4月10日(木)☆
本日の購入書籍。
大原まり子「一人で歩いていった猫」(ハヤカワ文庫)
山田正紀「最後の敵」(徳間文庫)
小説読了、ここ1ヶ月はゼロなんじゃないだろうか。そのクセこうして未読増やしてます。
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●今週のバキ感想
「いわゆる格闘技」
この表現が良かったかな。オーガに言わせるにはもっといい言い回しがあったかも知れないけど、スポーツとは一線を画すという意味でのリアルファイトを表現するにはここではこれでイイ。
本心を見抜かれたマホメッド父がうっすら浮かべる笑み、遂に自分の理解者を見つけた!という感じで爽やかなシーンです。が、それでいて来週ボコボコにされちゃうのかな。爽快な気持ちで敗北を受け入れるのだろうか。勇次郎戦でそれは考えにくい。現在の廃人モードへと繋がるヤバい負け方を味わうほうが相応しい。
4月9日(水)☆
十二国記がちゃんと録画されてますように。まだビデオ観てない。今日は仕事から帰ってきたらこれを観る。バキも帰りに立ち読みする。
宮部みゆきの「ブレイブストーリー」の愛蔵版なるものが出ていました。最近は『最初に出たものよりも高い』版型の本が出るのも何だか普通になってますな。読めりゃあいい式の自分には安いに越したコトはないので、この愛蔵版なるハードカバーを後発で出すのが理解できない。
貴志の「クリムゾンの迷宮」なんかもコレクターズアイテム版と称したバトロワチックなデザインのが出てたし。何かよく分かんねーや。
4月8日(火)☆
●予想スレ結果発表
第2回発表:ジョジョ6部次に死ぬヤツ予想スレ
[1] 投稿者:はさみ@管理人 投稿日:2003/02/11(Tue) 21:32 No.192
6部で次に死ぬ味方キャラを予想するスレです。 一般人は除いて、ジョリーン、エルメェス、アナスイ、承太郎、エンポリオの5名から選出(誰も死なないのもアリ)。
はさみ的予想。 エルメェス。
結婚話を流す為にアナスイというのも相当可能性ありますが、ちょっとズラして(ほとんど勘で選んで)エルメェスを。
[2] 投稿者:蛮勇引力 投稿日:2003/02/12(Wed) 20:55 No.196
こちらはかなり限定される予想ですなあ(笑)
大本命はアナスイで、そうでなかったら誰も死なないのではないか、という予想しかないのですが、あえて斜め上を行ってみます。
予想 エンポリオ
5部のナランチャみたいに、いつの間にか死んでたとかあり得そうなのが、ジョジョの怖いところです。
[3] 投稿者:右心室
投稿日:2003/02/14(Fri) 09:50 No.198
右心室的予想。
ホントは、「誰も死なない」なんですが、それじゃつまらないので、「承太郎」ってことで。そろそろ世代交代。ってことで。 承太郎が長々と受け継いできたディオとの宿命を、命を落としつつもじょり〜んに伝えます。
で、じょり〜んとプッチ神父との最終決戦と盛り上がっていきます。
[4] 投稿者:ゆいま
投稿日:2003/02/15(Sat) 20:12 No.199
予想 エルメェス
僕もアナスイとの二択。アナスイと結婚エンディングも意表をつく意味でありそうな気がしてきたのでエルメェスに死んでもらいます。
アナスイはどことなくミスタ、ポルナレフポジションに重なる気もするんで生き残るんではないかと。
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6部が突拍子もないラストを向かえてしまい、この予想スレ自体どう結論づけていいものやら全く分からなくなりました。
宇宙一巡前の海上での神父戦にて、アナスイ(1)心臓突き抜け、ザクザクと腕が切断のエルメェス(2)、顔がパックリと承太郎(3)、の順で倒されていたから、『次に死ぬ』ヤツというコトだったのでアナスイが一応のスレ回答になるのかな? エルメェスはダメージ描写が腕だけでしたが、そのまま復活がなかったので見えないトコロで致命傷を受けていた様子。
誰も当ててないじゃん。
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●ストーンオーシャン最終回感想
>「運命」で決定されているとなると、努力したり喜んでも仕方ないという考えも生まれる。そこなんですよ。人間讃歌を描いていて悩む点は。答えはあるのか?(63巻)
>「運命」は偶然ではなく理由がある。『ジョジョ』の中では、この考え方をとる。科学的には証明できないかもしれないが感覚がそうだと言っているのだから。(16/79巻)
ジョジョの奇妙な冒険第6部「ストーンオーシャン」がWJ2003年4月7日発売号にて終了しました。
神父の『未来を知っているからこそ覚悟が出来て幸福』という思想に対して、『未来は不確実性に満ちているからこそ人は幸福』という対極思想をぶつけるのかと思っていたらまるで出ませんでした。その辺は、きっと本筋ではなかった様子。本筋ではない、というよりも上記の単行本巻頭の言葉引用から、荒木飛呂彦的には『運命は決定されている』側の考えです。
それにしても荒木飛呂彦じゃなければ打ち切りかと思わせる唐突なラストです。読んだ直後は『あり得ない』『もう10話(単行本1冊分)描けるだろ』『面倒になったのか?』などと困惑ばかりでしたが、それなりに興奮がおさまってきたので取り敢えず自分なりの考えを述べてみます。
この作品、些末な部分での整合性を考えるとボロボロと矛盾が出てきて頭がおかしくなります。世界観もラストのあれは一体どうなったのか、勝手に想像で補完するしかない状態です。6部のテーマも当初は『女ジョジョ、女ならではの内容』というものがあったかと思うのですが、そのテーマ自体ほとんど放棄された感じです。
あのラストはどう捉えればいいのか、自分なりの取り敢えずの解釈を述べてみると、ジョジョの単行本粗筋でのデフォルトとなってる以下の一文の終了ではないかと思ってます。
『これは一世紀以上にわたるディオとジョースター家の因縁の物語である...。』
これに、遂にとうとうようやく本当に決着がついたのではないかと。完全にディオという存在が(ジョースターの)歴史から抹消された、因縁の消滅とはそういうコトではないかと思います。ディオが歴史から消滅したという根拠は薄いですんが(アイリンやアナキスという名前から、少なくとも一世代前からは歴史が変更されている、というぐらいです)、ディオ消滅と勝手に仮定して話を進めます。
単純にディオという対象を倒すだけでは『因縁』は消滅しない。一度出来た因縁はいたちごっこのように永遠に続く。それを完璧に拭い去ったラストなのではないかと思います。(アイリンの星のあざの存在から、ジョースターの血筋は絶えていない)ディオに対するジョースター家の勝利の終結だったのではないかと。6部終了というよりもジョジョ終了です。
ディオの存在しない歴史では、アナスイ(アナキス)もエルメェスも受刑者ではなくまともな人生を送っているみたいですが、彼らも、作中では語られないトコロで何世代も前の血統(先祖)がディオに関わっていて、子孫である彼らも人生を狂わされていた、それがディオ抜きの歴史ならああなっていたと。
ディオの存在で多くの悲劇が生まれたのですが、その一方ディオという悪がいたからこそ出来た絆や人間関係もありました。そうしたポジティブ部分すら消滅したのではなく、そのような人間関係は、ディオがいなくても別の形で築かれていたというラストに思えます。人と人との間の引力/運命は、瑣末が変わってもその大局は変わらない、きっとそういうコトではないかと。
まあ、この解釈は7部が始まってまたディオとか出てきたら一気に無効化されてしまうのですが。
次回作「スティール・ボール・ラン」がどういうものになるのか見当が付きません。スタンドが出なくてもジョジョ7部に出来る(1部2部にスタンドはない)んですが、ジョジョはディオとの因縁の物語と思いたいので、もうジョジョじゃない作品でもいいと思います。荒木飛呂彦はトリッキーな話を作れるし、何を描いても荒木漫画なので、ジョジョという枠にこだわらなくても読み続けます。
4月7日(月)☆
WJ19号感想。
●SANTA!
こうした画風は時勢でしょうか。タトゥー終わってタトゥー始まった気分です。
●ワンピース
「何とおぬし船長であったか...!!世も末である」、「お前が青海人の要の様だな」、この辺の台詞から、今後約束されているルフィの活躍が楽しみで(変な騎士がルフィを見直す瞬間が楽しみで)気持ちがイイですね。
ゾロの勝ち方はカッコイイけど何だかただのゴリ押しです。ゾロ好きなので嬉しい回なんだけど、今回に限らず最近のワンピースは勝敗が勢いとノリで決まり過ぎ。エネル戦には何かギミック入れてくれるだろうから期待です。
●ナルト
神経系の信号を混乱させるってのはイカしてます。某格ゲーにもこんな技があって(喰らうとレバーを前に入れると後退する)、僕としてもその混乱ぶりを味わったコトがあるので、今回のカブトは凄さがよく分かります。セクハラ眼鏡ですが。
●アイシールド21
応援ギャルが可愛いのでもうそれだけでいいです。今後の大会用に「西部ワイルドガンマンズ」というチームを紹介した感じの話でしたが、王城が運で勝ったとしか思えず、僕の中で王城株が落ちました。まあ、運も実力のうちってコトで別にいいかな。
●ヒカルの碁
塔矢行洋の洞察が素敵なんですが、単なる親バカ発言にもとられそうです。
●ブリーチ
えーと、ああいう見てて恥ずかしくなるやり取りが腐女子に受けるんですか?
ガンジュの遠回りな優しさと、それを理解して受け止める一護がかっこよかったです。久保先生の作品はキャラ同士のストレートでない、でも繊細なやりとりが分かる人にしか分からないでしょうが、私には分かります。これからも頑張って下さい(富山県在住18歳・女)。
●いちご100%
終盤の無茶苦茶なサービスが引きました。映画館の女ってサブタイトルで扉が唯ってのがテキトーでイイです。
そんな中で一番面白かったのは、あの本編に対する付け焼き刃的な巻末コメントのフォローです。
●シャーマンキング
「この後の試合やハオやシルバとの戦い 前から知ってはいたもののやっぱちょっぴり重てえんよ」。これやその後に続く台詞はどうも作者のスタンスにも聞こえます。何かシャーマンファイトをひたすら遠回りしてるような感じで。
●プリティフェイス
多分少年誌で一番ヤバいコトやってると思います。形状がエゲつない。
●ストーンオーシャン
あり得ねえ。
マジ? 6部終わり? えーと、気持ちの整理が付きません。明日改めてストーンオーシャン最終回感想を書きます。
4月6日(日)☆
●荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」16巻
ウェザーVS神父決着、そしてスタンドがモデルチェンジした神父とのケープカナラベルでの戦闘序盤までを収録。
「私が新月を前に得たものは『無敵さ』なのか? だがあくまでわたしの求めるものは『強さ』ではなく全ての人類が到達すべき『幸福』だという事を心に戒めておこう」(プッチ)
「おまえは......自分が『悪』だと気付いていない...もっともドス黒い『悪』だ...」(ウェザー)
あー、僕ヤバいかな。プッチのほうへの共感度が高いんですけど。プッチ、敵は敵だけど芯がここまで通ってるのは凄いです。一般人をわっさわっさと巻き込んで殺す振る舞いから辛うじて悪として受け止められますが、状況次第じゃ別に主人公と変わらないぐらいの信念/意志の強さを感じます。
上に引用したウェザーの台詞から、プッチはニーチェ言うトコロの『善悪の彼岸』に立っている存在です。1部の切り裂きジャックなんかででも軽くこうした人間の存在について触れられていましたが、ここに来てよりシリアスに深く掘り下げている感じ。どうやってこいつの心を折るんでしょうか。折りようがないと思います。
ウェザー戦の神父は今までで最高に追い詰められました。ここまで惜しいと倒された時のカタルシスが大きそうです。吉良同様に。
後半の新能力「C-MOON」はこうして単行本で改めて読んでも理解しにくいです。プッチ自体に逆引力能力が備わり、スタンドの攻撃ではその逆転度数がより一層強力に影響を与えるという感じですな。
4月4日(金)☆
《更新履歴》...トップ絵変更。
背景固定を試みようと色々検索してその通りにやってみたものの、スクロールしてしまう。諦めていつも通りのやり方で画像を指定しました。
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十二国記のアニメが来週から地上波放送となります。これは出来れば観て毎回簡単な感想を書いていきたいです。
十二国記は何冊か読んだけどまるで人名覚えてない作品です。中華系は覚えられないです。ラクシュンぐらいしか覚えてない。場面描写なども結構ビジュアルが浮かばないまま読み進めていた部分が多いのでアニメで色々と補完できるのは好都合です。
4月3日(木)☆
●今週のバキ感想
掲示板への蛮勇引力氏の書き込みで気付いたバキ新キャラに関する事実。
>あれは明らかに激強キャラです。断言できます。 なぜって、板垣が最もリスペクトしてる人物がモデルですから。
>あれはモハメド・アリです。 名前も、マホメッドと、アナグラムになってますし。 父親の方は、パーキンソン病にかかってしまって今や見る影もなくなった現在のアリがモデルでしょう。 ちなみに、前回ボコられてたデイヴのモデルは、ヴァンダレイ・シウバです。
というワケで、ミスターことマホメッドJr.は地味な容貌ながらも相当の活躍が期待出来そうです。
父親のマホメッドがほぼアリの生きざまと同じキャラ設定で、ジュニアがその延長、アリからボクシング(スポーツ/競技)というしばりを解放させた闘士になりそうです。『アリはボクシングで強かったがケンカじゃどうなの?』という疑問をジュニアというキャラで『ケンカも強いんだよ』という形で表現するのじゃないのかな。今週号を見た感じ親のほうは鬼にボコられそうですが。
ジュニア、容貌的に父親激似だと思うんですが、デイブ戦で誰も気付かなかったのか?
グラ刃牙の何巻かの巻末オマケ漫画で、板垣氏がハイになって刃牙の顔を丹波文七に描いてたというのがあった気がしますが、今週のバキでそれをふと思い出しました。アントニオ猪狩がグレート巽に見えます。
4月2日(水)☆
●今週の餓狼伝感想
コンビニ・コミックス発売決定というのは朗報なのか? それはさておき本編では志誠館/片岡輝夫の勝利です。
人間凶器という前評判から、サディスティックに相手を攻撃するタイプかと想像していたのですが、むしろ逆。ストイックな求道者路線の選手に感じました。真面目そうで好感度アップ。
今までの板垣作品の空手家が集約されている感じのキャラとして描かれています。プラスアルファとして、対多が本能レベルまで焼き付いているという最後の振る舞いもイカす。こういうキャラがどう負けるのかが楽しみです。
1回戦はこうした形で勝利する側の背景が描かれていくのかな。ある程度キャラ特性が見えてきてからホントに面白くなってきそうです。
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●「バジリスク」第5回感想
早くも単行本発売日が載っていました。この作品、評判は上々の様子です。
伊賀/お幻の屋敷に招かれた甲賀の二人/甲賀弦之介と鵜殿丈助。伊賀勢からイチイチ殺気が立ちのぼってるのがギャグ紙一重です。ていうかギャグだったらどうしよう。
今回は鵜殿丈助と朱絹のバトルが開始。丈助はともかく朱絹は殺る気マンマンです。巨乳だった朱絹が、自分は太ってるから嫁にするなら細身がイイという丈助の台詞と共に何故かホントに細身になっててショックを受けていた僕ですが、裸身を晒した朱絹はプリプリだったので満足。乳を揉む丈助はビジュアル通りの変態中年と化していました。
朱絹の忍法が出ましたが、ああいうはっきりした血の流れになるのは仕方ないトコロかな。細かくリアルに流すと不気味になるだろうから。
ラストの朧の表情は意外です。終始脳天気なラクス路線を予想していたので。
【第5回終了時:残り16人】
◆甲賀十人衆:甲賀弾上 甲賀弦之介 地虫十兵衛 風待将監 霞刑部 鵜殿丈助 如月左衛門 室賀豹馬 陽炎 お胡亥(残り7人)
◆伊賀十人衆:お幻 朧 夜叉丸 小豆蝋斎 薬師寺天膳 雨夜陣五郎 筑摩小四郎 蓑念鬼 蛍火 朱絹(残り9人)
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●藤川京子「大全開」(バウハウス)
ムックのアルティメットヒロインズがすさまじすぎたので、相対的にやや物足りない感じがしますが、自分的写真集トータルランキングではかなり上位にくる一冊です。エロい。まさにイヤラシ系です。表紙の笑顔がエロ不敵な感じがして最高。
んで、中身なんですが、まずは表紙でも見せているコスチューム、輪ッかを巻いてるやつですね。これかなりイイ。セル画のようなテカテカ感が素敵です。
他は、全体的に股間を露骨に強調しててイチイチ直接的です。藤川京子はツボ過ぎてヤバいです。
ベージュビキニ室内ものでは、ガッツリ股えくぼを浮かび上がらせているショットもいいんですが、1発目の振り返りショットがツボ。アングル的に限りなくノーパン的な尻がグー。ツルンとしててこれはかなり撫でたくなります。
野外開脚は生々しくていい。赤の極小面積のビキニ、これは股間へのアプローチが最もあからさまに実行されていてヤバいです。肌のしわ、毛穴まで確認出来る接近ぶりです。
エプロンで旅館の階段ショット、これは1枚目がドキっとします。一瞬ノーパンかと思わせるというのもあるのですが、シチュエーションに鬼畜感が見えるからです。こんな姿で人のいる場所をうろうろさせられてるという、そこにメンタルなエロさを感じます。
浴場では、お湯の溢れる樽のようなものの上での開脚しゃがみショットが気に入りました。ていうかこれは狙い過ぎだろ。凄いマニアックな層へ向けてのサービスだろ。何ていうか、股間から放物線を描いてるかのような錯覚を起こさせるショットです。
というワケで中々自分の琴線に触れるショット多めの一冊でしたが、やはりアルティメットヒロインズという強烈極めるものが既に出ていたのでインパクトはやや薄め。見る順番が逆ならもっと違う印象を受けたんでしょうが。
4月1日(火)☆
本日の購入漫画。
板垣恵介「バキ」17巻
岡崎二郎「アフター0」10巻
バキ、新刊早いな。先月16巻出たばかりなのにという感じです。17巻を見つけた時、夢かなと思い書店で下唇を噛んでみたほど。目が覚めなかったので現実です。たぶん。
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●板垣恵介「バキ」17巻
シコルスキーVSジャック、途中でジャックからガイアにバトンタッチ。この巻もまた、見どころに欠ける内容になっています。
シコルスキーはもう負け放題でいいとこなしのキャラになってます。この17巻はある意味死者に鞭打つ巻です。今さらどうしようもなく、ジャック戦でも劣勢のまま終了。
途中で地下闘技場に舞台を移しての続行。ミっちゃんの前口上で笑みを浮かべて闘いに臨んだものの、相変わらず武器使用というダメっぷり。シコルスはここで爽やかに変わっても良かったんじゃないのかなあ。それだとドイルと被っちゃうからやめたのか? 「予想通り」って台詞も結局何だったのか意味不明です。
単行本で読むとガイアの登場が唐突過ぎる。環境利用闘法の手札も砂だけとヒド過ぎる結果になったし。
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●杏さゆり「水着ファイターEVOLUTIONS」(集英社)
最近は被写体/アイドル本人よりもコスチュームの妙技に燃えている自分として、この写真集にも興味津々でありました。普段なら新規にアイドルを開拓するのはもう見送るトコロですが、古本屋にて発見してしまい思わず購入した所存です。
帯裏のコピー、『杏が着ちゃえばゼ〜ンブ水着!キミが全歴史の目撃者ダ!』という、杏さゆりの人格を無視したキャッチが完全にエロ商品として割り切って売り出してる印象を与え、非常に好感触。
これは全ページ撮り下ろしってワケじゃないのかな? 今までのヤンジャンのグラビア(もしくはその未使用ショット)も収録されてるという感じがします。顔や雰囲気があちこちで違うので。
取り敢えず表紙にもなってるラバーペイント水着、これが最大のウリです。胸に黒のペインティングによる手形。イヤラシイ。手形でなく炎バージョンもありますが、やはり手形がイイ。この手形はもっと小さめにして欲しかった。
次の注目ショットは、至ってフツーのアイドルグラビアな海辺(恐らくサイパン)&室内ショット。これはデビュー直後なんじゃないだろうか。顔がかなり違います。ピュア系です。これは逆にそそりますね。特にベッドでM字開脚はオーソドックスでグラビアとしては結構見飽きてるアングルゆえに、ピュアじゃなきゃその威力は十全に発揮されません。
雪原で水着にコートでしゃがみ込みというのもイイ。これはシチュエーション以上に顔がイイ。写真集中で一番好みの顔してます。ホントこの1冊、ショットによって顔全然違うから。別人じゃないのかってぐらい。
あとは、全体的にエロさよりも陽気さの漂うショットが多め。着ているものは際どいデザインなんですが、ちょっとはっちゃけ度がヌルめかも。明るく着こなしてる感じが逆に惜しい。これは僕自身が那由多遥や藤川京子で耐性が付いてしまっているからかも知れません。
ラスト直前の泥まみれは好きです。終局と再生の演出がなされてるようです。この辺りはどうでもイイ部分なんですが、微妙なお遊びとして楽しい。写真集ながらもアルバム形式だったりもしてますし。
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