2月10日(月)☆
観る者のニーズにこのサイトがどれだけ応えられてるかと言えば、恐らくダメダメだろう。アクセス解析を見て自分の無力さを痛感した。検索ワード「コスプレ デブ」で来た方のニーズに全く応えられてない。
気を取り直して(←二重の意味で)、WJ11号感想。
●テニスの王子様
巻頭カラー。見開きの扉のど真ん中にいるリョーマが、あの、こういうコト書いていいのかちょっと不安なんですが、畸形っぽいです。足が変に細くて。僕昔足を骨折したコトあるんですが、治ってギプス取った時、メッチャ細い足出てきて恐くなったのを思い出しました。
本編は先週のリズム騒動は何だったのかと言うぐらい地味な打ち合い。ザコなのに2週も試合を描かれた神尾は運がいい。キャッチコピー募集してますが、リズム祭りになりそう。
「ちきしょうーっ!」のアングルが許斐先生らしからぬ遠近法で冒険をしててイイんじゃないでしょうか。
●アイシールド21
モン太にフツーに正体バレてるセナ。まもり姉ちゃんが天然過ぎるのでしょうか。後で自分だけ知らなかったコトに『自分だけ蚊帳の外かよ』とキレたら面白い。幻海が死んでた時の桑原ポジションで。
試合がいよいよ開始。泥門、4人以外は相変わらずその他寄せ集め。VSキャッチなどから今回の相手カメレオンズはルイのみが焦点の様子。モン太の試合紹介もあるのであんまり詰め込まない形はイイ傾向。キャッチが入ってどんな戦法のレパートリーが膨らむのか期待。
●ナルト
壁をぶっ飛ばすシーンのツナデの乳を見るとホント何故ババア設定なんだろうかと葛藤が沸き起こります。小池栄子もホントは60歳とかだったらどうしよう。
ツナデ、ガラ悪くなりましたが、眉毛の細さが迫力を出してます。ていうか今回いきなり眉細くなったんじゃないのかと思い先週号読み返しました(もとからでした)。
キレたと言えば付き人もキレましたが、怒ってる顔超可愛い。ツリ目はイイなあ。
●ワンピース
ヤマの攻撃が満点ばっかりなのはさておき、エネルが雷そのもの発言をしています。よく分かりませんが、頭刺されたり胴体ぶった斬られても再生しているので人間じゃない様子。「我は神なり」と「我は雷」をかけていたんですね。すみません今テキトーなコト書きました。「我は神なり」なんて発言あったか覚えてません。ありそうだけど。
電気がヒトヒトの実を食ったのでしょうか。どうやって食ったのかは知りませんが、イヌイヌの実を食った無機物(銃)もあったコトだし。
●こちら葛飾区亀有公園前派出所
矢でハートを射抜かれましたって...オチ弱いよ。老若男女理解出来るこち亀なのに僕オチ分からなかったよ。
●いちご100%
真中に振り返られての東城の「きゃあっ!!」って悲鳴が可愛い。これどこまで狙って描いてるんでしょうか。全然狙ってなかったらむしろ河下先生が可愛いコトになるんですけど。
今回はさつきがやけに荒れていました。目、座ってたし。今後の展開如何によってはガンダムSEEDのフレイみたいなポジションになるんじゃないかとすこぶる楽しみです。
●ブラックキャット
最後のカスリ、避けなかったら死んでるじゃん。
命のやり取りがよく分からん漫画ですが、雰囲気で死ぬわきゃねえと高を括って読むのがブラックキャットなんでしょうな。
●プリティフェイス
絵的には女キャラのスカート&パンツがズリ下ろされてその股ぐらにモザイクです。デフォルメ顔なのが惜しいトコロです。恥じらい表情にして欲しかった。つーかアレはイイのか? ウェブで股間にモザイクなイラストアップしたら18禁扱いになるんですけど。
●ストーンオーシャン
アナスイの変な敬語が猛烈にヒット。犯罪者が無理しつつも結局出来てない感じがヒット。
世の中の全てが加速という状態らしく、人間だけがそれに取り残されてるみたいです。犬はあの描写からして加速についていってると見ていいんでしょうな。
車などの機械を捨て自然に帰り、時間の単位など築かれた概念を変えれば問題は解決しそうな気もします。それが神父の望む『天国』なのかも知れません。プッチ一人が今まで通り動けるので、相対的に常時ザ・ワールド発動状態になっています。これは強過ぎでしょ。どこに勝機を見い出すのかまるで見当が付きません。
来週は3周年記念巻頭カラーだそうですが、6部になってもう3年目なのか。
●ピューと吹く!ジャガー
間池留が大活躍なのは人気投票5位だったからでしょうか。
間池留絡みの話は前回同様かなり面白かったのですが、作者が狙ったかどうか分からない部分で「あ〜〜塩しかないな...」ってのに笑った。食べ物が塩しかない状態はひどすぎる。次のギャグを活かす為にあまりにもムチャな前振りしてるのが面白過ぎ。
2月9日(日)☆
《更新履歴》...イラストに「ドルリー・レーン」「マチ」追加。
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●能條純一「月下の棋士」10巻 <錯乱>
我が筋に合い駒は打たせぬ
氷室と滝川の対局終了までを収録。勝者は、滝川。
「---私は第五代名人滝川幸次...!!」という、状況次第ではギャグに聞こえる勝ち台詞にも関わらず、ここに至る攻防の描写によって意味不明ながらも説得力を持ちます。
この巻は「月下の棋士」全体を通しても最初のクライマックスというノリで、全編が頂上対決の対局シーンで構成されていて、徹頭徹尾緊迫感に満ちた展開を見せます。熱いです。
正直、どっちが勝つのか分からないのがこの漫画。連載の都合上氷室が勝ったらそこで物語は終了、だから負けた、というのは後付けな考えに過ぎない。
運も含めて勝敗は決まる。負けられない状況、もしくは主人公であろうと負ける時は負ける。このシビアさが現実的です。どんなに努力をしていようがダイレクトに反映されるワケではない。時にコインを放り投げるかのように勝敗が決定される。「グラップラー刃牙」にも感じるリアルさがあります。あと失恋にも通じるシビアさです。自分の意志でどうにもできない絶望が押し寄せる。
負ける事で得るものは何もない。そんな信念を持つ主人公/氷室将介が、ここに敗北。
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●寺沢武一「武 TAKERU<全2巻>」(MF文庫)
「双瞳の女王編」とサブタイトルが付いていますが、他にも「武」の物語を描くのかどうか怪しいトコロです。
ストーリーはパラレル日本を舞台に、主人公のタケルがヒミコの野望を打ち砕くというもの。舞台の特殊性を除けば、コブラに組み込んでも別に違和感のない物語です。ていうかやってるコトはフツーにコブラ。なのでコブラ好きの僕には楽しいストーリーでした。女性がTバックでハイキックしてるシーンとか特に。
僕の手元にあるのはメディアファクトリー文庫版なんですが、この作品はどうせならカラーのデカいバージョンで読む方がイイと思いました。元々はフルCG作品なので、文庫ではその魅力が全くと言っていいほど薄れてます。高くてもフルCGバージョンがオススメです。女性がTバックでハイキックしてるシーンとか特に。
巻末に収録されてる寺沢武一インタビューによると、これは相当時間かけて作画された作品みたいです。はっきり言ってアニメブックみたいな印象を受け、作者が苦労してる程の効果を上げてるのかどうか多々疑問もありますが、寺沢武一自身がこういうのがやりたいんだから仕方がないです。
CGの技術は日進月歩、加速度的に向上してるので、作者がこの「武」を描いた頃のツールは現在なら誰のパソコンにも常備されてるレベルです。それでも今日日のCGよりも上手いと感じるのはデッサン等基本的な画力が高いからか?
2月8日(土)☆
《更新履歴》...イラストに「川路利良」追加。
2月7日(金)☆
《更新履歴》...イラストに「関口巽」「呉モヨ子」追加。
本日の購入書籍。
岩明均「ヘウレーカ」(白泉社)
平田裕香「Hasta Manana」(ワニブックス)
ホントは「蛮勇引力」の4巻を買うつもりだったんですが、最初に立ち寄った古本屋で裕香たんの写真集を見つけてしまい、つい。
そう言えば「A・O・N」のコミックス、1巻が発売されていますが、1巻? 2巻が出るってコトでしょうか。適度に今までの読み切りを散らして2冊にして、もう完全放出でこの漫画家の一切を終了するという感じに見えます。ホントにラストチャンスだったというコトですか。ああ、合掌。
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●夢野久作「ドグラ・マグラ」(上/角川文庫)
「ドグラ・マグラ」は、昭和10年1月、1500枚の書き下ろし作品として、松柏館書店から自費出版された。
<日本一幻魔怪奇の本格探偵小説><日本探偵小説界の最高峰><幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極>とうたった宣伝文句は、読書界の大きな話題を読んだが、常人の頭では考えられぬ、余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも変わらない。
<これを書くために生きてきた>と著者みずから語り、十余年の歳月をかけた推敲によって完成された内容は、狂人の書いた推理小説という、異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。これを読む者は、一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。
以上は裏表紙の引用なんですが、これ内容の口蓋じゃなく、作品の出で立ちを説明してます。ホントどう表現していいのか分からない作品で、この裏表紙の説明すら正確なのかどうか怪しいです。特に『狂人の書いた推理小説』って部分にそうなのか?と疑問が沸きます。
再読です。とりあえず上巻を読了。合理的な解釈は可能なんでしょうか。別に現行科学に則してなくても構わない、作品世界観内での合理的解釈は見出せるのか。
この作品は全然視点が切れないですね。どこかで何かが入れ替わってるんじゃないのかという推測で再読を開始しましたが、そんな隙が見当たらない。フロイトの著書は全てが連鎖してるので否定するなら全否定するしかないと言われますが、この「ドグラ・マグラ」も非合理を非合理として丸飲みするしかないのかという気がしてきた。
もう一つ想定してみたのが、この「ドグラ・マグラ」の主人公、京極夏彦「狂骨の夢」の某登場人物が人の顔を見分けられない病気だったのと逆パターンで、同じ人物を正木博士と若林博士の二人に捉えてるんじゃないのかという可能性(イニシャルがMとWなんてのも怪しい)。が、これも再読してる途中で無理臭い解釈だなあという感じに。
読む者が一度は精神に異常をきたすと言われる作品ですが、それが不安で読んでない人も、僕がこの通りなので安心して読んでみて下さい裕香たん裕香たん裕香たんハアハア。
下巻に持ち越します。
2月6日(木)☆
●今週のバキ感想
護身センサーが見せる数々のトンデモ映像に達人、柳がいくら強敵とは言えちょっとやり過ぎでない?と疑問を持ち始めます。確かに柳の弱体化は読者の目には明らかですが、達人にとってはてめえの片目を奪った程の相手です。随分と見下した疑問です。
武器使うから弱いんだよと武器使いまくりで先週圧倒し、柳を見下す本部の手には日本刀。柳にお前の負けだと見下し発言。読者はお前の言行不一致ぶりを見下してるんだがな。
そこに突如あらわれる勇次郎。本部が突き付けた日本刀をペッツのようにペキペキと折ってます。折れず曲らずと称される日本刀を見下した振る舞いです。勇次郎もまた柳にお前の負け宣告。
柳、見下され放題でした。
柳、死にますかね。勇次郎は作中で余裕で人を殺せる存在ですから、死刑囚を実際に死刑執行するにはうってつけのシチュエーションです。来週は残酷描写が出るんじゃないのかと予想。
2月5日(水)☆
本日の購入書籍。
荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」15巻
男子高校生(か中学生)が「テニスの王子様」を買っていた。ホントに好きなのなら構わないが、自分で決めた『好き』なんだろうか。
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●今週の餓狼伝感想
やってくれたなオイ。感想書くのキツいなオイ。
これって漫☆画太郎リスペクト?
バックドロップが決まる瞬間までを、加山視点でみっちりと描写。時間にしてほんの数瞬/刹那の出来事なので、ストーリー的な進展はほとんどなし。むしろ前回からちょっと巻き戻してスタートしてました。
加山の目に映る映像と加山の意識の流れ。読者は意識の流れに時間を合わせるのですが、これが絶体絶命の人間が感じる時間の流れの澱みを演出。思いついても実際に作画に踏み切るのは相当勇気のいる手法です。ネームが通るかどうか不安だし。
今回のアッパーズは「甲賀忍法帖」の連載が開始されたのが嬉しかったです。
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●荒木飛呂彦「ストーンオーシャン」15巻
記憶が戻ったウェザー・リポートのスタンド「ヘビー・ウェザー」の能力紹介と、その謎がプッチの語りで明かされるまでを収録。
サブリミナル効果ってのはその現象自体がウソって話も聞いたコトがありますが、ロッズも荒木流解釈なので別にネタに使う分には許容。ネタの料理方法については微妙。
この巻にはウェザーとプッチの過去エピソードがあるのですが、プッチが如何にして『運命』というものを意識し、それに取り憑かれるようになったのかが切実なまでに伝わってきます。
『ここから先に起こる事は読者であるあなたに判断していただきたい』
『結末はいったい誰の罪なのか?』
少年誌連載漫画ですが、『主人公の敵なので悪です』と単純に善悪二元論で割り切れる内容ではない。
元からジョジョは不良やギャングを主役にして『社会的に立ち場の悪い存在でも別に悪党ではない』のを表現していた部分もありますが、その辺はそれでも『主人公だからイイモノ』と漫画の枠レベルで認識されていたと思います。
んで、6部でも初期は『刑務所にぶち込まれてるけど主人公だからイイモノ、聖職者でも敵だからワルモノ』という大枠を持っていたんですが、この15巻収録の過去によって、プッチから『無条件の悪』というレッテルが剥がされた感じがします(「行動」は肯定出来ないが、「理由」は共感出来る)。
プッチが執拗なまでにこだわる『運命』、この言葉について、5部最終巻(63巻)の巻頭にこうあります。
>「運命」で決定されているとなると、努力したり喜んでも仕方ないという考えも生まれる。そこなんですよ。人間讃歌を描いていて悩む点は。答えはあるのか?
6部がまだ終了していないので大局観を以て語るコトが出来ないのですが、この疑問への荒木飛呂彦の答えが、プッチというキャラクターを通して描かれそうです。敵役ながらも何かもうプッチが6部のテーマを担っていそうです。
2月4日(火)☆
●北村薫「水に眠る」(文春文庫)
恋愛小説/水に眠る/植物採集/くらげ/かとりせんこうはなび/矢が三つ/はるか/弟/ものがたり/かすかに痛い 以上10編収録
解説が11名という異様な文庫。特に売りがないのでそうした際物な企画で目立とうとしたんだろうか。これは北村薫の初短編集なのでそれで充分目立ちそうですが。
10編、特に統一性はなさそう。と思ったらあとがきに『「人と人」の「と」に重きを置いた作品』集と書かれていました。短編は作者が焦点を当てる部分が明確に滲み出るので、そこに照準をあてるってのは北村薫らしいです。
「くらげ」がいきなりSF世界観だったのがちょっとびっくり。星新一作品のような感じです。星新一風ですが、(どの作品も)別にサプライズエンドを設けようとはしてない、あくまでも『個人と個人の繋がり』がテーマ。
本心が分かりそうで分からない「ものがたり」のラストがイイ感じ。
2月3日(月)☆
WJ10号感想。
●ナルト
オロチ丸、手がチワワのようにプルプルしてます。ツナデに会いに来たのが治療してもらう為だったというヘタレっぷり。今回のツナデは可愛かったです。ババアという設定が許せないと思える程に。
●ワンピース
「炎貝!!斬撃貝!!」「衝撃貝!!匂貝!!」と紹介してるコマでは炎貝(左手)/斬撃貝(右手)/衝撃貝(左手)/匂貝(右手)となってるのに、2ページ後では左手から屁、右手から炎出してます。片手に複数の貝を仕込んでるってコトなら分かるんですが、単なる描き間違いでしょうね。
空島では左右の概念が逆で、ドクロの目にある黄金も実は逆の方という伏線なのか?とも思ったのですが、「炎はオレの右手!!!」でちゃんと右手から炎出してるし。
ロビンは遺跡を壊さないようにしてるので苦戦、というトコロでしょうか。女性がボロボロになってるこのシーン、サドの僕なのに萌えません。
●アイシールド21
葉柱ルイの特徴、『何と言ってもその長い腕』。あとロンパリね、ロンパリ。チビとかデブとか出てるのでロンパリって言葉も大丈夫ですよね? いや大丈夫じゃないだろうけど。
最後はライスくんを撤去するコトで部員達が一応団結してるシーンでほのぼのなノリ。武器、本物なんですね。
●シャーマンキング
イイ感じで進んでいたんですが、いつものノリで主人公が止めに入ってしまいました。主人公の戦いが盛り上がらないのはたいていのバトル漫画がそうなんですが、この作品はそれに拍車をかけてます。
ラキスト、X-LAWS創設者ってコトからキリストをもじったヤバいネーミングなのかと一瞬思いましたが、X-LAWSメンバーの名前はタバコから来てるのでラッキーストライクですね。いつから伏線仕込んでたんだろう。名前出たのって別に最近が初めてじゃないですよね?
こうなると、カメル(キャメル)/ルドセブ(マイルドセブン)/セイラーム(セーラム)達ゴーレム一家もX-LAWS絡みの線が濃くなって参りました。
●Mr.FULLSWING
冒頭の回想シーンはどこまでホントに過去の連載であったコトなのか分かりません。全部か? しかもツッコミもないので作者的にシリアスなんでしょうか。
●ハンター×ハンター
いやー、ゲンスルーがエゲつないです。少年誌では出来ないエゲつなさだと思います。休載ペースのみならず、描写規制の面でも冨樫義博は保護されていそうです。
泣いてるジジイは誰ですか? こんな人出てきた覚えがないんですが。No.0イベント絡みの人でしょうか。
●いちご100%
クリスマスの時以来のレギュラー祭りなノリ。最初の黒川先生が黒川先生に見えなかった。黒川先生はもうこういう時にしか出ないんですかね。さつきみたいに単品でサービスする回とかないんですかね。
●ウルトラレッド
山田が勝ち進んできました。絵的に奇声あげたり砂とか被りそうな雰囲気のナリです。
●ストーンオーシャン
アナスイ激ヤバで終了した前号ですが、まさか今回エルメェスがこんなコトになるとは。エルメェス、以前も頭に石柱激突してぶっ飛んでたし、どうも女の扱いじゃないですね。
神父の新能力は『人の意識/五感を低速化させる』という感じなのかな。油断してたら餓死。
2月2日(日)☆
「寄生獣」の愛蔵版が刊行開始されてますね。帯だかに『わたしの人生を決めた』なんて感じのさとう珠緒の言葉がありました。珠緒。どう関係あるのかちょっと気になる。ドラマか何かやってましたっけ? それとも単なる読者としての言葉でしょうか?
この「寄生獣」は、「幽遊白書」の方向性を変えた作品(仙水編あたりから)だろうと思っているので結構好きです。冨樫義博はあの辺から化けました。
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●林完次「宙ノ名前」(光琳社出版)
これはどう説明していいものやら。図鑑でしょうか、写真集でしょうか。等と考えてたら冒頭にこう書いてありました。
>本書は、月や星をはじめとする、夜の空に関する言葉を、それを直接示すか、あるいはイメージした写真とともに紹介する歳事記風天体図鑑です。天文学上の用語については、原則として取り上げていません。
夜空に関する用語図鑑という感じかな。星座をギリシャ神話の逸話と共に紹介したり、昂/鷲の黒い穴/冬の大三角、など俗称・通り名めいたものの解説など、「夜空」というくくりで色々と収録。夜空という括りはあるものの、用語のメジャー/マイナー面での統一性や難易度がバラバラに感じます。なので、偏った知識を得るコトが出来ます。
これは僕にとって「何となく眺める」という本です。頭から通して読んでません。通して読む気にならないです。
字面眺めてるのが結構楽しいかも。雪待月/月暈/月の剣/月の盃/月の船など、例えばホームページのコンテンツ名を「月」絡みで統一したりする時なんかに使えそうです。コンテンツの内容が全然分からない、閲覧者に厳しいサイトになりますが。
つーか定価3000円以上もしたのか。ちょっと高いですね。出版社、確か潰れました。今では角川で出てるんだったかな?
ちなみに、夜空に関するロマンチックな逸話を幾ら知ってもモテませんので。
2月1日(土)☆
《更新履歴》...トップ絵変更。
随分トップ変更早かったですが、前回のはヤバかったので。今回のトップ、ホントは「お兄様お兄様お兄様お兄様」と書いてある壁紙をビッシリ敷き詰めようと考えてたのですが、多分それやると本物と思われるのでやめておきました。
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●能條純一「月下の棋士」9巻 <9四歩>
おかめ来たりて駒が舞う
過去、御神三吉に付いていた弟子/丸亀が登場。今では裏将棋を扱う将棋倶楽部を経営。滝川との対戦を望む氷室の為にあれこれ駆け回ります。段取りをつけた時、自分が滝川と勝負をしたい願望に取り付かれ一瞬裏切りそうになりましたが、結局小物でした。あの迷いは何だったのかというぐらい簡単に2回転(つまり裏の裏で元通り氷室サイドに)。
そしておかめの面をつけた男が登場し、丸亀は瞬時にその実力を肌で感じ取り滝川と断じます。将棋倶楽部を舞台に氷室とおかめの勝負開始。封じ手どころかその更に先まで書いてあったのを驚く女性記者。立会人の刈田升三、その記者の心を透視したかのごとく答えます。
「棋士はな、瞬時に200手、300手先の駒を読む!! だが指すのは1手だけじゃ」
このおかめは実は滝川の棋譜を暗記して遣わされたニセモノ。ニセモノを滝川と思った丸亀の立ち場はどうなるのか。途中で氷室が想像外の手を指しニセモノ、テンパってしまいます。
ようやく現れた本物の滝川は、盤を見ていきなり泣き出します。かなり...おかしい人です。一応理解可能な心理描写ですが、あまりにも電波部分が前面に押し出されてるので、将棋指しがこの漫画読んだら怒るんじゃないのか不安になります。
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