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5月31日(土)☆

 本日の購入漫画。

杉村麦太「キリエ 吸血少女」全2巻

 何となく購入。何となく、と言いつつも何度も迷ったんですが。

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寺沢武一「COBRA」12巻

聖なる騎士伝説

 敵や世界観デザインがカブトやゴクウ寄りかも。武一漫画は世界観の造り込みがさりげなく、言葉での主張なしに細かい。スターウォーズの、ちょっとしたシーンでもじっくり異形面白デザインが成されてるような、見てて飽きない味があります。

 このエピソードは3人の鬼を順々に倒していく分かりやすい構成で、その点では意外性を楽しむとまではいきませんでした。玄武鬼の正体が鳥に喰われたと思われてた女、ではなかったのが予想外。

リターン コブラ

 ちょっとした短編で、別に凄い内容ではないんですが、タイトルといいこの文庫版全12巻のラストに配置するのにちょうどいいかも、と思わせる話。


5月30日(金)☆

恩田陸「木曜組曲」(徳間文庫)

耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、四年。時子に縁の深い女たちが今年もうぐいす館に集まり、彼女を偲ぶ宴が催された。ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。なごやかな会話は、謎のメッセージをきっかけに、いつしか告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。はたして時子は、自殺か、他殺か-----?

 恩田陸に対する僕の作家イメージは「六番目の小夜子」をはじめ『都市伝説をモチーフにする人』というものなんですが、この作品は別に都市伝説を扱ってませんな。もともと僕の勝手なイメージだし、作者がそこにこだわってるワケでもなく、作風が多岐に渡ってるのかも知れません。

 とは言っても、『閉鎖空間で登場人物を5人に限定しての思考遊戯的な流れ』ってのは恩田陸作品として珍しいかも。「黒後家」チックな感じもあったかな。

 あまり真剣に人物像を脳内に描かずに読んでいたので5人(死者の時子を含めれば6人)という少ない人物ながらも、誰がどれだかよく分からなかったです。しっかり読めばもっと作者の付けてたキャラ分けに乗れたのかも知れませんが。

 最終的なオチ、都市伝説を扱ってないとさっき書きましたが、このオチは『都市伝説がいかに作られるか』のミクロなモデルにも思えます。都市伝説の全てが、誰かがそれを意図してウワサを作り出してるのかどうかはともかく、当「木曜組曲」の作中では時子の死を利用して恣意に必然を与えようとして結果的にほぼ成功した人物がいます。そういう意味では、最後まで読んだ時にはこの作品にも僕の考える恩田らしさを感じました。

 どうでもイイ話なんですが、ドラマ版の「六番目の小夜子」をもう一度再放送して欲しい。平田裕香が出演してるなんて。ああ、平田裕香が何かと恩田作品を読んでいるのはそういう繋がりがあったのか。


5月29日(木)☆

今週のバキ感想

 今週は特に進展なし。バキが中国に運ばれてますが、梢江も付き添ってます。梢江、何か今後のコマ稼ぎ要員に使われそうでちょっとイヤです。ミっちゃんの登場ポーズは単に強風をしのぐ為にあんなポーズとってるんですよね? 中国演舞をおちゃらけて演じてるんじゃないですよね? そんなコトしたら烈に殺されます。

 一方の勇次郎とマホメドジュニア、こちらはバトルが開始されそうな雰囲気。何が恐いかったら、作者が読者を驚かせようとするあまり、ここで勇次郎を負けさせたらどうしようかという不安があります。ついノリで。そんなヤバいコトだけはしないで欲しい。勇次郎最強がこの漫画最後の砦だから。モロバレでいいからここは水入りで。


5月28日(水)☆

 半村良「闇の中の系図」読了。ところで今日この頃の僕は、夏目理緒の写真集「超果実」を買おうかどうか迷っています。

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アニメ版「十二国記」第八話 月の影 影の海・八章

今回の杉本様語録:『ここは私の世界。顔ぐらい変えられるわ』

 杉本様、男になりました。えーと、これは文字通りです。後半胸の膨らみが確認できたので変わったのは顔だけなのかな? 顔ぐらい変えられるわ等と強がっていますが、強制的に変えられた結果です。変化中かなり苦しそうでしたし。謎の力によって変えられ、しかも感謝してます発言。こういう時はポジティブです。男顔になった杉本様にはぶっちゃけ気持ちが萎えました。

 陽子の内面の変化を知る杉本様。このシーン、何を思い陽子の語りを聞いていたのか。杉本様的にも許す気持ちが芽生えてそうな、複雑な表情です。とか思ってたら「イイ子ぶって」と今まで通りの理由を付けて戦闘開始。

 陽子と杉本様の船上バトルでは、杉本様、せっかく顔を変えていたのに正体をあっさりカミングアウトしちゃってます。早いな。突然の妖魔乱入により船ごとパニック。何だかんだで杉本様、再び元の姿に戻りました。早いな。早いけど良かった。


5月27日(火)☆

山口貴由「蛮勇引力」3巻

 やすらぎ区での松平伊豆守との闘いがメイン。この巻では正雪の味方として元原子力決死隊/丸橋忠弥が登場。正雪が成り飛車ならこいつは成り角がイメージ。ビジュアル的には忠弥のほうが主人公っぽいです。ゴリラ扱いですが。

 伊豆戦は意外な決着を見せます。正雪が徳川惑星のDNAを有してるが故、伊豆の攻撃が徳川グループへの謀反行為と看做されほとんど自滅敗北。この戦いは結構意表を衝かれました。頭を回収されたので伊豆との最終戦は4巻へ。復活した伊豆、保護システムを自力で取り出して正雪を殺す気満々です。

 性交シーンは連載されてた時時期的にバキSAGAと被ってたような覚えがあります。好きな人と愛ゆえにやりたいという流れもバキSAGA的です。何かかなり唐突で作者が描きたかっただけに思えました。もちろんこの作者の描く女体は萌えません。

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山口貴由「蛮勇引力」4巻

 最終巻。前半は松平伊豆守との再戦。やすらぎ区では演説用のボディでしたが今回は戦闘用『銀河』。この戦いはストレートながらも将棋的な描写が多くて熱い。駒が足りないのを知って全て受ける伊豆、その陥落時/ラストの語りもベタながら熱い。いやベタな熱さこそが山口作品の味の一つです。

 後半は徳川惑星戦。このバトルもえらくカッコイイんですが言い回しがもう宗教的なヤバさすら醸し出してて微妙な領域に突入しています。結構駆け足っぽいスピードで展開されるこのラスボス戦、再読してみてまあこれぐらいが丁度いいかも、と思いました。この漫画のメインの思想対決で、やはり燃えます。

 最後は随分とあっけないエンドです。3巻で出てきたコロナモードの中曽根まりはその場限りの演出だったのかなあ。戦闘の伏線だったと思うのですが、きっと大人の事情があったのかも。それでもこの「蛮勇引力」全4巻、コンパクトに纏まりつつ充分完了している作品です。


5月26日(月)☆

 WJ26号感想。

アイシールド21

 巻頭カラーの扉で判明したあんまりなエジプト配色。ラインマン主役の試合なんですがこの扉、ガン飛ばしが余ってます。3兄弟のメガネが切ない。

 太陽スフィンクスの顔が横に広いガマ、この漫画で今までになく品のない台詞を吐きまくってます。ああいう単語をいちご100%のさつきが口にしてくれないものでしょうか? 単語のみならず、口にしていただけないでしょうか? このサイト最悪でしょうか?

ワンピース

 空の主の眼がイヤ過ぎ。ああいうコミカルさはワンピでは結構使われる表現ですが、リアルに想像してしまい、何かゾッとしてしまった。

 見開きで登場の方舟マクシム、尾田氏にしては珍しく効果的でないトーンの使い方してますが、顔ついてたのでまあイイです。

 ルフィがようやく外に出て、全滅状態に追い込んだエネルとの決戦間近という感じですがどういう闘いになるのか。ここまで強さを見せつけたエネルをゴムだから電気効きませんで一撃でのしちゃうって展開は、バネ人間と被ってるからならないかな。

ナルト

 本来の三竦みが特に活かされてないドカドカバトルです。ナメクジがギュウギュウに締めつけられてるシーンで、ツナデの乳とナメクジプニュプニュのイメージが重なりました。巨大ドスを操るツナデは、怪力ゆえ扱えてるのでしょうか。それとも忍術の類い?

 最後のコマがえらいギャグっぽく見える。

テニスの王子様

 プレッシャーを自分に与えるとか「女の子にモテモテ」とか、中途半端ながらもキャラに特徴を与えようとしてるのはイイ傾向に思えました(前の試合の鼻息シュポーなんかも)。それでも外し気味でイマイチ面白くないのに変わりはないんですが、髪型ぐらいしか変化のないキャラ作りから脱却しようという感じを受け少し好感を持ってきてます、ホントに少しですが。ていうかプロになってからやるようなコトじゃねえんだけど。

ブラックキャット

 イヴ人魚は結構下のほうまで開いててジワジワとキました。でもやはり、できればあのコスプレはティアーユ博士で見たかったです。あの男性は驚き役なんでしょうか。

いちご100%

 メインヒロインは西野とさつきが半々で担当した回。さつきはやはりビジュアル的に激しくして欲しい。

 おまけポスター、さつきがクネクネして横幅とってるので東城がギリギリまで切られてるのがむごい。ていうかこのポスター、『4大ヒロイン制服ポスター』って言うのか。制服って。

ハンター×ハンター

 そういえばルールを説明してようやく発動するボマーの能力は、どことなく幽遊の海藤的です。海藤は騎士道精神の持ち主ゆえの能力ルールでしたが、念ってのはその辺は無関係だったっけ?

 000カード入手イベントは随分あっさりと終了。G.I.城でのイベントはゲームのエンディングに相当する部分なのかな? それともまだ気を抜けない罠があるのかな。

ウルトラレッド

 えらい細かいコマ多い。バキ慣れしてる自分にはちょっと面倒です。バキならこれだけの話を5週はかけてやるのでそれはそれでキツいんですが。

ルーキーズ

 巻末コメント、つの丸って生きてるの?


5月25日(日)☆

《更新履歴》...リンクに「FS」「miyabi's room」追加。

FS 佐々氏。小説/漫画/ゲーム等様々なメディアに触れてのその感想ですが、作品に対する感想で終わらず話題が管理人独自の見解で発展していくので、知らない作品の感想もテキストの味わいで興味深く読めます。

miyabi's room 稲葉吹雪氏。たぶん綾辻ファンです。えー、『Chinese Big-5 only』というコトで僕の能力では読めませんが、何故かリンクを張って下さってるのを発見。ここは読めてるみたいです。ありがたいです。

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 「miyabi's room」のリンクコメントが読めないので『中→日』の翻訳サイトを探してチャレンジしてみました。さあ、どうなるかなー。

<翻訳前>
在BBS上發現的書評網站。站長對於作家及作品的感想非常尖?卻又很有趣。 特別是對某作家的想法,和我一模一樣。

<翻訳後>
BBSの上にあるか?のか??駅。駅か?於の作家と作品の感想はとても鋭いか?またとても面白い。特にか?はいか?ある作家の考え、私の1の型の1とか?。

 えー、『中→日』の翻訳は難しいらしく、翻訳サイトでも英訳など以上に意味不明な転換をするだろうとは思っていましたが、駅がどっからでてきたのか分かりません。

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アニメ版「十二国記」第七話 月の影 影の海・七章

今回の杉本様語録:『あたしはあいつを殺すコトだって出来た! あいつより...あいつよりあたしのほうがこの世界に相応しい!!』

 あいつです。あいつ呼ばわりです。杉本様、陽子のコトをすでにあいつ呼ばわりです。殺すとか凄いコト言ってます。杉本様どうなっちゃうのこれ。一気に落ちぶれてるじゃないですか。女を武器にしてのし上がるとかはNHKなので期待出来ないんですよね?

 えー、ビデオの予約失敗していて見逃してしまった6話で何が起こってたのでしょうか。6話、30分サンドストーム入ってたよチクショウ。今回で陽子が凄いコトになってます。いきなり肝の座ってる口調になってます。前回ラクシュンが初登場してどうなってたのでしょうか。今回の陽子、いきなりこんなコト言ってます。

「何か言ってる。ネズミが

 ネズミです。ネズミ呼ばわりです。いやホントにネズミなんですが。仮面男もネズミネズミ連発です。まあ、まんまネズミで、僕も小説の挿絵で見てたはずなのにびびりましたけど。これほどまでに...これほどまでにネズミかラクシュン!!

 仮面男との会話にて陽子がいよいよ吹っ切れました。見返りを求めない自分の意志、これに目覚めます。ネガティブからこれで抜け出したという感じでしょうか。イイ顔してる、というよりしゃべりが良くなりました。


5月24日(土)☆

山口貴由「蛮勇引力」1巻

 主人公に由比正雪。とは言っても未来型世界観を舞台にいつもの山口節が展開される漢(おとこ)漫画。主人公、ネーミングから策士を思わせますが、卑劣な戦闘方法をとるわけもなく真正面からぶつかる山口造型の主人公。あえて山口的異質感を見い出すならロンゲでしょうか。これに関しても『長い髪は大気の流れを孕んでそよぎ 見えぬものの動きさえ教えてくれる』などと戦いに身を置く存在としてアドバンテージの理由付けがされてましたが。

 石原が机を叩き割るシーンで何故か隻眼になっています。戦闘モードだとそうなるのかと思ったら別にそうでもなかったし。単なる描きミスなのかなあ。機械に頼らず生身で生きるのをモットーとしてる正雪が石原戦でジェット靴使ってたのは妙な感じがしました。この辺りは、後の巻で、手作りとか本物嗜好とかそういう伝統を重んじようという感じで『手軽/便利』と対比付けられていますが。ちょっと「おせん」っぽいかな。

 羽賀戦の『勘』って台詞がカッコいい。ところで金井半兵衛、最初は女設定だったんじゃないのかなあ? マツゲビシビシしてるし正雪にぶつかったシーンも顔を打っただけじゃなく照れで赤い気もする。

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山口貴由「蛮勇引力」2巻

 作品内で主人公/正雪のライバル的存在になる伊豆が本格始動。やすらぎ区なる場所へ正雪、金井、銀狐、歩は移動するコトに。ネーミングが将棋の駒になってます。正雪は生きざまとして香車もしくは成り飛車(龍)に例えられてますが、この将棋をモチーフにするってのを最初から念頭にあったら別の名前になってたのかなあ。

 歩をはじめ女性キャラのサービスカットが多いんですが、山口絵はそそらないですね。作者的にエロっちい絵を描きたくてしょうがないって感じですが。まあ、その気持ちは分かる。

 神都を滅ぼそうとする正雪の思いのルーツが判明。と同時に徳川惑星と由比入鹿の間に生まれたのが正雪であると読者にも明かされます。倒すべき最後の敵が父ってのはもうベタベタな設定ですが、そこがまた山口的。


5月23日(金)☆

 恩田陸「木曜組曲」読了。

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寺沢武一「COBRA」6巻

黒竜王

 コブラの整形以前のエピソードがちらりと判明します。この「黒竜王」というエピソードはクライマックス感があってまるで最終回かと思わせるぐらいスケールの大きな話です。ラストの演出は絵的にコミカル。

黒い弾丸

 短編で、二重人格というワンアイデアもの。長編と短編でスケールに差があるんですが、どっちも上手いですね。長編は世界観から構築してその中で最大最後の闘いという物語を作ってるし、短編では謎の判明が物語のほぼラストに位置するミステリ風味の味わいの作品が多い。

異次元レース<前編>

 別宇宙/異次元の存在というある意味大規模な世界観設定も、レースという一回性のネタで消耗する辺りが寺沢武一らしいです。しかもこのレース、レース自体よりもジェイソンを追うのが目的になってます。長編だけど、ちょっとした連作スタイルかも。

 この前編では和風世界に突入。ジェイソンとコブラが突入する時間にはズレがあるみたいで、1年の差がここではありました。伏姫がヒロインの中編という感じ。ここで終わってても切なくてイイ。更に後編へと追走劇は続きます。

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寺沢武一「COBRA」7巻

異次元レース<後編>

 異次元レース後半は処刑星、そして当エピソードを締めくくる雪の世界。処刑星は特に何もアイデア的なものはないんですが、純粋に画力の高さで楽しめます。最終ステージではジェイソンが降り立ってから既に30年の歳月が過ぎていて、もうジェイソンは闘う気なし。「冬の魔神」なる存在の正体とそれを如何に倒すかが焦点になっていて、異次元レース導入部からホントに目的が変わってます。ラストは随分あっさりしてます。伏姫と被ってる終わり方ですが。

黄金とダイヤ

 人形使いマリオってのがベタながらもプチフェイク。シュミット中尉のコスチュームがとってもエロいです。ああ、やっぱ武一の描く女性は下半身が素敵。終盤のトリック的な部分を読んでああ、コブラはルパン的でミステリ的だなあと改めて思った。

黄金の扉<前編>

 扉絵が浜崎あゆみ風。20年ぐらい前の絵だからこの頃浜崎は幼児程度でしたでしょうが。

 何者かによって軌道の変えられたガロン星の軌道を正常化するために推進部へ突入しようとする銀河パトロール(担当隊員はシークレット)、そして軌道をそのままにして太陽系を破滅させようとする海賊ギルド(ブラックボーンとゾロス)、そこに巻き込まれるコブラ。前編ラストでは軌道抑制に必要とされる「シバの鍵」が破壊されてどーすんのって感じで終了。ていうかかなり小さいコマで破壊シーンがテキトーに描かれてます。敵のゾロスがイイ感じ。ヒツジだからって牡羊座と決めるコブラの挑発もイカす。

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寺沢武一「COBRA」8巻

黄金の扉<後編>

 ブラックボーンはどうなったのやら。別エピソードに跨がるコトはあってもあんな勝ち逃げで終わったのは珍しいかも。鍵穴は女性の形になっています。鍵は、シバが自分に似せて完璧なプロポーションを持つ女。シークレットによって扉は開き、「どうコブラ世界一のプロポーションを持つ女を目の前にして御感想は?」と得意がっていますが、ゴロゴロ死体が転がってる辺り、ここまで到達した世界一もかなりいたみたいです。

 ラストの「穴があいているはずだ」は、投身自殺でガラスが割れているってコトでいいんですよね?

神の瞳

 神の瞳と呼ばれる2つで1つの宝石を狙う武器商人パピヨンとの闘い。ゴキブリ集合体やカッパ、ゴム人間など敵が楽しいんですが、それよりもこのエピソードではサイコガン絡みの中盤が珍しい展開かも。

 壊れたサイコガンのスペアを求めて造り主のいる日本へと向かい一度はスペアサイコガンを手にするも自ら捨てるコブラ。その後ゆう子の死によって再び戦いの中に身を置くのを誓うという、物語の流れとしては王道なんですが、戦いをやめるに至る心理描写が希薄で唐突に思えます。絵がウリとして前面に出てる作品なのでどうでもイイんですけどね。

マンドラド

 最初に登場したのはボニー(黄金の扉編登場)だろうか? コブラガールは名前が出ないと区別つかないです。長編っぽい導入でしたがあっさりとした短編。


5月22日(木)☆

今週のバキ感想

 鬼と神の過去エピソードは前回で取り合えず終了なのかな? 今週号は終始バキが出ずっぱりでした。まるで主人公のような扱いです。

 夜叉猿の骨を見てペキン原人?とお茶目発言する梢江タン萌え! いや萌えませんし、死の間際の僅かな時間の思い出作りにあんな場所を巡回に加えるバキに驚愕を覚えました。

 そして烈の登場で、次は中国に移動になるのかな? 振り回され過ぎです。目まぐるしく舞台が入れ替わっています。ていうか飛騨は不要だったように思えます。

 板垣氏は著書にて中国という国に対して以下の見解を述べています。

『医療を見ても、料理を見ても、掘り下げ方が半端でない。脈の流れだけで万病を治そうとするか?(中略)こと、人間の本能に根ざした分野での探究熱心さ、追求欲は、他の国の追随を許さない国民性を持っている』(板垣恵介/「格闘士烈伝」より)

 ドリアンの存在でその神秘性がちゃっちくなった気もしていた中国(&中国拳法)ですが、ここに来て再び脚光を浴び始めました。どんな奇跡の治療を施されるのか分かりませんが、是非とも範馬の血でその治療を跳ね返して安らかに死んでもらいたい。

 

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