加の連絡をとったのか。死ぬ定めにあるものとして色々諦められていたのに。烈経由で脱獄が伝わっていたのでしょうか。キャンディがどうだのというそれなりに感動的な締め方を見せた烈VSドリアンでしたが、その後あんな大きな子供をこの大擂台賽に無理矢理参加させる烈に鬼を見ました。そっとしておいてやれよ。

(20040115)


■0067:今週の餓狼伝BOY/漫画/連載

 第一回目は47ページ。47ページですが例によって一気に読んじゃいますな。誰にも殴られない殴られ屋という人物をとことん持ち上げて落とすトコロに板垣漫画の本領を見ました。ディクソンあたりのポジションでしょうか。

 最初に出てきた少年が『これが少年時代の丹波だろうか!?』と思ったり思わなかったり。途中で名前が出てくるまでずっと疑惑モード。どう転がるのもあり得るのが板垣漫画なので、こうした半信半疑状態になるのが読んでて楽しい。

 そしてラスト3ページになってようやく登場する丹波ってのも板垣らしいです。顔がはっきり出るのはラスト1ページだし。木戸少年のほうがカラーページのコマに大量に出てるこの事実。

 そんなワケで今回一番ツボだったのは、殴られ屋を説明する女性の現実的(ルビ:リアル)な面構えでしょうか。

(20040114)


■0066:雑文

▼1月上旬購入書籍▼
松尾由美「ブラック・エンジェル」(創元推理文庫)
今野緒雪「マリア様がみてる いとしき歳月(前後編)」(コバルト文庫)
今野緒雪「マリア様がみてる チェリーブロッサム」(コバルト文庫)
今野緒雪「マリア様がみてる レイ二ーブルー」(コバルト文庫)
北森鴻「冥府神の産声」(光文社文庫)
貫井徳郎「転生」(幻冬舎文庫)
夢枕獏「黒塚」(集英社文庫)

田口雅之「ヤングチャンピオン特別編集 バトルロワイヤル総集編」
原哲夫「北斗の拳」7〜10巻

▼1月上旬読了活字本▼
連城三紀彦「さざなみの家」(ハルキ文庫)
倉知淳「壺中の天国」(角川文庫)
今野緒雪「マリア様がみてる ロサ・カニーナ」(コバルト文庫)

北山猛邦「『アリス・ミラー城』殺人事件」(講談社ノベルス)
今野緒雪「マリア様がみてる ウァレンティーヌの贈り物(前後編)」(コバルト文庫)

 仕事を変えたのでバタバタしてた1月上旬でした。とは言っても一週間ぐらいまったり休みは取れたんですが。そのわりにはあまり読めてないのでした。

 あーなんかすっげー疲れてます。すみませんが今日はこれにて。

(20040111)


■0065:半村良「闇の中の哄笑」(角川文庫)/活字/小説

 「闇の中の系図」「闇の中の黄金」に続く嘘部シリーズ第3作。これで一応打ち止めっぽい。この三作はそれぞれ構成が別物なのが素敵です。シリーズものなら定型化したほう執筆の上でも安定すると思うんですが、書いてて飽きるんだろうか。

 この「闇の中の哄笑」はスケール的には今までと比べてしょぼいんですが、嘘部以外の人間のウソなんかを描写しててそれがユーモラスな感じで楽しい。裏の裏をかく嘘部がその深読みっぷりのあまりさりげに翻弄されてるのも面白い。

 シリーズのラストがこうした形で締めくくられてるのは楽しいです。半村良の引き出しの多さも感じますし。

(20040108)


■0064:北山猛邦「『クロック城』殺人事件」(講談社ノベルス)/活字/小説

 メフィスト賞の一つです。メフィスト賞ってのも初期の頃と違って悪名含めた『売り』要素がなくなってきてますな。この作品は「第24回メフィスト賞」。この段階でもう24回にもなってたのか。

 この作品はジャンル的にはミステリです。トリックなんかももちろんあって、ラストにその解体を置いてるあたりもミステリしてます。が、何故か世界観がファンタジーめいた舞台。ゲシュタルトの欠片、十一人委員会、SEEMなどといった造語がやたらと目に付きます。何かトリックの仕掛けとして必要なのかと思ったら別にそうでもないし。単純に舞台は現代日本にしてもいいのに何でこういう設定にしたんだろう。

 勝手に邪推するなら、現代日本を描写できないからオリジナル世界観を作って誤魔化したんじゃないのか、なんて思ったりもしました。小説書こうとしてもその辺で引っかかる自分を鑑みるに。

 帯に『本文208頁の真相を他人に喋らないでください』とあります。208ページの真相よりも切断した頭の理由付けがよかったかも。

 全体的に自分に酔ってる雰囲気を感じる作家ですが、それは若さも含めて許容できるかなー。

(20040108)


■0063:原哲夫「北斗の拳(原作/武論尊)」5巻/漫画/文庫

 「フッ…ケンよ 今日が終わりではない! 今日がきさまとおれの戦いの始まりなのだ!」(ラオウ)

 ケンシロウをたまにケンって呼んでるのが可愛い。ラオウとケンシロウが闘いますがここでは引き分け。ここで水入りってのは『かち合ったらどちらかが死ぬまでバトル、んで更なる強敵登場』という当時の少年漫画手法の中では珍しいケースですが、それほどまでにラオウというキャラクターが魅力的です。ラオウ戦直後は繋ぎ的に犬好きな変なヤツとの闘いがあります。ラオウの後にこれはないだろ。

 この巻の後半はレイの最後を飾るべくレイVSユダが展開。このユダ編は完璧にレイが主役になってます。ケンシロウVSシンよりもじっくり描かれています。ていうかここまで長期連載になるって分かってたらシンももっと違う使い方出来たんでしょうが、作品世界観以上に誌面の生存競争は厳しかったのでしょうな。

(20040106)


■0062:原哲夫「北斗の拳(原作/武論尊)」4巻/漫画/文庫

 「天…!!」(ラオウ)

 師リュウケンに何を目指すと問われ、きっぱりこう一言。倣岸ながらも実力者ゆえの本気発言です。ラオウは圧倒的な実力もありますし、更に、戦闘前に相手に死兆星を見たことがあるかどうか聞いて見たと言ったら闘い始める慎重さも兼ね備えています。

 この4巻ではアミバ戦決着、カサンドラ獄長ウイグル戦を経てトキとの再開、そして拳王ことラオウ登場を収録。

 正体がばれてからのアミバは悲惨です。結構ケンシロウ苦戦してたのに。あの苦戦は何だったのか。話の都合にもほどがある。

 ウイグルとの戦いが始まる前に、ウイグルの部下っぽいヤツがケンシロウに賭けてるのがヤバい。ケンシロウの実力を認める描写なんでしょうが、嘘でも獄長に賭けなきゃ。しかも賭けてるの晩飯ごときだし。

 トキなんですが、このキャラはキリストがモチーフなんだろうか。奇跡の村なんてエピソードもそれっぽいしビジュアル面なんか特に。ついさっき読み返してみて思った。かなり今更かも。

(20040106)


■0061:WJ6・7合併号/漫画/連載

 表紙がサル祭りです。リョーマの下にいる大きなサルは何なんだろうと思った。リョーマが着ぐるみを脱ぎましたというシチュエーションだとしばらく気付かなかった。本気で何の漫画の主人公か考えた。忍空にしては目が鋭いし。

 雪だるまの時もそうだったんですが、いちご100%からはどうして東城なんだろうか。主人公は真中っぽいのに。

ブリーチ
 鬼の大増51ページです。想像してたよりも大ゴマが少なかった。ようやく十三番隊隊長が登場。浮竹十四郎という名だそうです。十三で十四という微妙な感じが久保氏らしいかも。

 夜一が人間バージョンになりました。「大方おぬしも言葉遣いだけでわしを男と思い込んでおったクチじゃろう」。名前の感じから男と思っていました。

 朽木白哉の「千本桜」は刀身が達磨落としのようにバラけて飛び交う技なのかな? 眼鏡に倒された雑魚でそんな感じの技使うヤツいたからそれはないかなー。でも飛び交う刺身みたいのを全て凌ぎ切る一護の絵を想像すると燃えます。

 藍染を殺したのは一護に修行をつけたスナフキンみたい人じゃないのかな、と思い始めています。

ワンピース
 フォクシー海賊団登場。ボスは違えどタイムボカンシリーズを思わせるトリオです。話、ここから長くなるんだろうか。たまには10話程度の短いエピソードも読みたい。

アイシールド21
 まさかアメリカに行くとは思いませんでした。10点差つけて勝利というあやふやな条件だったのでどっちもなしになるかと思いきや両成敗です。

 「この人ならありえないとも言い切れないのが恐ろしい!」という長い手書き突っ込みが面白かったです。あり得ないでしょ。言い切れるでしょ。

テニスの王子様
 ダブルス二組目も負けちゃいました。それでも続くんですか? 以前ダブルス二つとも落としたらそこで決勝終了みたいなコト書いてたような気がするんですが。ムード的に終了って意味だったのかしらん。

 そして次の試合は乾VS柳。乾、通常のデータメモとは別に「丸秘べっさつ柳ノート」なるものを用意して対戦に望みます。べっさつって平仮名なあたりにダメ感漂いまくりなんですが、都合上勝つのか。

LIVE
 子:おとうさん、こんしゅうのジャンプにレイプってことばがでてきてたんだけど、どういういみなのー?
 父:そんな漫画読むんじゃない! 両さん読みなさい! 両さんを!

こち亀
 子:おとうさん、おおさかのひとってこんなかんじなの?
 父:そうだよ。

DEATH NOTE
 新ルールが追加。残り寿命を半分失う代わりに死神の目をゲットできる。ライトはこの取引を受けるんでしょうか。受けなきゃ意味の無い設定公開なので、このまま受けそう(1話延ばすための水増しでもなければ)。受けるとなるとライト本来の寿命がどれほどのものなのかが気になります。とにかく先の気になる漫画です。

武装錬金
 今回はウテナっぽい雰囲気を感じました。何でだろう。剣道とか、美形の姉弟とか、その辺でかなあ。

 月の人はいつシルエットがとれるんだろうか。最後まで横向きアングルを通してくれるんだろうか。

ハンター×ハンター
 パームの落書きを最初、ベストコンディションでもナックルに勝てませんでした描写かと思った。ラフ絵を読むのに慣れていたのでまたそれかなと思ってしまった。せっかくの電波描写なのに。

 見開き扉、あれはカイトなんだろうか。すでに復活済み? 直属三兵士の中で初登場がこんなぞんざいな絵で済まされたユピーは悲惨。ネフェルピトーの足はバッタなんだろうか。

いちご100%
 エロ東城が追加。この漫画はねぎま路線でとにかく数うつ方向に変更したんだと予想。全ての登場女性キャラにそれなりに(誰かとくっつけたりして)着地を持たせるというのはここまできたら無理。

ピューと吹く!ジャガー
 ハッピーセミナーってあったな。一年前なのか。いたたまれない空気がやっぱ笑えます。

(20040105)


■0060:梅原克文「カムナビ」(上・下/角川ホラー文庫)/活字/小説

 梅原作品は長大でありながらそれを思わせないリーダビリティの高さが特徴です。上下巻総計1200ページに及ぶ作品ですが、一切の苦痛もなく読み終えました。ライトノベルぐらい抵抗無く読み進められます。内容は今回もトンデモで最高。

 この「カムナビ」は、考古学者・葦原志津夫が前代未聞の土偶を追跡していく内に大掛かりな事件にどんどん巻き込まれていき、最終的には地球の存亡がかかる戦いに発展していくという内容。地味なトコロから入って凄い場所に辿り着きます。

 読み始めたら、もうひたすら読むのみ。読むのを中断するのが苦痛な作品を書く作家です。ジェットコースターノベルという呼称は梅原作品にこそ相応しい。

 素材の料理の仕方もこなれてきたと感じます。「二重螺旋の悪魔」あたりは題材と内容の関連性に強引さを感じたりもしたのですが(それでももちろん読ませる)、この「カムナビ」は下調べや資料を無駄なく使い、かといって無駄部分が邪魔というコトもなく一本芯の通ったエンターテインメントとして昇華されています。

(20040104)


■0059:山口雅也「生ける屍の死」(創元推理文庫)/活字/小説

 死者が復活するという舞台設定の中で繰り広げられる殺人事件という、西澤小説に大きく影響を与えたと思える作品です。何かと評判の高い作品で、評判通りの内容でした。

 死者が復活するという設定は、単純に設定です。この謎は解き明かされません。こうした限定ルールを設けた上で、何故殺人が行なわれるのか、犯人の目的は何なのかというのがこのミステリの仕掛けです。裏表紙口蓋にもありますが、『死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは?』、これが明かされる瞬間こそが最大のカタルシスです。『動機』に納得感を出すのは難しいんですが、それをクリアしてる希少なミステリだと思います。

 山口作品はパンク等作者の嗜好が散りばめられたノリの文章が自分の好みから外れていて、この作品もその辺は相変わらずだったのですが、途中から一気に引き込まれました。海外古典の翻訳かと思わせる文章は本来好みじゃないのに一気に持っていかれたなあ。

(20040104)


■0058:雑文

 2004年に突入です。今までと特に変わりなくまったりと運営していきます。

 一週間ほど休みが取れたのでまあテキトーにだらけた生活をしようと思ってます。ひさびさにトップ絵でも入れようかなー。撤去してるのは、(容量の都合なのか)ページの下のほうまで読み込まれなくなってたからなんですが。トップ絵入れると職場で見れないという弊害もあるんですけどね。

 そんなこんなで今年もよろしくお願いいたします。

(20040102)


■0057:今野緒雪「マリア様がみてる 黄薔薇革命」(コバルト文庫)/活字/小説

 今回は黄薔薇ファミリーがメイン。「黄薔薇のつぼみ」支倉令と「黄薔薇のつぼみの妹」島津由乃の「姉妹」関係の解消という事件が起こり、その理由が少しずつ解体されていくという感じ。この二人だけじゃなく「黄薔薇」のキャラクターも掘り下げられています。何かすっとぼけたキャラクター作りがイカしています。

 僕的に今回は何気にパンチの弱い巻かなー。次の「いばらの森」が傑作極まるので、そう考えると巻毎に緩急付けててさりげなく計算高い作者なのかも。

 挿絵の支倉が男にしか見えないです。これは…確かにある意味人気が出るでしょう。女に。ホントに女なんだろうか。信じられないので、ちょっと脱いでくれませんか?

(20040102)


■0056:原哲夫「北斗の拳(原作/武論尊)」3巻/漫画/文庫

 「きさまのその耳が弟に似ている…」(ジャギ)

 すごい言いがかりきました。耳って。無理矢理共通性を見出すのには、木野まことの「○○が昔の彼氏に似てる」ってのがありますが、ジャギの場合似てたらそのまま殺しにかかるのでタチが悪いです。

 この3巻では牙一族との闘い決着、ジャギ、アミバ戦を収録。

 アミバは露骨に設定を修正したという感じが連載当時から丸分かりでした。当初これやっぱホントにトキとして作ったんでしょうな。回想を我が事のように語ってますし。回想のある回の次の回で、その男はトキではないとレイが発言してるのでよっぽどギリギリで設定差し替えたんでしょうな。ここはガキの時から違和感を感じまくりでしたよ。ガキなりに何とか整合性を見出そうとしていましたが、どうにも違和感を感じずにはいられなかった。

 ジャギはビジュアル的に強烈。やってるコトはジャッカルに並ぶ小物なんですが。リュウケンの養子四兄弟で一番ロクでもないです。桁外れに使えない。何でこんなの養子にしたんだろうか。後半の巻で「養子は一人しかとらない」と言ってラオウとトキをいきなりふるいにかけてるほどなのに。

(20040102)


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