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1月20日(月)☆

《更新履歴》...トップ絵変更。

 大丈夫かなこのトップ。思いついたのでやってみたけど、いざこうして出来上がったのを見ると、デリられるんじゃないかと不安になってきた。もっと下のほうまであるバージョンは近々イラストに追加します。

 明日はこのトップレイアウトの中、ドストエフスキーの「罪と罰」のレビューをする予定です。

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 WJ8号感想。

テニスの王子様

 リョーマに向かって『あの人をくったようなテニススタイル』と言っていますが、その3ページ前の『ハイッ!!』、これのほうが人をくってます。ポーズ的に。

ワンピース

 扉のワポルの雑食バンザイ、ミス・ユニバース腰がメチャ細いんですけど、羽が前に来ててそう見えるだけなのかな?

 神兵長ヤマ、違う意味で恐いです。足が細いというのは尾田キャラ特有の要素ですが、超巨漢のこいつもまた例外でなく、折れそうで恐い。空島だから軽いんでしょうか。

アイシールド21

 正式名称が雷門・太郎と判明。ライモンってのはニックネームじゃなかったのね。ていうか尻丸出しで下校時の人の多い学校に行ける根性が凄い。そのシチュエーションをいちご100%の女性陣で見てみたい。

 結果オーライとは言え、ヒル魔がえげつなすぎて心にわだかまりが残りました。

遊戯王

 増殖クリボーネタをまた使ってるファラオ。随分使えるネタみたいです。不変。

 戦闘直前の、石板に浮かんだクリボーに「何だ! あの魔物は...!!」と語ってる部分から神官達はクリボーを初めてみた様子。増殖能力は知らないってコトになるので、その後の『く...私を愚弄する気か...』とのセトの台詞は絵的に愚弄されたと思ったんでしょうか。見た目で判断するないやしちゃうなアレは。

グラナダ

 惜しい感じですね。後付け感たっぷりです。最初からこの東京ピラミッドで時間逆行ネタを考えていれば、もっとイイ見せ方出来てたんじゃないでしょうか。そのネタが気に入ったのかまた使っていそうなヒキです。

いちご100%

 「あの小宮山が唯に興味を示さない!?」と真中が意外に思っています。僕もガキには興味ねーもーんなんですが、小宮山と同じだけで不安になります。

 ラストで「その泣き顔 写真に一枚」とか言ってる外村に鬼を見た。

ストーンオーシャン

 「最初にキノコを食べたものを尊敬する」という、分かりにくい比喩から入ってくるのがジョジョの味。この神父の発言はジョジョワールドの論理が言ったモン勝ちの詭弁でしかないだろうという事実を言い表わしてる感じですが、ヒロヒコ的にもおかしいと思ってたのか?

 承太郎が遂に到着。フーゴのように二度と出ない可能性もあったエルメェスも登場。圧倒的なスピードで3キロも一気に移動って...恐いだろ。承太郎は相変わらずで、一言も喋っていません。

 ラストは分かりそうで分からない、何だか頭が混乱する状態。通常の絵(コマ)にやじるし入ってます。まあ、ヒキの『突っ込まれて正解!!』で笑えたのでイイです。

ハンター×ハンター

 タイムリミットの設定が緊迫感を高めてストーリー的に面白くなってきてます。

 確かカルトは旅団と接触したコトあったんだけど(ヒソカとイルミの入れ替えの時)、その辺は知らないトコロで解決してるんだろうか。それともあれで目を付けられて入団したんだろうか。

 「どうやったかは言えない でもたしかに僕の能力で見つけた」。まだ冨樫的に能力考えてないんでしょうな。

 今回は無敵のヒソカの弱味がちらりと見えたような感じで何か切なかったです。

プリティフェイス

 事実上の巻末に来て更に読者サービスの露骨さ。ハンターとは別の意味で緊迫感がありました。短編集2の発売なんかも今がこの作家のピークだからこの際もう全部出しておけ感が漂ってきます。

ピューと吹く!ジャガー

写真集、僕なら余裕(廃人宣言)。


1月19日(日)☆

《更新履歴》...活字中毒記に「小野不由美」「グレッグ・イーガン」ファイル追加、「ジョン・ディクスン・カー」ファイルに「囁く影」「貴婦人として死す」「死時計」追加。


1月18日(土)☆

《更新履歴》...活字中毒記に「幻の探偵雑誌」ファイル追加、「都筑道夫」ファイルに「吸血鬼飼育法」「危険冒険大犯罪」「妖精悪女解剖図」「西洋骨牌探偵術」「猫の舌に釘をうて」追加。

 今回1月中旬は普段よりもファイルが長くなりそうだったので、結構意識して新規ファイルを活字中毒記や漫画乱雑感想に直接ぶち込んでいたんですが、充分トップ重いですね。

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夢枕獏「月に呼ばれて海より如来たる」(廣済堂)

※何となくネタバレしています。

 夢枕作品で繰り返し使われているモチーフ「螺旋」を扱った1作です。以前読んだのですが、再読。

 この作品は雪山山頂にて主人公が巨大な化石を目撃するシーンが全てです。もともと夢枕作品はリーダビリティ優先型の小説が多く、正直なトコロ密度の薄い内容に感じるんですが、この作品もそんな感じで、先に述べた1シーンのみが唯一強烈に残っています。1つどこか印象に残ればそれでイイと思うので、この作品はこの1シーンで素敵です。映像的で、神々しさを感じる1シーンです。

 あと、主人公がこの化石を見て以来、一瞬先の未来が見えるようになるんですが、これちょっとガイアっぽい。別に珍しくない設定ながらも、夢枕氏と板垣氏の間なので何か関連性を感じます。

 作品全体に冷たい空気が漂っているような1作。夢枕作品でかなり好きです。


1月17日(金)☆

 文学とグラビアアイドルを横並びで語ってる現状にときおり疑問が沸く当サイトですが、書籍という括りでやってるのでイイや。

 今日レビューしてる「週刊プレイボーイ2003年3・4合併号」では、他に江川有未が良かったです。が、本人がいいのか、たまたま今回のショットがツボに入っただけなのか、まだ分かりません。

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MEGUMI「週刊プレイボーイ2003年3・4合併号」

 黄色い表紙に3人娘がビキニで載ってた号です。んでこの表紙のセンターがMEGUMI。この黄金ビキニがゴージャス極めています。真正面を向いていて乳の胸部と脂肪の段がハッキリしていて写真に乗算処理してんじゃないのかという気もしますが、形がイイです。

 ポスターは手錠を下ビキニに引っ掛けてるのがエロティック。超特大というワケではないんですが、このサイズのポスターでも既に毛穴が確認出来てえらく生々しいです。

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R.C.T.「週刊プレイボーイ2003年3・4合併号」

 MEGUMIセンターの表紙3人娘で左が根本はるみ、右が小林恵美。小林恵美は「キューティーハニー R.C.T. with MEGUMI」ではちょっとアナクロな感じだったのですが、こうして普通の格好してるの見ると印象違いますね。普通の格好って黄金ビキニなんですが。

 この号はイエローキャブ特集を組んでいて、「R.C.T.」「YELLOW GIRLS BOMBER」「YELLOW GIRLS ACE」として11人が登場。ワケ分かりません。「R.C.T.」からして根本はるみしかまだ見分け付かない自分ですから。

 バナナに囲まれたビキニ娘というバカ過ぎなシチュエーションがイカしてます。11人集合してるショット、当然根本はるみがセンターに位置してるんですが、まるでボスキャラに見えます。他より黒くて目立ってるし。

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小池栄子「週刊プレイボーイ2003年3・4合併号」

 「2000〜2003表紙&巻頭グラフィティ」として、本人のコメントを交え、小池栄子史が軽く纏められています。

 世の中的にはナイナイの企画プロレスで知名度を高めた小池栄子ですが、僕その番組観なかったんですよねえ。僕が小池栄子にハマったのは週刊プレイボーイの2001年21号の表紙のインパクトから。なので懐かしいです。こんな乳がいたのかとビビったものでした。表紙でそれより凄いのは2001年8号です。ビキニからはみ出して脇に脂肪が流れています。

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平田裕香「週刊プレイボーイ2003年3・4合併号」

 この号のどこに平田裕香があったかと言えば、テレカプレゼントのサンプルです。4×6cmほどのサンプル。この号でこれが一番そそりました。肌真っ白でピュア指数の高い平田裕香です。腹とか肩が見えるだけで価値があります。同じ格好しても他のアイドルならきっとそそらない、それがピュアの魔力。

 サラシを巻いてるかのような上半身がまずイイ。胸の変型のさせ方が素敵です。そして白い腹から下にかけてがエロい。下のビキニが滅茶苦茶盛り上がってるのもナチュラルな感じで想像力を掻き立てます。


1月16日(木)☆☆

《更新履歴》...日々雑記に「2002年ベスト」追加。

 掲示板、アクセスしてもエラーページが表示されるので新しいのを設置。以前もそんな状況あって放っておいたら復活してたので今回もそうしようと思ってたんですが、随分とダウン期間が長くひょっとしたらデリられたんじゃないのかという気にも。そこで諦めて新掲示板を作成。そしたらその直後に復旧していたという小学低学年向けのギャグみたいな状況に。

 今まで使っていたBBSをそのまま続行しますので、新BBSはなかったコトにして下さい。

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今週のバキ感想

 本部VS柳が始まりましたが、本部、日本刀で斬り掛かると思わせ投げ付けたり、分銅の付いた鎖で足引っ掛けたり、その武器で柳の顔の肉や歯をはじき飛ばしたりと大活躍。本部にこんなにスクリーントーンが使われたコトは始めてに思えます。夜の公園での本部の闘いは、勇次郎戦の時もそうでしたが、仕掛ける時の表情が凄い。

 達人が障害物競争に苦戦している内に勝負が決まっちゃいそう。加藤や末堂ももうちょっと2部の出演待てば死刑囚に圧倒出来たような気がします。

 一方のガイアVSシコルくん、ガイアの「10秒に1回だけ攻撃」宣言が飛び出しました。待つコトの恐怖を語ろうとしてるんでしょうか。クライベイビーサクラで使ったネタを再利用してます。再利用商法です。そういや今年のバキ増刊って去年の勇次郎特集号の再発売だったなあ。

 ところで砂をぶつけて砂をかぶった環境利用闘法、砂だけで終わりなのでしょうか?

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 本日の購入漫画は以下。古本屋にてゲット。

岩泉舞「七つの海 岩泉舞短編集1」
山上正月「ルパン三世(原作・監修/モンキー・パンチ)」1〜3巻

 ルパンは文庫のほうです。


1月15日(水)☆☆

《更新履歴》...漫画乱雑感想に「手塚治虫」「漫☆画太郎」ファイル追加。掲示板新調。

那由多遥「15ROOMS」(ぶんか社)

 タイトル通り、那由多遥の15のコスプレ姿が収録されてます。帯に記載されているその内訳は以下。

浴衣/プリマドンナ/泡/ボンデージ/エプロン/女医/スチュワーデス/巫女/生クリーム/若奥様/オーバーオール/サスペンダー/女王様/サランラップ/リボン

 この時点ですっげー突っ込みたいんですけど。どう見積もっても4つ程『それコスプレ?』と言いたくなるものがあります。コスプレというよりもシチュエーションもの、という括りの方がしっくりきます。

 あと、数えてみて15種類あるのか?と思ったのですが、巫女と浴衣が並んでるので最初別物だとは気付きませんでした。そして、ボンデージと女王様で2カウントされてるのはかなり分かりづからったです。

 というワケで、一人イメクラ状態の当写真集、自分的ベスト5はこれ。

1位:生クリーム
2位:リボン
3位:若奥様
4位:女医
5位:泡

 1位の生クリーム、トップレスでポイントにクリームを塗って隠してるというシチュエーションで、ポイント以外の乳のフォルムは完全公開。那由多遥の半球体が如何に美しいかが見て取れます。生クリームは嘗めるもの、その生クリームがポイントを隠しているという脳髄への攻撃力の高い絶妙なフォト。

 2位は赤いリボンで全身をグルグル巻いてるショット。Sの自分としては、この格好でファーストフードとかに行かせたい気にさせます。写真の点数が少ないのが残念ですが、それほど応用の利くアイテムでもないからその辺は仕方ないです。

 3位の若奥様はサランラップとの合わせ技が素敵です。ていうかこれを「若奥様」のコスプレと設定してるトコロが凄い。割れてるお腹の脂肪が可愛いです(そのショットの左乳がかなり怪しい)。

 4位の女医、これは今の那由多遥の中では極めて露出の低いものですが、逆に新鮮。谷間なんか逆に新鮮。眼鏡なんかの小道具も含めて、ピュア時代を思わせる正統派コスプレです。でも注射器を持ってる辺りがもうピュアじゃねえ。しかもただの注射器ではありません。針のない注射器です。堕天使です。

 5位は最大露出の泡。泡ですよ、泡。実際は所々に何か貼ってるんでしょうが、パッと見は単なる全裸。

 というトコロです。ただ、1冊の写真集としてトータルな感想は、やや不満です。僕の好みでないデコ出しが多く、期待度の高かったボンデージ(女王様)もまたケバい路線だったという、全く個人的で身勝手な理由で。あと、先に発売されていたムックが強烈に自分好み過ぎたコトもあるかな。


1月14日(火)☆

《更新履歴》...活字中毒記に「貴志祐介」「法月綸太郎」「プロンジーニ&マルツバーグ」ファイル追加。


1月13日(月)☆

《更新履歴》...活字中毒記に「竹本健治」「貫井徳郎」ファイル追加。


1月12日(日)☆

《更新履歴》...活字中毒記に「近藤史恵」「リチャード・ニーリィ」ファイル追加。

小畑健「はじめ(原作:乙一)」

 乙一の不可思議小説を小畑健が漫画化、WJ2003年5号〜6・7合併号で前後編にて掲載。小畑健って誰だか知らないって方に念のために説明しますが、かつてジャンプで「力人伝説」という漫画を連載していた人と言えばピンと来ると思います(関連リンク)。

 小説の漫画化(もしくは別メディア化)というものは非常に難しいと感じます。原作に対するイメージを再現するのは不可能。何故なら、読み手のイメージは多種多様千差万別だからです。それでも漫画化はされてて、そのスタイルは大きく二つあります。

1:原作に思いっきりアレンジを加えて自分の漫画にする。

 これもまた、どんなアレンジを加えても評価は分かれると思います。すぐ思いつくトコロで石川賢がいます。無茶苦茶な内容に変える人で、原作の味は基本的に殺します。評価が分かれる人でしょうが、僕は好きです。

2:原作をただなぞる。

 元々原作が面白ければ粗筋状態の作画でも楽しめますし、漫画は絵です。もしつまらない漫画をつかまされても絵が上手ければ絵を見て楽しむコトがまだ残されています(別に原作なしの漫画でもそうですな)。そして、原作の持ち味を十全に描くコトは不可能なので、絵の上手い人に漫画化させるのが原作付きのベストの選択に思えます。ドラマを役者目当てで観てる人の心理に近い発言かも知れませんが。

 んで、今回の「はじめ」は2です。小説では小汚い描写のはじめでしたが、可愛い制服姿を拝むコトが出来ました。小畑健は作画能力が異様に高いので、何を漫画化しても絵で許せる感じです。なんて書き方だとストーリー的に面白くないように取れそうですが、内容は原作を読んで知っていたので殆ど同じ話をトレースするという意味では新鮮さがなかったぐらいで、元々原作も良作なので初めて接した人でもそれなりに楽しめそうです。

 というワケで、「はじめ」以外の乙一作品も漫画で読んでみたいと思いました。小畑先生はヒカルの碁の連載で忙しいと思うので、島袋光年先生にお願いします。


1月11日(土)☆

《更新履歴》...トップ絵を変更、イラストに「ラスコーリニコフ」追加。

井上夢人「メドゥサ、鏡をごらん」(講談社ノベルス)

<メドゥサを見た>と書き残し、 自らを石像に封じこめた作家の死。そして頻発する怪異と怪死! 死を呼ぶ禁句、それが<メドゥサ>......!?

 井上夢人(岡嶋二人時代でも文章担当)はスイスイ読ませる文章を書く作家の一人です。ノベルス340ページほどで割と長いのですが、読むのが億劫になるコトはありません。同じページの海外作品翻訳だったら3倍は読むのに時間かかりますな。

 読みやすさを優先して漢字も極力開く、内容のリフレインも多用するという感じで、その辺は決して井上夢人の作家としてのデメリットと思いません。ちょっと安っぽい感じも受けるんですが、広い読者層を射程に書かれた文章です。書籍が汎出してる時代、読み捨て型(言葉は悪いが)のエンターテインメントは別に悪徳ではないでしょう。

 ただ、この作品は狙いがよく分かりませんでした。夢野久作「ドグラ・マグラ」の現代版という雰囲気も感じたし、麻耶雄嵩「夏と冬の奏鳴曲」を髣髴させる部分もありました。ひょっとしたらそれらの作品同様、読後あれこれ合理的な解決を読者に考えさせる、というのが狙いなのかも知れません。が、それを考えようという気にならないのが、読み捨て型の弊害です。

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萩尾望都「トーマの心臓」(小学館文庫)

ユリスモールへ さいごに
これがぼくの愛 これがぼくの心臓の音
きみにはわかっているはず

 ユーリ、オスカー、エーリクの3人を中心に進行する、再生と成長の物語。タイトルにも入ってるトーマという少年は作品冒頭でいきなり死にます。トーマはユーリが好きだった。ユーリはトーマを憎んでいた。そして転入してくるエーリクというトーマそっくりの少年。

 どのキャラクターも主人公クラスの存在感を持つんですが、ユーリを主役に読みました。表紙ではエーリクが大きく描かれてるのでこっちの方が主人公なのかも知れませんが。誰を主役に捉えるかで、読み手の意識(とりわけコンプレックス)が伺えるかも。

 少年同士で好きとか嫌いとか出てくるので、それだけで腐女子御用達作品に思われるかも知れませんが、少年は精神面で未成熟なので成長を描きやすいという意味からの選出に思えます。性も「分化する以前/まだ無性」という感じで描かれてるので、攻とか受とか考えるな。

 萩尾望都と言えば森博嗣、と僕はどうしても連想が働きます。この作品ではユーリの成長が、S&Mシリーズを通して描かれる犀川の成長と重なりました。「一般化する」コトを成長と捉える作品の中でも、漫画でそれを最初からテーマに据えてここまで重厚に描いたのは希有に思えます。


1月10日(金)☆

《更新履歴》...リンクに「Public Studio」追加、「Walk Slowly」閉鎖につき切断。ぴろつさん半年間お疲れさまでした。

 本日の購入書籍。

山崎さやか「NANASE(原作/筒井康隆)」3巻
北村薫「盤上の敵」(講談社ノベルス)
北森鴻「狐罠」(講談社文庫)
北森鴻「闇色のソプラノ」(文春文庫)

 帰省先からこちらに戻って来て早速古本屋へ行く自分。北森鴻は評判がイイのであたってみる。

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鳥山明「Dr.スランプ」

 単行本で全18巻をまとめて再読しました。アニメだと「Dr.スランプアラレちゃん」ってのが正式タイトルだったのかなあ。アラレちゃんが主役になったけどこの作品、当初は則巻千兵衛を主人公にしようとしてたとのコト。

 たぶん「うる星やつら」なんかもそんな感じでラムちゃんが事実上の主役になってたのかも知れない。当初の予定では諸星あたるが色々なファンタジー現象に巻き込まれる連作という感じで。2話でラムちゃん出てなかったし。ラムちゃんは当時衝撃的なデザインでしたよ。えーと、何の話してたっけ?

 スランプを今回再読して驚いたのは、連載期間が僅か5年だったというコト。もっと長くやってた気がする。子供の頃は時間を長く感じるってのを差し引いても、5年しかやってなかったのかという印象。そう言えば昔のアイドルなんかも賞味期限短かったなあ。ウインクって1年半ぐらいしか活動してなかったし。

 それから千兵衛博士が28歳ってのには衝撃を覚えました。逆刃刀持ってる人もそれぐらいの年齢だったような。

 アラレちゃんの変貌にも驚きました。連載が進むにつれて頭身が縮んだのは有名ですが、キャラも相当変化してます。最初の頃ってメガネが文学少女風味すら醸し出しています。「見えました? おへそ?」なんて丁寧な言葉使いしてるし。文学少女だけど怪力、その自覚無しという感じでスタートしたのに、後半はガキ全開です。

 あと昔は気付かなかったのですが、スッパマンは最低の人間ですな。ヤバ過ぎです。ギャグ漫画だからギリギリ救われてますが、この人最低です。

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MEGUMI「WC4+5合併号/グラビア」

 表紙&グラビア6P、そしてトレーディングカード付き。トレーディングカードは全6種類の内2枚が封入。何か微妙に秋田書店のセコさを感じます。

 MEGUMIはかなり凄いポーズやシチュエーションをこなしてるので、今回のグラビアはイマイチでした。標準的な水着姿です。思いっきり照明で線飛ばして全裸にガウンのみっぽいショットがあってそれが一番気に入ったのですが、非常に小さい。3×4cmぐらいでした。

 トレカは010と012でした。010の横乳が素敵。このお脂肪様に打震かましてやりたいです。パッチーンと。


1月9日(木)☆

 3週間ぶりの更新ですな。ではWJ6・7合併号感想(先週号は休みました)。

ワンピース

 バズーカって言葉を双方重ねるのは上手いと思いましたが、全体的にやけに仕掛けのないバトルになってます。ウソップとチョッパーがミスター4ペアと闘った頃の仕掛けが楽しかった。

 次のルフィの仲間は音楽家だろうと思うんですが、それらしい人物、空島編で出てきてませんね。音楽家ってのはギャグだったんだろうか。空島編で仲間になりそうなのったらエネルぐらいです。いまテキトーなコト書いた!

シャーマンキング

 主人公のいい加減ぶりにイラつきます。「心」がどうだの。本心としては闘いたい、シャーマンファイトに参加したいってコトなんでしょうが。約束を破る自分は許せるのか。ゾロの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいです、作者に。

アイシールド21

 新キャラ雷門太郎の紹介が続いています。スペースが微妙に開いてたので、姓が雷、名が門太郎で、ライモンってのはあだ名のたぐいでしょうか。あだ名じゃなくて姓がライモンだったら3軍に加えて名もロクに覚えて貰ってなかったコトになって悲惨です。

 ライモンのキャラ作り/個性付けに、指紋があるみたいです。斬新です。ガキ時代に至っては指紋Tシャツ着てますし。キャッチで手のアップが多くなるだろうからその時の為ですかね。

ブリーチ

 髪がベトついていそうな男性の活躍に期待です。この男性は確か腕が変型するんですよね? 変型腕、絵的に一番浮いてるので楽しみです。先鋒くさいです。不二みたいな死神と闘いそうです。

ストーンオーシャン

 先週号で徐倫、手や足などパーツしか出てなかったのでヤバい予感がしていたのですが、無事な姿を見れて安心しました。あの状態を無事と呼んでいいものか疑問もありますが、バラバラになってる気がしてたので。

 メビウスの輪で裏返りを無効化ってのは感動です。最後の『見切られたッ!!』ってヒキ文字は「神父、お前の裏返らせる攻撃は見切ったぜ」というコトなのか「徐倫、どうやって裏返り攻撃をクリアしたか見切ったぜ」というコトなのか分かりません。どうでもイイか。

タトゥーハーツ

 出だしは意外と良いと思ったこの漫画ですが、既にお約束的な展開を見せてきてイマイチです。連載生き延びるかどうか難しいトコロですね。連載持ったらこういう感じの描きたいだろうし、でもこういうのは今までいくらでも出てる漫画だし。

いちご100%

 唯は恋愛バトルに参戦しないのか? 東城のサポーターみたいなポジションになってるんですけど。

 さつきのサービスがあったので満足です。パンツ一丁トップレスでバイト先の店内を走り回るシチュエーションに萌えます。

ハンター×ハンター

 ジンの髪が黒くない時期があったのが意外です。とは言っても単にベタ塗るのが面倒になった可能性も捨て切れないのが冨樫漫画です。ツラガマエが浦飯幽助してました。

 レイザーとジンの過去のやり取りは、ゴンとハサミ使いキャラのやり取り(単行本描き下ろし)を髣髴させました。ゴン、念能力のみならず人間の度量としても父親に近づいてるってコトでしょうか。

 んで、間発入れず爆弾魔のコンタクト。強敵と闘った直後で手負いの相手に接触するってのは幽遊白書の魔界3巨頭の思想を思わせイカしてます。このままG.I.編も一気に巻きですか。修行期間で中弛みを感じましたが、クライマックスを持続させ纏めあげてくれそうで期待です。

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今週のバキ感想

 シコルスとガイアの闘いは進展ナシ。プレデター化したガイア、観客にも見えてないのですが、実は見えてないのはシコルスだけってコトに何の説明もなく修正されそうで恐いです。

 一方柳の元に向かう達人は、完成した護身が見せるコマ稼ぎに驚いてます。柳ふぜいにこんな障害物を幻視するワケもなさそうなので、オーガ級の人物の乱入が期待出来ます。

 そして柳の前に本部登場。柳が飛ばしたタバコを刀で止めます。かなり高度な技を見せましたが、「実戦で...それをやるか....!!」と誰も言ってくれないのが寂しいトコロです。

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 本日の購入書籍。写真集2冊。

平田裕香写真集「rebirth」
那由多遥写真集「15ROOMS」

 年末年始の更新停止期間中の読了本は以下(再読含む)。

赤江瀑「巨門星」「アニマルの謝肉祭」、夢枕獏「月に呼ばれて海より如来たる」、連城三紀彦「密やかな喪服」「宵待草夜情」「もうひとつの恋文」「暗色コメディ」、貴志祐介「天使の囀り」、竹本健治「腐蝕」「閉じ箱」、泡坂妻夫「亜愛一郎の狼狽」「亜愛一郎の転倒」「亜愛一郎の逃亡」、法月綸太郎「誰彼」、山田風太郎「笊ノ目万兵衛門外へ」、鮎川哲也「沈黙の函」、太宰治「人間失格・桜桃」、夢野久作「ドグラ・マグラ(上)」、都筑道夫「西洋骨牌探偵術」「猫の舌に釘をうて」、服部まゆみ「黒猫遁走曲」、山田正紀「地球軍独立戦闘隊」、コリン・デクスター「ウッドストック行最終バス」「キドリントンから消えた娘」、ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」、ドストエフスキー「罪と罰」。

 ドグラ・マグラ(再読です)が下巻の途中までという半端なトコロで止まってますな。これらも少しずつ感想アップしていきます。

 

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