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3月20日(木)☆

今週のバキ感想

 デイブをかませ犬に使っての、謎の男ミスター紹介の回。オリバで言うトコロのジェフ戦みたいなトコロですか。ボクシング風の格闘スタイルで、でもボクシングではない様子。結構餓狼チックな地味な雰囲気でデイブを倒して今回の話は終了しました。

 正直この男、何が何だか見えません。神を信仰してるタイプとしか分からん。特に年齢が不祥です。叩き上げなのか、天才肌なのかもまだ分からないです。若そうなので天才肌に思えますが、苦汁を嘗め尽した40歳とかだったらどうしよう。

 主人公復活までオリバ、ジャック、そしてこのミスターで少し話を転がすのかな。主人公が関わらないバトルのほうが格闘漫画は面白くなるので期待したいです。


3月19日(水)☆

予想スレ結果発表

第1回発表:WJサバイバル予想スレ

[1] 投稿者:ゆいま 投稿日:2003/02/11(Tue) 17:36 No.188
 失礼とは思いつつ、来る打ち切りシーズンにむけてどの作品が 生き残るのか?というよりむしろどの作品が生き残れないのか を予想するスレです。次回のみならず話をふくらますために少し長期的に話ませふ。
 ゆいま的予想。
 タトゥー、グラナダが筆頭、ついでプリフェ、ウル赤の順。 その次辺りから難しいんですが、いちご、ボーボボ、ブリーチ 黒猫辺りは気を抜くとヤラれそうです。まあ入れ替わりで始まる新連載が定着しない可能性がかなり高いんですが…… 主観排してます。
  個人的にはグラナダなんか結構好きです。逆に個人的に痛くないのはボーボボと遊戯、実はこの二つ読んでないっス。

[2] 投稿者:右心室 投稿日:2003/02/11(Tue) 20:00 No.190
 サバイバルって、そっちのサバイバルっすか。面白そうなんで俺も参戦! 個人的見解ですんで、好きな漫画切る予想してても怒らないで下さい。
 右心室的予想。
 グラナダは残念ながら終了筆頭候補。 次にタトゥハーツ、ウルトラレッド、ですね。 ウルトラレッドは一回ヒット飛ばしてる漫画家さんの意地であと10回くらいは持たせそう。グラナダ終了後入ってきた新連載が1,2コ狩られ、その後、ヒカルの碁あたりもそろそろ終わってくれるとありがたい。

[3] 投稿者:はさみ@管理人 投稿日:2003/02/11(Tue) 21:31 No.191
 はさみ的予想。
 次の入れ替わりが、 1つならグラナダ、2つならそれに加えてタトゥー。
 グラナダは連載陣のバランスを考えるとバトルのタトゥーよりも残しておきたい題材ですが、人気面では下っぽい。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ 

 今週16号でグラナダ終了。というワケで至って平和な結果となりました。盛り上がりません。予想した3人とも全く堅実な予想をしてます。バクチを打て! ブリーチとか中堅ドコロ予想しろ! 特に管理人の自分! 結果発表盛り上げれないだろ!

 来週がタトゥーでこれも堅実。ライバル化しそうだった空哉が終わってたし。


3月18日(火)☆

今週の餓狼伝感想

 デカいの、勝利。ムエタイもイイ線行ってましたが『持ち上げて落とす』という板垣手法にのっとっての敗北。いやー、この大会面白くなってきたわ。

 最近は板垣手法に慣れた読者に対してそれを裏切ろうとするあまり、基本的なパワーバランスがおかしくなってきてた板垣漫画(特にバキのほう)ですが、意外性ばかり追求せずにある程度形が決まっててもイイかな、と思わせる内容でした。

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「バジリスク」第4回感想

 風待将監VS伊賀3人。1対3というと数の少ない方がどうにかその場を切り抜けるパターンのカタルシスがあるんですが、風待は一人も伊賀を潰すコトなく死亡。ていうか3人パーティーが中ボスを倒したぐらいのノリ。

 そして死に際の風待から巻き物を受け取ったのが我らが地虫先生です。記憶が曖昧なんですが、前回までこんなにサル顔だったろうか。そして逃走の途中で蘇った薬師寺天膳に打たれ死亡。地虫先生の『口から刀剣飛ばし』は、牙突同様に一期一会ならではの意表を衝く技です。蘇る忍法の薬師寺天膳には既に知られていたので2度は通用しなかったという皮肉が効いてます。ふと思ったけど牙突はけっこう色んな人に見せてたな。

【第4回終了時:残り16人】
◆甲賀十人衆:甲賀弾上 甲賀弦之介 地虫十兵衛 風待将監 霞刑部 鵜殿丈助 如月左衛門 室賀豹馬 陽炎 お胡亥(残り7人)
◆伊賀十人衆:お幻 朧 夜叉丸 小豆蝋斎 薬師寺天膳 雨夜陣五郎 筑摩小四郎 蓑念鬼 蛍火 朱絹(残り9人)


3月17日(月)☆

 WJ16号感想。

アイシールド21

 三宅の媚びをヒル魔は流しながらも聞いてたのか? まるっきり寝てたのか? 入部テスト、超ヤなヤツの三宅が通るかどうかが見どころに思えます。いや扉絵から察するに通るんだろうけど。実力主義、何か一つ取り柄があればいい。

ナルト

 どっちにかける。ツナデが賭けに弱いコト、大蛇丸とナルトとの約束どっちを選ぶかかが暗喩的に演出されててイイ。清涼院流水の『絶対推理を外す』某探偵を思い出した。二択で便利。

ワンピース

 威嚇にラッパってのがメッチャ笑えた。それは目立つわ。

 んで、介抱頑張りますの次のコマの「......」は誰のフキダシなんだ? 呆れてる表現に思えるけど誰かいるの?

いちご100%

 「ありがとうわざわざ走って届けてくれて......」という東城の台詞が何か可愛いんですけど。ちょっと微妙に変な言い回しに思えてそれで天然めいてて。普通の台詞なのか? 僕の感性が変になってきてるのか?

 外村がカッコいいっす。久々その名の通り『外』に位置してる観測者というメタな印象の台詞がありました。

ドーミエ

 漫画家指南書みたいな印象も感じましたが面白かったです。作中作からホントにドーミエが出てきたりと。漫画というジャンルではメタをメタとして扱ってる作品って割と少ないし。

ウルトラレッド

 掲載位置上がってきてる。

 カカロットチックな主人公なのにどうしても漫画自体は刃牙と色々印象が重なる。格闘漫画の宿命なのかこれは。

シャーマンキング

 小ネタ満載。そんな中ではマルコの半脱ぎが良かったかな。

ストーンオーシャン

 プッチの『ジョースターッ!!』がカッコイイ。既に闘ってる相手は『血統』そのもの。

 えーと、承太郎とアナスイは既に死んでるのですか。腐敗してるんですけど。6部のラスト、死をリセットする為に時間巻き戻しそうです。アナスイに出した徐輪の結婚オッケーよりも前の時間に。プッチの人生/痕跡/存在自体が消えそうです。徐輪の記憶にだけ残って。

グラナダ

 残念なコトに終了です。14話にて終了。話数が半端。もう終わるだろうという気持ちで読んでるので流しそうですが、よく台詞見たらここにきてまだ新設定/謎を出してます。


3月15日(土)☆

 本日の購入書籍。

半村良「闇の中の系図」(角川文庫)
半村良「闇の中の黄金」(角川文庫)
半村良「闇の中の哄笑」(角川文庫)

 ぽぽんと買ってみました。古本屋に半村良大量にあったので。

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 ちょっとしょっぱくなってきました。ジャンプとバキ以外の日はホントに更新不定期になりますのでご了承願います。


3月14日(金)☆

 埴谷雄高の「死靈」の文庫化がスタートしてますが、これはどうなんでしょうか。さほど騒がれてないけどアルジャーノンの文庫化同様に『事件』じゃないんでしょうか。アルジャーノンも別に騒がれてなかったかな(20年ほどハードカバーで売れ続けていた作品なので衝撃の文庫化だったのになあ)。

 「死靈」、欲しいです。果して読むのか読む時間があるのか読んで理解出来るのかは別に抜きにしてでも。

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板垣恵介「餓狼伝」13巻

 前半では前巻にて激闘を繰り広げた文七と堤の勝負後のエピソード。

 勝者が敗者にどんな態度をどればいいのかというのは刃牙幼年期編でも幾度か描かれてたものです。お互いの力を振り絞った闘いの果て、そこに残るのはいがみでも優劣の感情でもなく『絆』、というのが格闘家のメンタルな部分での理想なのかな。

 ところで巽が病室に入ってくる際の『華』という描き文字がなくなってます。どうして? 流石にギャグっぽ過ぎると思えたのでしょうか。

 後半は全日本空手道オープントーナメントへのプロローグ及び開催までを収録。ただでさえ影の薄い主人公/文七をしり目にこのトーナメントは長田を中心に動き始めます。

 梶原が改めてバカ過ぎる。説明役の配分の結果でしょうが、文七に耳打ちしてた頃の適度な達観力がまるでなくなってます。片方失ったからでしょうか。

 井野先生が結構クローズアップされていました。他のキャラが1コマで絵と説明がなされてるトコロで2コマ使われてます。今見ると髪型が微妙に違う感じ。

 このトーナメントが終わっても5対5マッチがすでに予約されてるんですよねえ。ネタ的には困らなそうなんですが、伏線の仕込みが早すぎて大局的な展開の読めない昂揚感ってのはちょっと薄い。その分過程過程が面白く転がる作品なので構いません。


3月13日(木)☆

 全然読書する気が起きないモードに突入して久しいです。時間があり過ぎるから。これはよくないと思うのでいい加減仕事を探します。それでどうにか『テスト前になると部屋の掃除をしたくなる』心理に自分を追い込みたい。

 本日の購入漫画。

岡崎二郎「アフター0」9巻
板垣恵介「餓狼伝」13巻

 そろそろ平積みから撤去されそうだったのでゲット。地元の本屋は本棚が少ないのでよっぽどメジャーなコミックス(WJなど)以外は一度見逃すと入手が厳しいです。

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今週のバキ感想

 謎の男ミスター登場です。

 先週の引きから、もっと直結的にバキの治療にあたる人物かと思ったのですが、梢江に話し掛けたのはただ道をきく為だけでした。

 梢江の表情、そして病院の近くという場所から引き出す結論の正確さから洞察力に富んだ人物である描写がなされています。格闘能力もまた、表舞台には出てない実力者という様子(死刑囚からしてそんな登場だったので格闘能力の方はまだどうなのかなという感じですが)。

 オーガ、アンチェインに続く3強の一角となるのか、かませ犬になるのか現段階では不明です。きっと板垣的にもまだ不安定です。でも今回の新キャラ投入は展開が楽しみになってきました。

 それにしてもバンダナ巻いてるので一瞬だけ克巳がガイアに見えます。ガイアか、山田。


3月12日(水)☆

島袋光年「世紀末リーダー伝たけし!」

 非常に時期を逸してしまった感があるのですが、この作品についても自分の見解を述べておきたいと思います。死者に鞭打つみたいな感じがしますが。

 「世紀末リーダー伝たけし!」は読み切り形式のギャグが本流で、ホロリ人情ものやバトル型ストーリーものなど様々なエピソードで固めた作品でした。ギャグ部分、これは色々なものをパクっていたのですが、僕としては面白く読めてたし何でも吸収して自己流で咀嚼して表現しようという作者のスタンスは好きでした。

 取り敢えず問題に思えたのはバトル長編サイドです。単行本の何巻かの作者の冒頭の言葉で「ああ、何も考えずにバトルシーンを描くのは楽だ。小便を垂れ流すように気持ちがイイ」という意味のコトを述べてた時があり、その辺は正直意識の低さを感じてバトルものに対する島袋光年の見解に共感は出来ませんでした。

 それでも、トニー編/モービー編あたりは上手く話を転がせていたと思います。帰納法ではなく展開法でストーリーを作っていたんでしょうが、それがイイ方に開花/着地出来ていました。この頃はバトル編自体も「たけし」という作品の中でイレギュラーなエピソードでしたし、そのイレギュラーエピソードもこうして面白く意外な方向で話を纏められていたので充分良質の域でした。

 それがいつぐらいから変化したのか、最終エピソードだったと思われる安藤編、これは非常にグダグダな展開を見せていました。パレット編でも感じたコトとして、無意味に新キャラを出してみてもそれを使い切るコトが出来ずに数週後にはザコのように退場、なんてのが目立ちました。モービー編で『展開法で描いてもどうにかなる』というのに味をしめて思い付きをボンボン出してみたけど結局ダメだったという感じです。

 ただでさえナメた扱いしていたバトルものですら、既にこうしたレベルのものしかアウトプット出来ない程にまで島袋光年は枯れていました。充分、漫画家生命は終わっていたと感じます。

 なので、そんな中での買春事件での作品の打ち切りは、事件がなくても別に打ち切られていた作品の終了がちょっと早まったというだけに過ぎません。そして、問題なのは、『万引きして逃げて電車にひき殺されたバカを擁護する』バカが現れたように、この事件で論点のすり替えが行なわれるのじゃないのかというコトです。

 買春で捕まったコトで『作者の人格と作品は別物です』という言葉の元、すでに死んでいた作品が息を吹き返すんじゃないのかという危惧です。『作者の人格と作品は別物』という言葉は全くその通りだと思いますが、『島袋は犯罪者だけど作品はまだまだ素晴らしかった』、ではなく、『島袋は犯罪者で、たけしという作品もまた充分寿命』でした。※これはあくまでも進行中だった連載部分についてです。既単行本出版停止に関しては僕も疑問です。

 当サイトの管理人繰時屋はさみは、時の流れによる記憶の劣化やすり替え判官びいきの心理で「世紀末リーダー伝たけし!」が復活するコトを心から恐れています。


3月11日(火)☆

北村薫「盤上の敵」(講談社ノベルス)

自宅に殺人犯が篭城、妻が人質に!? 警察が取り巻き、ワイドショーのカメラが中継するなか、末永純一は唯一人、犯人との取引に挑む。先手を打って城内の殺人者を詰め、妻・友貴子を無傷で救わなければ。盤上の敵との争いは緊迫のうちに進み、そして取引は震驚の終盤を迎える。

 理由も何もない、天災のように降り掛かる敵意、そうした現代的な『悪』を描いたという点で非常に評価の高い作品ですが、サイコサスペンスに触れてる自分としてはその部分にはさほどの衝撃を受けませんでした。平均的な本格読みは本格しか読んでないのでこういうのに免疫がなくて大騒ぎしたんじゃないのかな。笠井とかこの部分過大評価し過ぎだろ。

 そうした現代悪に関しては特に新しく得るものはありませんでしたが、ミステリ部分としての意外性は楽しめました。構成や序盤の状況説明からあれこれ推測させる着地を躱して、別のトコロに仕掛けが施されていました。

 北村薫らしくないとされる作品ですが、ほのぼの人情ものが北村薫らしさとされてるのかな? それゆえ理由なき『現代の悪』を扱った当作品がイレギュラーなものとされてるのかも。僕としてはこの「盤上の敵」のラストが『法を越えて裁かれる悪』なのに対して「冬のオペラ」のそれとはまるで対照的なラストの方に非常にシビアなものを感じます。

 

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